クエリ検索 リクエストボディ

クエリ検索APIで利用されるパラメータについて説明します。

パラメータ一覧
項目名必須データ形式デフォルト値説明
queryqueryオブジェクト
項目は、queryオブジェクト」をご覧ください

検索するクエリ条件

attributeSelector文字列の配列

空の配列

取得するメンバー情報の属性を指定する

属性の指定は各属性に割り当てられた「項目ID」を利用すること

groupAttributeSelector文字列の配列空の配列

取得する会社・事務所・組織・プロジェクト情報の属性を指定する

属性の指定は各属性に割り当てられた「項目ID」を利用すること

例:会社に所属している従業員の所属会社・メールアドレス・姓・名を取得するパラメータ
{
  "query": {
    "type": "AttributeQuery",
    "condition": {
      "attributeId": "4J9wMPgDQJmki9ycfx-Z7g",
      "comparisonOperator": "ISNOTNULL",
      "referenceIds": []
    },
    "onlyLatestData": false
  },
  "attributeSelector": [
    "4J9wMPgDQJmki9ycfx-Z7g",
    "z6JbmwvYQcO5BKnec_FVAA",
    "SLjXIv1nQsi_LQ66l6ffog",
    "TYJ5hHDZSnugN4Lv6e45kw"
  ],
  "groupAttributeSelector": []
}
queryオブジェクト

「query」パラメータに必要な項目を利用するクエリごとに説明します。

AttributeQuery(特定の属性値に対する条件を指定する)

項目名必須データ形式デフォルト値説明
type文字列「AttributeQuery」

検索で利用するクエリ形式を指定する

特定の属性値を条件に利用する場合は「AttributeQuery」を設定

conditionconditionオブジェクト
項目は、conditionオブジェクト」をご覧ください

値を比較する条件を指定する

onlyLatestDataboolean(false固定)null

過去のデータも含めて表示させたい場合のみ指定

指定する場合は「false」を設定すること

例:姓が「IIJ」であるメンバーを検索するqueryパラメータ
{
  "type": "AttributeQuery",
  "condition": {
    "attributeId": "z6JbmwvYQcO5BKnec_FVAA",
    "comparisonOperator": "EQ",
    "comparisonValue": "IIJ",
    "referenceIds": []
    },
  "onlyLatestData": false
}


DiffQuery(特定の属性値の変化内容を条件として指定する)

項目名必須データ形式デフォルト値説明
type文字列「DiffQuery」

検索で利用するクエリ形式を指定する

属性値の変化を条件として指定する場合は「DiffQuery」を設定する

fromConditionconditionオブジェクト
※項目は、「conditionオブジェクト」をご覧ください

変更前の属性値の状態を指定する

toConditionconditionオブジェクト
※項目は、「conditionオブジェクト」をご覧ください

変更後の属性値の状態を指定する

intervalTarget

以下のいずれかの文字列

  • FROM
  • TO

APIのクエリパラメータで指定した検索期間にもとづいて、「fromCondition」「toCondition」を適用する日時を決定する

  • 「FROM」を指定した場合、「fromCondition」は指定の検索期間を参照し、「toCondition」は指定の検索期間から1日後ろにずらした期間を参照する
  • 「TO」を指定した場合、「fromCondition」は指定の検索機関から1日前にずらした期間を参照し、「toCondition」は指定の検索期間を参照する
diffType

以下のいずれかの文字列

  • IN
  • OUT

どのような属性値の変化を検索するかを指定する

  • 「IN」を指定した場合、属性値の追加と変更の差分を検索する
  • 「OUT」を指定した場合、属性値の削除と変更の差分を検索する
例:会社に新しく所属したことを検索するqueryパラメータ
{
  "type": "DiffQuery",
  "fromCondition": {
    "attributeId": "H2jJmfZRR7Ct8k74XqDTjg",
    "comparisonOperator": "ISNULL"
  },
  "toCondition": {
    "attributeId": "H2jJmfZRR7Ct8k74XqDTjg",
    "comparisonOperator": "ISNOTNULL"
  },
  "intervalTarget": "TO",
  "diffType": "IN"
}


LogicalQuery(複数の条件を指定する)

項目名必須データ形式デフォルト値説明
type文字列「Logical」

検索で利用するクエリ形式を指定する

複数の条件を指定する場合は「Logical」を設定する

op

以下のいずれかの文字列

  • AND
  • OR

指定した複数条件の連携方法を指定する

  • 「AND」の場合、指定した条件をAND検索
  • 「OR」の場合、指定した条件をOR条件
conditionsqueryオブジェクトの配列
※要素ごとの項目は、「queryオブジェクト」をご覧ください

配列の要素として指定する条件の詳細を指定する

例:会社に所属しており、かつ組織に所属しているqueryパラメータ
{
  "type": "Logical",
  "op": "AND",
  "conditions": [
    {
      "type": "AttributeQuery",
      "condition": {
        "attributeId": "4J9wMPgDQJmki9ycfx-Z7g",
        "comparisonOperator": "ISNOTNULL",
        "referenceIds": []
      },
      "onlyLatestData": false
    },
    {
      "type": "AttributeQuery",
      "condition": {
        "attributeId": "BjTpbKICS9mSP4C6_XCpgg",
        "comparisonOperator": "ISNULL",
        "referenceIds": []
      },
      "onlyLatestData": false
    }
  ]
}
共通オブジェクト
conditionオブジェクト
項目名必須データ形式デフォルト値説明
attributeId文字列参照する属性値の項目IDを指定
comparisonOperator

特定の文字列

設定できる文字列などについては、「condition - comparison設定」をご覧ください
comparisonValue「comparisonOperator」に応じた形式設定できる形式については、「condition - comparison設定」をご覧ください
referenceIds文字列の配列 または null「特定の所属先において、メンバーに付与される属性」を参照する際に、本項目で指定した所属先(会社・事務所・組織・プロジェクト)に関連するもののみを参照するように制限する


condition - comparison設定

「comparisonOperator」設定値

「comparisonValue」データ形式設定時の検索条件
EQ

以下のいずれかの形式

  • 文字列
  • 整数
  • boolean
指定の属性値と「comparisonValue」の値が等しいこと
NE

以下のいずれかの形式

  • 文字列
  • 整数
  • boolean
指定の属性値と「comparisonValue」の値が等しくないこと
GE

以下のいずれかの形式

  • 文字列
  • 整数
  • boolean

指定の属性値が「comparisonValue」の値より大きい、または等しいこと

※データ形式が文字列の場合は、辞書順が後になる方を大きいと判断します

GT

以下のいずれかの形式

  • 文字列
  • 整数
  • boolean

指定の属性値が「comparisonValue」の値より大きいこと

※データ形式が文字列の場合は、辞書順が後になる方を大きいと判断します

LE

以下のいずれかの形式

  • 文字列
  • 整数
  • boolean

指定の属性値が「comparisonValue」の値より小さい、または等しいこと

※データ形式が文字列の場合は、辞書順が後になる方を大きいと判断します

LT

以下のいずれかの形式

  • 文字列
  • 整数
  • boolean

指定の属性値が「comparisonValue」の値より小さいこと

※データ形式が文字列の場合は、辞書順が後になる方を大きいと判断します

FORWARD

以下のいずれかの形式

  • 文字列
  • 整数
  • boolean
指定の属性値が「comparisonValue」の値と前方一致すること
BACKWARD

以下のいずれかの形式

  • 文字列
  • 整数
  • boolean
指定の属性値が「comparisonValue」の値と後方一致すること
PATIAL

以下のいずれかの形式

  • 文字列
  • 整数
  • boolean
指定の属性値が「comparisonValue」の値と部分一致すること
ISNULL設定不要指定の属性値が存在しないこと
ISNOTNULL設定不要指定の属性値が存在すること
INCLUDE

以下のいずれかの形式

  • 文字列の配列
  • 整数の配列
  • booleanの配列
指定の属性値が「comparisonValue」の値のいずれかに合致すること
NOTINCLUDE

以下のいずれかの形式

  • 文字列の配列
  • 整数の配列
  • booleanの配列
指定の属性値が「comparisonValue」の値にいずれも含まれないこと
DESCENDANT_OF_OR_EQ

以下のいずれかの形式

  • 文字列
  • 整数
  • boolean

指定の属性値が「comparisonValue」の値に指定するグループ(会社・事務所・組織・プロジェクト)と一致、またはその配下グループになっていること

※「comparisonValue」の指定は、グループIDを利用します