4.2.2 ファイルのリカバリー

ファイルをリカバリーする方法を説明します。


ファイルのリカバリーは、取得したバックアップデータをファイル、またはディレクトリ単位でリストアする機能です。

なお、ファイルのリカバリーにてご利用になれる機能は、以下のとおりです。

機能 詳細
ダウンロード 対象のファイルを統合管理サーバ、または運用管理サーバ上にダウンロードできます。
オリジナルを上書きする バックアップしたデータを元のファイル(オリジナル)に上書きできます。
個別のフォルダーにリストアする バックアップしたデータのリストア先を指定してファイル、またはディレクトリをリストアできます。
注 意
  • ファイルのリカバリーを実施するには、対象の仮想マシンにVMwareToolsがインストールされている必要があります。
  • ゲストOS内でデータの暗号化を実施している場合は、ファイル、またはディレクトリ単位でのリストアは実施できません。

ダウンロード

バックアップしたデータを統合管理サーバ、または運用管理サーバ上にダウンロードする方法を説明します。

1.バックアップコンソールにログインします。
補 足

詳細は、「3.1 ログイン」をご参照ください。

2.画面左に表示されるメニューの「仮想マシン」をクリックし、「vSphere VM」をクリックします。
vSphere VM

仮想マシンの一覧が表示されます。

3.ファイルをリカバリーする仮想マシンをクリックします。
仮想マシン

仮想マシンの情報を確認できる画面が表示されます。

4.「スナップショット」のカレンダーの中で緑の●がある日程の中から、ファイルのリカバリー対象のスナップショットが取得されている日付(今回の例では、2020/06/02)をクリックします。
緑の●

スナップショットを取得した時刻が表示されます。

5.ファイルのリカバリー対象のスナップショットが取得されている時刻(今回の例では、「12:00 AM」)の右端のマークマークをクリックします。
時刻

スナップショットのメニュー一覧が表示されます。

6.「ファイルのリカバリー」をクリックします。
ファイルのリカバリー

「ファイルのリカバリー」画面が表示されます。

7.ダウンロード対象のファイル(今回の例では、「C:/recovery-test」の「test.txt」)のチェックボックスをチェックし、「次へ」ボタンをクリックします。
次へボタン

リカバリータイプを選択する画面が表示されます。

注 意
  • Cドライブなどのドライブ単位でのダウンロード、及びファイルのリカバリーはサポート対象外です。
  • ドライブ配下のファイル、及びディレクトリをすべてリストア対象とする場合は、対象ドライブ名をクリックして、対象ドライブ直下のファイル、及びディレクトリのチェックボックスをすべてチェックしてください。
8.「ダウンロード」を選択し、「終了」ボタンをクリックします。
終了ボタン

ダウンロードが実行されます。

9.ダウンロードのタスクを確認するため、画面右上の地球マークをクリックし、「すべて表示」をクリックします。
地球マーク すべて表示

「Activity Log」画面が表示されます。

10.「Download link for 1path(s) from snapshot of ‘仮想マシン名’ taken at “日時” is ready 」のメッセージがあり、「ステータス」がグリーンマークであることを確認します。次に該当のメッセージをクリックします。
グリーンマーク

「アクティビティの詳細」画面が表示されます。

11.右側にあるダウンロードボタンをクリックすると、該当ファイルが作業端末である統合管理サーバ、または運用管理サーバ上にダウンロードされます。

※ ダウンロード先はWebブラウザの設定に依存します。

ダウンロード

オリジナルを上書きする

バックアップしたデータから元のファイル(オリジナル)に上書きをする方法を説明します。

1.「ダウンロード」の手順1.~7.を実行後、対象のファイル、またはディレクトリ(今回の例では、「C:/recovery-test」の「test.txt」)を選択して、「次へ」ボタンをクリックします。
次へボタン

リカバリータイプを選択する画面が表示されます。

2.「リカバリータイプ」で「オリジナルを上書きする」を選択し、「リカバリー方法」で「VMツールの使用」を選択します。次にサービス資格情報(該当仮想マシンのOSログイン情報)を入力し、「終了」ボタンをクリックします。
終了ボタン

仮想マシンの接続のために必要なサービス資格情報は、以下のとおりです。

項目 内容
ドメイン 対象の仮想マシンのドメイン情報を入力します。仮想マシンがドメインに参加していない場合は、不要です。
ユーザー名 リストア対象のファイルに書き込み権限があるユーザー名を入力します。
パスワード 上記ユーザーのパスワードを入力します。
補 足

「すべてのVMのサービス資格情報として保存する」のチェックボックスにチェックを入れることでサービス資格情報を保存できます。

3.仮想マシン内のファイルの更新日時を確認し、上書きが完了したことを確認します。

個別のフォルダーにリストアする

バックアップしたデータのリストア先を指定してリストアする方法を説明します。

1.「ダウンロード」の手順1.~7.を実行後、対象のファイル、またはディレクトリ(今回の例では、「C:/recovery-test」の「test.txt」)を選択して、「次へ」ボタンをクリックします。
終了ボタン
2.「リカバリータイプ」で「個別のフォルダーにリストアする」を選択し、フォルダーパス(今回の例では、「C:/recovery-test2」)を指定して、「リカバリー方法」で「VMツールの使用」を選択します。次に、サービス資格情報(該当仮想マシンのOSログイン情報)を入力し、「終了」ボタンをクリックします。
終了ボタン

仮想マシンの接続のために必要なサービス資格情報は、以下のとおりです。

項目 内容
ドメイン 対象の仮想マシンのドメイン情報を入力します。仮想マシンがドメインに参加していない場合は、不要です。
ユーザー名 リストア対象のファイルに書き込み権限があるユーザー名を入力します。
パスワード 上記ユーザーのパスワードを入力します。
3.手順1.で選択したファイル、またはディレクトリが、仮想マシン内の指定したフォルダにリストアされていることを確認します。