14.4.5 ベースセット/VWのアップグレード後の作業

ベースセット/VWをアップグレードした後の作業を説明します。対象は、以下のとおりです。

手順(D)分散仮想スイッチの再作成

分散仮想スイッチを手動作成する方法を説明します。

プールによって操作が異なります。ご利用中のVMware vSphere ESXiサーバにあわせて操作してください。

分散仮想スイッチの再作成 プール1プール3
1.分散仮想スイッチを作成(復元)します。
補 足
2.分散ポートグループを任意の設定で再作成します。


分散仮想スイッチの再作成 プール2プール4
1.分散仮想スイッチを作成(復元)します。
補 足
2.分散ポートグループ、及びvMotionポートグループを任意の設定で再作成します。


手順(E)分散仮想スイッチの設定のインポート

設定のインポートにより分散仮想スイッチを再作成する方法を説明します。

1.VMware vSphere Web Clientを使用し、VMware vCenter Server Applianceに接続します。
2.「ホーム」 >「インベントリ」> 「ネットワーク」をクリックします。
3.設定のインポートを実施する対象の分散仮想スイッチを配置するデータセンターを右クリック後、「Distributed Switch」をクリックして、「Distributed Switchのインポート」をクリックします。
Distributed Switchのインポート

「スイッチ設定のインポート」画面が表示されます。

4.「参照」ボタンをクリックします。
参照ボタン

分散仮想スイッチの設定を選択する画面が表示されます。

5.手順(A)で取得した分散仮想スイッチの設定を選択して、「開く」ボタンをクリックします。

「Distributed Switchバックアップファイルの選択」に、選択した分散仮想スイッチの設定が表示されます。

6.「元のDistributed Switchとポートグループ識別子を保存します」チェックボックスをチェックし、「次へ」ボタンをクリックします。
次へボタン

「設定の確認」画面が表示されます。

7.インポートの設定を確認し、「完了」ボタンをクリックします。
完了ボタン
8.分散仮想スイッチが復元されたことを確認します。


手順(F)VMware vSphere ESXiサーバの分散仮想スイッチへの再登録

再作成した分散仮想スイッチにVMware vSphere ESXiサーバを再登録する方法を説明します。

1.分散仮想スイッチにVMware vSphere ESXiサーバを再登録します。
補 足
2.「物理ネットワークアダプタの管理」画面で、手順(B)の手順1.で作成した標準仮想スイッチに割り当てられている物理NICをホストごとに1つ選択し、「アップリンクの割り当て」をクリックします。
アップリンクの割り当て
注 意

「vmnic2のアップリンクの選択」画面が表示されます。

3.割り当てるアップリンク(任意)を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
OKボタン
4.選択した物理NICに「割り当て済み」と表示されていることを確認し、「次へ」ボタンをクリックします。
割り当て済み

「影響の分析」画面が表示されます。

5.「次へ」ボタンをクリックします。
次へボタン

「設定の確認」画面が表示されます。

6.「設定の確認」で追加するホスト数と物理NIC数を確認し、「完了」ボタンをクリックします。
完了ボタン


手順(G)仮想マシン用の仮想ネットワークを分散仮想スイッチに移行

仮想マシンを標準仮想スイッチから分散仮想スイッチに戻すため、仮想マシン用の仮想ネットワークを分散仮想スイッチに移行する方法を説明します。

注 意

移行する際に、一時的に仮想マシンとの接続が切断される可能性があります。

1.「vCenterインベントリリスト」をクリックし、「Distributed Switches」をクリックします。
2.対象の分散仮想スイッチを右クリックし、「仮想マシンを別のネットワークへ移行」をクリックします。
仮想マシンを別のネットワークへ移行

「ソースとターゲットのネットワークの選択」画面が表示されます。

3.移行する仮想マシンのネットワークに関する項目を設定し、「次へ」ボタンをクリックします。
次へボタン

移行する仮想マシンのネットワークに関する設定項目は、以下のとおりです。

項目 内容
ソースネットワーク 「特定のネットワーク」を選択後、「参照」ボタンをクリックして、移行する仮想マシンが存在する標準仮想スイッチの仮想マシン用の仮想ネットワークを選択します。
ターゲットネットワーク 「参照」ボタンをクリックし、手順(D)で再作成、または手順(E)でインポートした分散仮想スイッチの仮想マシン用の仮想ネットワークを選択します。

「移行する仮想マシンの選択」画面が表示されます。

4.移行する仮想マシンのチェックボックスをチェックし、「次へ」ボタンをクリックします。
次へボタン

「設定の確認」画面が表示されます。

5.表示される各項目を確認し、「完了」ボタンをクリックします。
完了ボタン
6.選択された仮想マシンが分散仮想スイッチに移行したことを確認します。
仮想マシン
7.アップグレード前に、vMotionネットワーク、及びFTネットワークを標準仮想スイッチに退避した場合は、vMotionネットワークのVMkernelネットワークアダプタ、及びFTネットワークのVMkernelネットワークアダプタを標準仮想スイッチから分散仮想スイッチに移行します。

手順(G)仮想マシン用の仮想ネットワークを分散仮想スイッチに移行 > vMotionネットワーク、及びFTネットワークのVMkernelネットワークアダプタを分散仮想スイッチに移行」の手順を実施します。

8.すべての仮想マシン、vMotionネットワーク、及びFTネットワークの移行完了後、対象の分散仮想スイッチを右クリックして、「ホストの追加と管理」をクリックします。
ホストの追加と管理

「タスクを選択」画面が表示されます。

補 足

プール2、及びプール4のVMware vSphere ESXiサーバをご利用の場合は、仮想マシンに加え、vMotionネットワーク、及びFTネットワークの移行が完了してから、2つ目の物理NICを移行してください。

9.「ホストネットワークの管理」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
次へボタン

「ホストの選択」画面が表示されます。

10.「接続されたホスト」をクリックします。
接続されたホスト

「メンバーホストの選択」画面が表示されます。

11.「ホスト」のチェックボックスをチェックし、「OK」ボタンをクリックします。
OKボタン

「ホストの選択」画面に戻ります。

12.チェックしたホストが表示されていることを確認し、「次へ」ボタンをクリックします。
次へボタン

「ネットワークアダプタタスクの選択」画面が表示されます。

13.「物理アダプタの管理」チェックボックスのみをチェックし、「次へ」ボタンをクリックします。
次へボタン

「物理ネットワークアダプタの管理」画面が表示されます。

14.手順(F)の手順2.~5.と同様の手順で、2つ目の物理NICを標準仮想スイッチから分散仮想スイッチに移行します。


vMotionネットワーク、及びFTネットワークのVMkernelネットワークアダプタを分散仮想スイッチに移行

プール2、及びプール4のVMware vSphere ESXiサーバで分散仮想スイッチをご利用の場合に、一時的に退避していたvMotionネットワーク、及びFTネットワークのVMkernelネットワークアダプタを、標準仮想スイッチから分散仮想スイッチに移行する方法を説明します。

注 意

本手順、及びリンク先のページにおいて、前後の手順と異なりHTML5のVMware vSphere Clientを使用しています。VMware vSphere Client (HTML5)による接続方法の詳細は、「J:仮想化プラットフォーム VMware vSphere 6.5のご利用方法 > 2.仮想化プラットフォーム VWシリーズへのリモートアクセス > 2.1 仮想ダイアルアップ機能を使用した接続 > 2.1.2 VMware vCenter Server Applianceへの接続 > VMware vSphere Client (HTML5)による接続」をご参照ください。

1.手順(D)で分散仮想スイッチを再作成した場合は、vMotionネットワーク用の分散ポートグループ、及びFTネットワーク用の分散ポートグループを作成します。
2.作成した分散仮想スイッチ(今回の例では「DSwitch」)をクリックし、「ホストの追加と管理」をクリックします。
ホストの追加と管理

「タスクを選択」画面が表示されます。

3.「ホスト ネットワークの管理」を選択して、「NEXT」ボタンをクリックします。
NEXTボタン

「ホストの選択」画面が表示されます。

4.「接続されたホスト接続されたホスト」をクリックします。
接続されたホスト

「メンバーホストの選択」画面が表示されます。

5.対象のESXiサーバにチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。
OK」ボタン

「ホストの選択」画面に戻ります。

6.「NEXT」ボタンをクリックします。
NEXTボタン

「物理アダプタの管理」画面が表示されます。

7.「NEXT」ボタンをクリックします。
NEXTボタン

「VMkernelアダプタの管理」画面が表示されます。

8.vMotion用のVMkernelネットワークアダプタ(今回の例では「vmk2」)を選択し、「ポートグループの割り当て」をクリックします。
ポートグループの割り当て

「ネットワークの選択」画面が表示されます。

9.手順1.で作成した、vMotionネットワーク用の分散ポートグループ(今回の例では「DPortGroup_vMotion」)を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
OKボタン

「VMkernelアダプタの管理」画面に戻ります。

10.FT用のVMKernelネットワークアダプタについても、手順8.~9.を実行します。
11.vMotion、及びFT用のVMkernelネットワークアダプタが「このスイッチ上」に表示されていることを確認後、「NEXT」ボタンをクリックします。
NEXTボタン

「仮想マシンネットワークの移行」画面が表示されます。

12.「NEXT」ボタンをクリックします。
NEXTボタン

「設定の確認」画面が表示されます。

13.「FINISH」ボタンをクリックします。
FINISHボタン
14.対象のVMkernelネットワークアダプタが分散スイッチに移行したことを確認します。
移行したことを確認