SA-W2
SA-W2は、スタンドアロンでの運用機能を排し、SMFサービスアダプタとして開発されたネットワークアプライアンスです。Gigabit対応インタフェースや、5GHz帯(IEEE 802.11 a/ac/n)および2.4GHz帯(IEEE 802.11 b/g/n)対応の無線LAN機能を搭載しています。
基本仕様
外観

ハードウェア仕様
| 外観寸法(幅×奥行×高さ) | 200 × 145 × 35mm (突起部を除く) |
|---|---|
| 本体重量 | 約420g |
| 使用電源 | ACアダプタ / AC100-240V(50Hz/60Hz) PoE / 10V |
| 皮相電力/消費電力 | 25.1VA / 10.8W |
| 動作温湿度条件 | 0℃~40℃, 20%~90%RH (結露なきこと) |
| 規格・認定 | EMI規格(VCCI Class A) |
| 付属品 | ACアダプタ、ACコード(2芯)、セットアップガイド |
イーサネットケーブルは付属しません。エンハンストカテゴリー5(CAT5e)以降のUTPケーブルを別途ご用意ください。
インタフェースの配置

インタフェースの仕様
| GE0 | メディアタイプ | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T(Auto MDI/MDI-X) | |
|---|---|---|---|
| ポート数 | RJ-45 × 1(PoE対応) | ||
| GE1 | メディアタイプ | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T(Auto MDI/MDI-X) | |
| ポート数 | RJ-45 × 4(L2 Switch) | ||
| 無線LAN | 2.4GHz | 対応規格 | IEEE802.11b / 11g / 11n |
| アンテナ | 2×2 MIMO 2 Stream | ||
| アクセスポイント | 4個まで設定可能(マルチSSID) | ||
| 5GHz | 対応規格 | IEEE802.11a / 11ac / 11n | |
| アンテナ | 3×3 MIMO 3 Stream | ||
| アクセスポイント | 4個まで設定可能(マルチSSID) | ||
| セキュリティモード | WEP、WPA-PSK-AES、WPA-PSK-TKIP、WPA-EAP-AES、WPA-EAP-TKIP | ||
| USB0 | USB2.0 Type A | ||
| USB1 | USB2.0 Type A | ||
| CONSOLE | 使用不可 | ||
利用可能なモバイルデータ通信端末
| 機種 | サービス | 備考 |
|---|---|---|
| FS040U | IIJモバイルサービス/タイプD, タイプK, タイプI | ダブルパワーケーブルによりUSBを2ポート使用します |
| FS040U(nano) | IIJモバイルサービス/タイプD, タイプK, タイプI | ダブルパワーケーブルによりUSBを2ポート使用します |
ドキュメント
| タイトル | 形式 | 備考 |
|---|---|---|
| セットアップガイド(付属品) | 本体に付属する冊子のPDF版 | |
| テクニカルマニュアル | HTML | 本サービスで使用できない機能に関する説明を含む |
利用条件・制限
サービスアダプタをIIJマルチプロダクトコントローラサービスで利用する場合の構成条件を示します。
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 起動時のコンフィグ自動取得に使用するポート | GE0またはUSB0(モバイルデータ通信端末) |
機能の制限
| 機能 | 制限 |
|---|---|
| Secure Shell(sshd.service) | サービス設備との通信専用のコンフィグが自動的に挿入されます。ユーザは使用できません。 |
| シリアルコンソール | 使用できません。COLSOLEポートには誤接続防止のためのカバーが取り付けられています。 |