API利用方法

P2PUB-APIの利用方法

P2PUB-APIはREST APIとしてデザインされており、URLとHTTPリクエストヘッダ、HTTPリクエストボディでパラメータを指定して利用します。お客様が作成されたクライアントプログラムから、以下の要領で、アクセスURLに対してリクエストしてください。

使用するプロトコル

項目 規格

プロトコル

HTTP/1.1 (https)

HTTPメソッド

GET、POST、PUT、DELETEのいずれか

リクエストパラメータ形式

application/json

レスポンスフォーマット

JSON

文字コード

UTF-8

タイムアウト

180秒

エンドポイントURL

https://p2pub.api.iij.jp/

APIリクエスト時の共通パラメータ

API呼び出し時に必要なパラメータは、すべてのAPIに共通のパラメータと、API毎に定義される個別のパラメータがあります。

以下に共通パラメータを示します。

パラメータ 必須 意味
AccessKeyId

使用するAccessKey

参照: AccessKey

APIVersion

APIバージョン

参照: API一覧

Expire

Signatureの有効期間APIリクエストの発行から24時間未満の値が指定可能

書式: YYYY-MM-DDThh:mm:ssZ

SignatureMethod

Singature生成に用いるオブジェクトアルゴリズム

値: HmacSHA256, HmacSHA1

SignatureVersion

Signature生成ロジックのバージョン

値: 2

Signature

リクエストの署名

参照: 認証・リクエストの署名

認証・リクエストの署名

P2PUB-APIを呼び出す際には、認証のためにAccessKeyとSignatureを利用します。

AccessKeyはサービスオンラインの画面から取得することができます。AccessKeyの取得方法はAccessKeyについてを参照してください。Signatureはリクエストパラメータから一定の手順で生成した文字列です。Singatureを生成する際に、AccessKeyと同時に発行されるSecretKeyを利用します。

PUT /r/(APIVersion)/(個別パラメータ)/(API名).json
Host: p2pub.api.iij.jp
Content-Type: application/json
Date: Mon, 20 Jan 2014 12:34:56 GMT
x-iijapi-Expire: (Expire)
x-iijapi-SignatureMethod: (SignatureMethod)
x-iijapi-SignatureVersion: (SignatureVersion)
Authorization: IIJAPI (AccessKeyId):(Signature)

(HTTPリクエストボディ: JSON形式のAPI個別のパラメータ)

具体的な生成例は、サンプルプログラムを参考にしてください。

レスポンスパラメータ

APIから返されるレスポンスには、すべてのAPIに共通のフィールドと、API毎に定義される個別のフィールドがあります。

以下に共通のフィールドを示します。

フィールド タイプ 意味
RequestId

String

APIリクエスト毎に割り当てられるユニークなID

非同期に処理されるAPI

API一覧で「非同期」と書かれているAPIは、APIのリクエストと実際の処理が非同期に実行されます。

このようなAPIでは、APIリクエストではパラメータに問題が無いことが確認されると、即座にレスポンスが返却されます。APIリクエスト直後には期待する処理が完了していない可能性があるため、注意して下さい。

処理が完了したかどうかは、それぞれの操作対象に対する情報取得系のAPIを呼び出して確認することができます。