5.6 Sorryサーバを使用する方法が知りたい

対応パッケージ
ロードバランシングWeb
LAMP Web
他のプランにも追加可能

本ページの内容に関するサポートは行っておりません。

具体的な設定方法や設定内容の有効性、用語などに関するご質問にはお答えしておりません。

あらかじめご了承ください。

本項目では、IIJサービスオンラインを利用せずに、LB(ロードバランサ)管理画面のみを利用してLBを設定する場合の操作を説明します。

IIJサービスオンラインで基本的なHTTPのロードバランス構成を設定した後では、「5.13 LBで使うことができる機能一覧が欲しい[LBソフトウェア Brocade Virtual Traffic Manager 17.2]」以降で説明されているルールのみ、LB管理画面で設定することが可能です。LB管理画面を利用する方法については、「E:詳細設定」「2.3 管理画面」をご覧ください。


本項目では、障害時(サーバダウン)や、LB配下の仮想サーバから一定時間内に応答がなかった場合に、Sorryサーバに振り分ける設定方法を説明します。

注 意

この設定は、Poolの設定であり、RuleBuilderの設定ではありません。

1. LB管理画面へログインして「Services」画面を表示

1.LB管理画面に「customer」アカウントでログインします。
2.「Services」タブをクリックします。

2. Poolの作成

まず、Poolを2つ作成します。

1.「Pools」タブをクリックします。
2.各項目を下表のとおりに設定し、「Create Pool」ボタンをクリックします。
項目 設定
Pool Name web01
Nodes 192.168.10.10:80
Monitor Simple HTTP
補 足
  • 「web01」はPoolの名称です。任意の名称を設定できます。
  • 「Nodes」には、「ノード名+:+ポート番号」または「IPアドレス+:+ポート番号」を入力してください。
  • 「Monitor」は、初期状態では「Ping」が選択されています。
重 要

「Monitor」は、「スタンダード100Mbps」及び「スタンダード150Mbps」でのみ設定できます。

作成が完了すると「Your configuration has been updated.」と表示されます。

3.「Pools > web01」タブの「Pools」をクリックします。

Pool「web01」が作成されています。

4.操作2を繰り返して、Pool「web02」を作成します。
項目 設定
Pool Name web02
Nodes 192.168.10.11:80
Monitor Simple HTTP

3. Failure poolの割り当て

web01、web02のPoolを作成したら、web01のSorryサーバとして、web02を割り当てます。

1.「Pools > web02」タブの「Pools」をクリックします。

Pool「web01」と「web02」が作成されています。

2.「web01 (1 node) (not used)」をクリックします。

web01の設定画面が表示されます。

3.障害時などに振り分けられるPoolを指定します。「Basic Settings」の「Failure Pool」で「web02」を選択し、「Update」ボタンをクリックします。

今回は、障害時は「web02」に振り分ける(「web01」のSorryサーバとして「web02」を設定する)ため、ここでは「web02」を選択します。

設定が完了すると「Your configuration has been updated.」と表示されます。

4. Virtual Serverの作成

次に、Virtual Serverを作成します。

1.「Virtual Servers」タブをクリックします。

Virtual Serverの作成画面が表示されます。

2.各項目を下表のとおりに設定し、「Create Virtual Server」ボタンをクリックします。
項目 設定
Virtual Server Name web
Protocol HTTP
Port 80
Default Traffic Pool web01
補 足
  • 「web」はVirtual Serverの名称です。任意の名称を設定できます。
  • 「Default Traffic Pool」はルールにマッチしなかった場合に利用するPoolの設定です。今回は、ルールにマッチしなかった場合は「web01」に振り分けるため、ここでは「web01」を選択します。

正常に作成されると「Your configuration has been updated.」と表示されます。

5. Virtual ServerのPoolの確認

Failure poolを設定した場合は、自動的にVirtual Serverに組み込まれます。

1.「Virtual Server > web」タブの「Virtual Server: web(HTTP, port 80)」で、Pool「(Pool名)Failure」が追加されていることを確認します。

6. Listenアドレスの変更(Traffic IP Groupの選択)

Listenアドレス及びTraffic IP Groupは、冗長構成ありの場合のみ設定します。

注 意

冗長構成なしの場合、「6. Listenアドレスの変更(Traffic IP Groupの選択)」の操作は不要です。「7. Serviceの起動」へ進んでください。

初期状態では、Traffic IP Groupにマッピングされておらず、LBに付属するすべてのIPアドレスが対象になっていますので、使用するTraffic IP Groupに変更します。

1.「Listening on」で「Traffic IP Groups...」を選択し、「Traffic IP Group」で対象のTraffic IP Groupの「Select」チェックボックスにチェックを入れ、「Update」ボタンをクリックします。

ここでは、「GIO_TRAFFIC_IP」にチェックを入れています。

正常に変更されると「Your configuration has been updated.」と表示されます。

7. Serviceの起動

1.「Home」タブをクリックします。
2.Serviceが停止している場合は、起動する「Services」の「起動ボタン」をクリックします。

Serviceが起動すると、以下のように起動ボタンの色が変わり、「Running」と表示されます。

8. 動作確認

1.Webブラウザなどでhttp://aaa.example.jp/に何度かアクセスし、web01に振り分けられていることを確認します。
2.web01に登録したノードのhttpdを停止します。

少し待つと、LB管理画面の「Home」タブで以下のように表示されます。

3.Default Poolのweb01がエラーになっていることを確認します。
4.再度、http://aaa.example.jp/にアクセスし、web02に振り分けられていることを確認します。
5.web01に登録したノードのhttpdを起動します。
6.しばらく待ってから、LB管理画面の「Home」タブで元のとおり「Running」と表示されることを確認します。
7.再度、http://aaa.example.jp/にアクセスし、web01に振り分けられていることを確認します。
注 意

操作5でweb01のhttpdを起動しても「Running」と表示されない場合は、Brocade Virtual Traffic Manager側でなんらかの問題が発生して、web01へのHealthチェックが実行されていない可能性があります。

この場合は、LB管理画面で「停止ボタン」をクリックし、続けて「起動ボタン」をクリックすると、正常に起動できる場合があります。