6:ネットワークインターフェイス

ルール条件が満たされると、このグループのアクションは、条件を満たすすべてのネットワークインターフェイス上で実行されます。ほとんどの条件はインターフェイスの特性には依存しないため、アクションは、Mobilityクライアントデバイス上のすべてのインターフェイスで実行されます。
インターフェイスにもとづく以下の条件では、アクションは条件を満たすインターフェイスでのみ実行されます。

  • インターフェイス名にキーワードが含まれる場合
  • インターフェイス速度が速度のKbps未満の場合
  • DNSサフィックスにキーワードが含まれる場合
  • 接続名にキーワードが含まれる場合

この「インターフェイス」カテゴリ内のアクションは、アクティブなインターフェイスのすべてのネットワークトラフィックに適用されます。
「ネットワークインターフェイス」アクションで指定することができるアクションを以下に記載します。

ローカルネットワークのオン/オフの設定
アクション:ネットワークインターフェイス説明

ローカルネットワークのオン/オフの設定

  • Mobilityは明示的にローカルネットワークを有効化または無効化します。ローカルネットワークが「オン」に設定されている場合、Mobilityクライアントのデータセンターアドレスと同じサブネット上のアドレス宛てのネットワークトラフィックは、Mobility VPNトンネルを使用しません。これにより、他のすべてのネットワークトラフィックをMobility経由で送信する一方で、プリンタやその他のローカルネットワークリソースを使用できます
  • 「パススルーモード」を有効にするポリシーが設定されているとき、特にドライブマッピングなどでユーザがWindowsネットワークにアクセスする必要がある場合には、ローカルネットワークも有効にする必要が生じることがあります
  • ルールセットの例「ローカルネットワークの有効化」では、このアクションを使用しています。このアクションを含むルールにiPhoneまたはiPadデバイスをサブスクライブしている場合は、このアクションを含むポリシーからのサブスクライブ解除について、以下の「iPhoneまたはiPadでの[ローカルネットワークの設定]を含むポリシーからのサブスクライブ解除」をご覧ください
インターフェイス速度を速度として上書き
レポートされたインターフェイス速度を、指定された値で上書きします。インターフェイスが最大速度を誤って表示する場合や、速度がこのインターフェイスを選択するための実際の速度を表していない可能性がある場合に、このオプションを使用します
使用例:有線の速度が100Mbpsで、無線Wi-Fiが1,000Mbpsでリンクアップしている場合に有線側を優先して利用したいときは、無線Wi-Fiのインターフェイス速度を50Mbpsに上書き設定します

Mobilityでインターフェイスを非表示

このネットワークインターフェイスがMobilityで非表示であることを示します。例えば、マルチホームクライアント上で最も遅いインターフェイスに適用されると、Mobilityはそのインターフェイスが使用不可であるかのように動作します。非表示にしたインターフェイスが唯一のインターフェイスである場合は、Mobilityサーバは到達不能になります
ローミングの無効化
Mobilityクライアントは、Mobilityサーバとの接続が失われた場合、新しいアクセスポイントへのローミングを試行しません
アドレスへの静的ルートの追加
クライアントポリシーを使用して、所定のネットワークまたはネットワークインターフェイスのIPアドレスへの静的ルートを作成できます
iPhoneまたはiPadでの[ローカルネットワークの設定]を含むポリシーからのサブスクライブ解除

ポリシールールによってローカルネットワークが「オン」に設定されている場合、トラフィックはMobility VPNトンネルを使用しません。このアクションを含むルールからiPhoneまたはiPadデバイスを「サブスクライブ解除」すると、現在のセッションに関連付けられたローカルIPアドレスが変更されるか、または消失するまで、トラフィックはMobility VPNトンネルを使用しません。アドレスが変更されるのは、例えば、デバイスがアクセスポイントへの接続を失った場合、新しいアクセスポイントにローミングした場合、機内モードのオン/オフが切り替わった場合などです。