2:アドレス

「アドレス」アクションは、指定されたローカルアドレスとリモートアドレスとのネットワークトラフィックに適用されます。多くの場合、この設定ではローカルアドレス及びローカルポートはデフォルトのままで、リモートアドレス及びリモートポート、または片方を指定します。
指定することができるアクションの詳細については、「9:共通アクションの指定」をご覧ください。

「アドレスの編集」画面の各オプションの詳細は、以下のとおりです。

オプション説明
表示オペレーティングシステムを選択します
ローカルアドレス

アクションを適用する Secure Accessクライアントの仮想アドレスを指定します

リモートアドレス

アクションを適用するリモートアドレスを指定します

ローカルポートアクションを適用するローカルポートを指定します
リモートポート

アクションを適用するリモートポートを指定します。なお本オプションは、対象のトラフィックがSecure Accessトンネル内にある場合を除き、iOS、macOS、またはAndroidのSecure Accessクライアントでは使用できません

各オプションの項目の詳細は、以下のとおりです。

項目説明
任意のアドレス任意のアドレスを指定します
ホストアドレス対象とするネットワークトラフィックのアドレスを指定します
ホスト名ホスト名を指定します。ホスト名にはワイルドカード(任意の0文字以上を示す「*」)を使用できます
ネットワークアドレスネットワークアドレス及びサブネットプレフィックスの長さを指定します
任意のポート任意のポートを指定します
1個のポート1個のポートを指定します
ポート範囲対象とするポートの範囲を指定します
【注意】

クライアントシステムでブラウザのDNS over HTTPS (DoH) が有効になっている場合、そのブラウザを使用しているクライアントでは、ホスト名に基づくポリシーが機能しません。