11.4.5 ベースセット/VWのアップグレード後の作業

ベースセット/VWをアップグレードした後の作業を説明します。対象は、以下のとおりです。

手順(D)分散仮想スイッチの再作成

分散仮想スイッチを手動作成する方法を説明します。

プールによって操作が異なります。ご利用中のVMware vSphere ESXiサーバにあわせて操作してください。

分散仮想スイッチの再作成 プール1プール3
1.分散仮想スイッチを作成(復元)します。
補 足
2.分散ポートグループを任意の設定で再作成します。


分散仮想スイッチの再作成 プール2プール4
1.分散仮想スイッチを作成(復元)します。
補 足
2.分散ポートグループ、及びvMotionポートグループを任意の設定で再作成します。


手順(E)分散仮想スイッチの設定のインポート

設定のインポートにより分散仮想スイッチを再作成する方法を説明します。

1.VMware vSphere Web Clientを使用し、VMware vCenter Server Applianceに接続します。
2.「ホーム」 >「インベントリ」> 「ネットワーク」をクリックします。
3.設定のインポートを実施する対象の分散仮想スイッチを配置するデータセンターを右クリック後、「Distributed Switch」をクリックして、「Distributed Switchのインポート」をクリックします。
Distributed Switchのインポート

「スイッチ設定のインポート」画面が表示されます。

4.「参照」ボタンをクリックします。
参照ボタン

分散仮想スイッチの設定を選択する画面が表示されます。

5.手順(A)で取得した分散仮想スイッチの設定を選択して、「開く」ボタンをクリックします。
6.「元のDistributed Switchとポートグループ識別子を保存します」チェックボックスをチェックし、「次へ」ボタンをクリックします。
次へボタン

「設定の確認」画面が表示されます。

7.インポートの設定を確認し、「完了」ボタンをクリックします。
完了ボタン
8.分散仮想スイッチが復元されたことを確認します。


手順(F)VMware vSphere ESXiサーバの分散仮想スイッチへの再登録

再作成した分散仮想スイッチにVMware vSphere ESXiサーバを再登録する方法を説明します。

1.分散仮想スイッチにVMware vSphere ESXiサーバを再登録します。
補 足
2.「物理ネットワークアダプタの管理」画面で、手順(B)の手順1.で作成した標準仮想スイッチに割り当てられている物理NICをホストごとに1つ選択し、「アップリンクの割り当て」をクリックします。
アップリンクの割り当て
注 意
  • vSwitch[0-2](プール1、及びプール3)、vSwitch[0-1](プール2、及びプール4)に割り当てられている物理NICは選択しないでください。 S11
  • vSwitch[0]に割り当てられている物理NICは選択しないでください。 S12
  • 物理NICを1つ移行することで、物理NICの冗長性が失われます。

「vmnic2のアップリンクの選択」画面が表示されます。

3.割り当てるアップリンク(任意)を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
OKボタン
4.選択した物理NICに「割り当て済み」と表示されていることを確認し、「次へ」ボタンをクリックします。
割り当て済み

「影響の分析」画面が表示されます。

5.「次へ」ボタンをクリックします。
次へボタン

「設定の確認」画面が表示されます。

6.「設定の確認」で追加するホスト数と物理NIC数を確認し、「完了」ボタンをクリックします。
完了ボタン


手順(G)仮想マシン用の仮想ネットワークを分散仮想スイッチに移行

仮想マシンを標準仮想スイッチから分散仮想スイッチに戻すため、仮想マシン用の仮想ネットワークを分散仮想スイッチに移行する方法を説明します。

注 意

移行する際に、一時的に仮想マシンとの接続が切断される可能性があります。

1.「vCenterインベントリリスト」をクリックし、「Distributed Switches」をクリックします。
2.対象の分散仮想スイッチを右クリックし、「仮想マシンを別のネットワークへ移行」をクリックします。
仮想マシンを別のネットワークへ移行

「ソースとターゲットのネットワークの選択」画面が表示されます。

3.移行する仮想マシンのネットワークに関する項目を設定し、「次へ」ボタンをクリックします。
次へボタン

移行する仮想マシンのネットワークに関する設定項目は、以下のとおりです。

項目 内容
ソースネットワーク 「特定のネットワーク」を選択後、「参照」ボタンをクリックして、移行する仮想マシンが存在する標準仮想スイッチの仮想マシン用の仮想ネットワークを選択します。
ターゲットネットワーク 「参照」ボタンをクリックし、手順(D)で再作成、または手順(E)でインポートした分散仮想スイッチの仮想マシン用の仮想ネットワークを選択します。

「移行する仮想マシンの選択」画面が表示されます。

4.移行する仮想マシンのチェックボックスをチェックし、「次へ」ボタンをクリックします。
次へボタン

「設定の確認」画面が表示されます。

5.表示される各項目を確認し、「完了」ボタンをクリックします。
完了ボタン
6.選択された仮想マシンが分散仮想スイッチに移行したことを確認します。
仮想マシン
7.アップグレード前に、以下のネットワークを標準仮想スイッチに退避した場合は、それぞれの手順を実施し、各VMkernelネットワークアダプタを標準仮想スイッチから分散仮想スイッチに移行します。
8.すべての仮想マシン、vMotionネットワーク、FTネットワーク、及びIPストレージネットワークの移行完了後、対象の分散仮想スイッチを右クリックして、「ホストの追加と管理」をクリックします。
ホストの追加と管理

「タスクを選択」画面が表示されます。

補 足
  • プール2、及びプール4のVMware vSphere ESXiサーバをご利用の場合は、仮想マシンに加え、vMotionネットワーク、及びFTネットワークの移行が完了してから、2つ目の物理NICを移行してください。 S11
  • 仮想マシンに加え、IPストレージネットワークの移行が完了してから、2つ目の物理NICを移行してください。 S12
9.「ホストネットワークの管理」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
次へボタン

「ホストの選択」画面が表示されます。

10.「接続されたホスト」をクリックします。
接続されたホスト

「メンバーホストの選択」画面が表示されます。

11.「ホスト」のチェックボックスをチェックし、「OK」ボタンをクリックします。
OKボタン

「ホストの選択」画面に戻ります。

12.チェックしたホストが表示されていることを確認し、「次へ」ボタンをクリックします。
次へボタン

「ネットワークアダプタタスクの選択」画面が表示されます。

13.「物理アダプタの管理」チェックボックスのみをチェックし、「次へ」ボタンをクリックします。
次へボタン

「物理ネットワークアダプタの管理」画面が表示されます。

14.手順(F)の手順2.~5.と同様の手順で、2つ目の物理NICを標準仮想スイッチから分散仮想スイッチに移行します。


IPストレージネットワークのVMkernelネットワークアダプタを分散仮想スイッチに移行

分散仮想スイッチをご利用の場合に、一時的に退避していたIPストレージネットワークのVMkernelネットワークアダプタを、標準仮想スイッチから分散仮想スイッチに移行する方法を説明します。

1.手順(D)で分散仮想スイッチを再作成した場合は、IPストレージネットワーク用の分散ポートグループを作成します。
2.「J:仮想化プラットフォームVMware vSphere 6.5のご利用方法 > 3.仮想化プラットフォーム VWシリーズご利用時の設定 > 3.1初期契約 > 3.1.6 各種ネットワーク > 分散仮想スイッチ > IPストレージポートグループ作成、及び設定 S12」の手順2.~7.を行います。
3.標準仮想スイッチに退避していたIPストレージネットワークのVMkernelネットワークアダプタ(今回の例では、「vmk3」)を選択し、「ポートグループの割り当て」をクリックします。
ポートグループの割り当て

「ターゲットポートグループの割り当て」画面が表示されます。

4.手順1.で作成したIPストレージポートグループ(今回の例では、「vmk3」)を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
OKボタン
5.IPストレージネットワークのVMkernelネットワークアダプタが「再割り当て済み」と表示されていることを確認し、「次へ」ボタンをクリックします。
次へボタン

「影響の分析」画面が表示されます。

6.「全体的な影響のステータス」が「影響ありません」であることを確認し、「次へ」ボタンをクリックします。
次へボタン

「設定の確認」画面が表示されます。

7.「完了」ボタンをクリックします。
完了ボタン
8.分散仮想スイッチにIPストレージネットワークのVMkernelネットワークアダプタが移行されたことを確認します。
VMkernelネットワークアダプタが移行
9.「手順(G)仮想マシン用の仮想ネットワークを分散仮想スイッチに移行」の手順8.に進みます。


vMotionネットワーク、及びFTネットワークのVMkernelネットワークアダプタを分散仮想スイッチに移行

プール2、及びプール4のVMware vSphere ESXiサーバで分散仮想スイッチをご利用の場合に、一時的に退避していたvMotionネットワーク、及びFTネットワークのVMkernelネットワークアダプタを、標準仮想スイッチから分散仮想スイッチに移行する方法を説明します。

1.手順(D)で分散仮想スイッチを再作成した場合は、vMotionネットワーク用の分散ポートグループ、及びFTネットワーク用の分散ポートグループを作成します。
2.「J:仮想化プラットフォーム VMware vSphere 6.5のご利用方法 > 3.仮想化プラットフォーム VWシリーズご利用時の設定 > 3.1 初期契約 > 3.1.6 各種ネットワーク > 分散仮想スイッチ プール2プール4 > vMotionポートグループ作成、及び設定」の手順2.~7.を行います。
3.標準仮想スイッチに退避していたvMotionネットワークのVMkernelネットワークアダプタ(今回の例では、「vmk2」)を選択し、「ポートグループの割り当て」をクリックします。
ポートグループの割り当て

「ターゲットポートグループの割り当て」画面が表示されます。

4.手順1.で作成したvMotionポートグループ(今回の例では、「vmk_vMotion」)を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
OKボタン
5.標準仮想スイッチに退避していたFTネットワークのVMkernelネットワークアダプタ(今回の例では、「vmk3」)を選択し、「ポートグループの割り当て」をクリックします。
ポートグループの割り当て

「ターゲットポートグループの割り当て」画面が表示されます。

6.手順1.で作成したFTポートグループ(今回の例では、「vmk_FT」)を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
OKボタン
7.vMotionネットワークのVMkernelネットワークアダプタ、及びFTネットワークのVMkernelネットワークアダプタが「再割り当て済み」と表示されていることを確認し、「次へ」ボタンをクリックします。
次へボタン

「影響の分析」画面が表示されます。

8.「全体的な影響のステータス」が「影響ありません」であることを確認し、「次へ」ボタンをクリックします。
次へボタン

「設定の確認」画面が表示されます。

9.設定内容を確認し、「完了」ボタンをクリックします。
終了ボタン
10.分散仮想スイッチにvMotionネットワークのVMkernelネットワークアダプタ、及びFTネットワークのVMkernelネットワークアダプタが移行されたことを確認します。
VMkernelネットワークアダプタ
11.「手順(G)仮想マシン用の仮想ネットワークを分散仮想スイッチに移行」の手順8.に進みます。