4:全般

アプリケーションの起動

ポリシーを使用して、ルールがアクティブになったときにSecure Accessクライアントが実行するアプリケーション実行形式ファイルの名前を指定できます。

アクション:全般説明

アプリケーションの起動

アプリケーション実行形式ファイルの名前を指定します。以下のガイドラインは、WindowsとAndroidの両方のSecure Accessクライアントに適用されます

  • 関連付けられたアクションはユーザがログオンしているセキュリティコンテキスト内で実行されます。例えば、管理者権限なしでログオンしているユーザは、管理者権限を必要とするアプリケーションを起動できません
  • 起動アクションはローミングなどの状況の変化により評価されますが、切断や再接続などの接続ステータスの変化では評価されません
  • このアクションは、デバイスが無人モードの場合には実施されません

Windowsのみのガイドライン

  • コマンドライン文字列の要素にスペースが含まれる場合は、コマンドラインを二重引用符で囲みます
  • 文(ステートメント)には環境変数(%windir%など)を含めることができます
  • 実行形式ファイルは完全修飾パスで指定します( 例:「C:\WINDOWS\system32\notepad」)
  • 単に「notepad」と指定するよりも、完全修飾パスで記述したほうが確実です

Androidのみのガイドライン

Androidデバイス上でアプリケーションを起動するだけでなく、一般的なインテントを使用して、テキストや電子メールの送信、及び更新するユーザのためにシステム設定画面を開くなどのアクションを追加できます
Diagnosticsの起動

Absolute Diagnosticsも実行しているSecure Accessユーザは、例えばアプリケーションが動作していない、またはネットワークにアクセスできないなど、発生している問題の性質を特定するクライアントレポートを実行できます。このポリシーアクションにより、管理者は指定した条件が満たされないときにはいつでも、デバイス上でDiagnosticsクライアントレポートを起動できます。また、レポートに添付するコメントを含めるオプションもあります。これは、Diagnosticsコンソールで管理者に対して表示されます。

アクション:全般
説明

Diagnosticsの
起動

Diagnosticsクライアントレポートは、ユーザが現場で遭遇するデバイスや接続の問題を解決するためのツールです。指定した条件が満たされたときにいずれかのレポートを生成するSecure Accessポリシールールを設定できます。結果はすぐに分析され、推定される根本的原因がクライアントデバイスとDiagnosticsコンソールに表示されます
(オプション)Diagnosticsクライアントレポートに含めるコメントを指定します。該当のレポートをトリガーしたポリシーが分かるように、Secure Accessポリシールールセットの名前を含めることができます
記入例: Secure Accessポリシー「クライアントがMobilityサーバから切断されている場合にDiagnosticsクライアントレポートを送信する」により起動しました。