3.3.1 SSH公開鍵を設定する

Linuxの仮想サーバでは、SSHによるリモートログインを利用できます。sshクライアントをご準備いただき、ログインする仮想サーバを指定してアクセスしてください。

SSHリモートログインを利用するには、SSH公開鍵認証で利用するためのキーペア(公開鍵と秘密鍵)が必要です。キーペアは、WindowsでPuTTY Key Generatorを使用して作成します。インターネット上の公開サイトからPuTTY Key Generator(puttygen.exe)をダウンロードし、Windows上の任意のフォルダーに保存してください。

補 足

以下に、SSH公開鍵の設定方法を説明します。「システムストレージの一覧」画面とシステムストレージの詳細画面のどちらでもSSH公開鍵を設定できます。

注 意
  • SSH公開鍵の設定には、/root/.ssh/authorized_keys 及び /root/.ssh が存在し、アクセスできる必要があります。また、仮想サーバのファイルシステムを変更すると、SSH公開鍵の設定が失敗する場合があります。
    • SSH公開鍵の設定が失敗した場合、仮想サーバの詳細画面の「ブートデバイス」欄、及びシステムストレージの詳細画面の「システムストレージ概要」欄に「SSH公開鍵設定に失敗しました。(実行日時:####年##月##日 ##時##分)」というエラーが表示されます。また、エラーが発生している状態でSSH公開鍵の設定を再実行すると、エラーが表示されます。
    • SSH公開鍵の設定が失敗した場合は、以下のどちらかの操作を実行し、必要なファイルとディレクトリをシステムストレージに保存してください。
  • ブートデバイスとして使用している場合、コンソール画面を開き、必要なファイルとディレクトリをシステムストレージに保存します。コンソールの開き方について詳しくは、「2.6.1 Linuxのコンソール画面を開く」をご覧ください。
  • システムストレージをデータデバイスとして仮想サーバに接続し、必要なファイルとディレクトリを保存します。データデバイスの取り付け方について詳しくは、「2.4.3 データデバイスを取り付ける」をご覧ください。
  • 対象システムストレージのストレージ収容設備状態が「設備移行中」であった場合、SSH公開鍵設定を行うことはできません。なお、「設備移行中」であるシステムストレージ契約は、Linux の場合 4時間程度で自動的に「最新設備」に移行します。
  • システムストレージの収容設備状態について詳しくは、「B: サービス仕様」の「3.6 システムストレージの収容設備状態」をご覧ください。

「システムストレージの一覧」画面でSSH公開鍵を設定する

補 足

「システムストレージの一覧」画面の開き方について詳しくは、「3.1.1 システムストレージの一覧」をご覧ください。

1.SSH公開鍵を設定するシステムストレージの「操作」ボタンをクリックし、「SSH公開鍵設定」を選択します。
SSH公開鍵設定を選択

「SSH公開鍵設定」画面が表示されます。

2.「2.3.1 SSH公開鍵を設定する/仮想サーバにリモートログインする」の手順7.でコピーした公開鍵の文字列を「SSH公開鍵入力」にペーストし、「設定する」ボタンをクリックします。
公開鍵をペースト、設定するボタン

処理を受け付けたことを示すメッセージが「SSH公開鍵設定」画面に表示されます。

3.「閉じる」ボタンをクリックします。
閉じるボタン

「SSH公開鍵設定」画面が閉じ、「システムストレージの一覧」画面に戻ります。

「ステータス」に設定中が表示されます。SSH公開鍵の設定が完了すると、操作前のステータスに戻ります。

システムストレージの詳細画面でSSH公開鍵を設定する

補 足

システムストレージの詳細画面の開き方について詳しくは、「3.1.2 システムストレージの詳細」をご覧ください。

1.「システムストレージ概要」欄の「SSH公開鍵設定」ボタンをクリックします。
SSH公開鍵設定ボタン

「SSH公開鍵設定」画面が表示されます。

2.上記「「システムストレージの一覧」画面でSSH公開鍵を設定する」の手順2.と手順3.を実行します。

「SSH公開鍵設定」画面が閉じ、システムストレージの詳細画面に戻ります。

「システムストレージ概要」欄の「ステータス」に設定中が表示されます。SSH公開鍵の設定が完了すると、操作前のステータスに戻ります。