Directory Sync 3.0.0以降のバージョンへのアップデートについて

設定ファイルの修正

Directory Sync 3.0.0から、設定ファイル(config.yml, secret.yml)のYAML形式の文法チェックが厳格になります。
そのため、Directory Sync 3.0.0より前のバージョンで利用できていた設定ファイルであっても、記述内容に文法上の誤りがあると、設定ファイルの読み込みがエラーとなる場合があります。

Directory Sync 3.0.0以降のバージョンにアップデートする際は、事前に設定ファイルが正しい文法で記述されているかを確認し、誤った記述は修正してください。

例: 配列の記述

「-(ハイフン)」を利用して配列を記述する場合、キーと同じ行に値を記載できなくなります。

iid:
  scim:
    attribute:
      user:
        convert:
          externalUserName: - pattern:     '@example.com' # 利用できなくなる記述方法
                              replacement: '@example.jp'

上記のような場合、改行してから値を記述します。

iid:
  scim:
    attribute:
      user:
        convert:
          externalUserName:
            - pattern:     '@example.com' # 改行してから配列の要素を記述する
              replacement: '@example.jp'
【参考】

正しい記述例や誤った記述例については、「YAMLの記述方法について」もご覧ください。


設定ファイルがDirectory Sync 3.0.0以降で利用できるか確認する方法

以下の手順で確認できます。

  1. Directory Sync 3.0.0以降のバージョンをインストールする
    アップデート手順については「アップデート手順」をご覧ください。
    アップデート前に確認したい場合は、別のWindows Server端末を用意し、Directory Sync 3.0.0以降のバージョンをインストールします。インストール手順については「インストール手順」をご覧ください。

  2. 利用している設定ファイルを設置する
    設置場所については「ファイル構成」をご覧ください。

  3. テスト用スクリプト「normal_mode_dry_run.bat」を実行する
    テストモード(通常)の実行ファイルです。本スクリプトの実行では、IIJ IDサービスへの差分リクエストとキャッシュの更新は行われません。
    実行ファイルの種類については「実行ファイルの種類」をご覧ください。

  4. イベントログにて実行結果を確認する
    ログの閲覧方法については「ログの閲覧」をご覧ください。


イベントログにエラーが記録されていない場合は、該当の設定ファイルはDirectory Sync 3.0.0以降のバージョンで利用できます。
以下のエラーがセットで記録されている場合、設定ファイルの記述内容に文法上の誤りがあることが考えられますので、エラーメッセージの内容を確認して該当行の記述内容を修正してください。

  • 【1】イベントID:14595([概要] プログラム終了エラー)
  • 【2】イベントID:12289([概要] コンフィグエラー)
【参考】

イベントログに表示される実行エラーについては、「トラブルシュート」もご覧ください。