主な仕様変更内容

主な仕様変更内容は以下になります。

変更点などあれば、随時お客様へのご連絡および本ページの更新をいたします。

項目従来の設備新設備備考
コンテンツ出し分け機能の廃止

X-IIJ-Client-Device ヘッダをCAS設備からオリジンサーバへ送付するリクエストヘッダに付与しています。

このヘッダにより、pc/mobileを識別できます

X-IIJ-Client-Device ヘッダの付与を廃止いたします
クエリストリングの削除機能の廃止クエリストリングをサーバ側で削除する機能を提供していますクエリストリングの削除機能を廃止いたします
CNAME向け先のFQDN

p00s209-XXXX.cas.iijgio.jp

【参考】

  • XXXXには任意の数字が入ります
  • お客様が設定するCNAME向け先のFQDNはIIJサービスオンラインよりご確認できます

(契約FQDN).(idXXXXXX).cas.iijcdn.jp
【参考】

  • 契約FQDNには、お客様がCASを契約する際に設定した契約FQDNが入ります
  • idXXXXXXのXXXXXX部分には、任意の数字が入ります
  • お客様が設定するCNAME向け先のFQDNはIIJサービスオンラインよりご確認できます

並行運用期間中は、CNAME向け先のFQDNを従来の設備、新設備両方でコンテンツの配信が可能です
POST時のリクエストサイズ上限1MBが上限となります50MBが上限となります
キャッシュ状態の確認方法リクエストヘッダ及びレスポンスヘッダに付与されたX-IIJ-Cacheヘッダを確認することでキャッシュ状態を確認することが可能です

Cashe-Statusを確認することでキャッシュ状態を確認することが可能です

Cashe-Statusは、RFC 9211に準拠いたします

Cashe-Statusはレスポンスヘッダにのみ付与されます


キャッシュ設定の対象http通信、https通信それぞれで個別に設定をすることが出来ます

http通信、https通信で共通の設定となります


新設備には、以下のような設定が反映されます

  • https通信がOFFの場合
    • 全てhttpの設定が反映されます
  • https通信がONの場合
    • 以下の設定はhttpの設定が反映されます
      • HTTPリダイレクト設定
    • 上記以外のキャッシュ設定につきましては、httpsの設定がhttpの設定にも反映されます
パターンでのキャッシュ削除時の挙動
  • 検索対象となるURLは1週間前までにアクセスがあったURLです
    アクセス頻度が低いURLは1週間以内にアクセスがあっても検索できない場合があります
  • 一度の検索で抽出されるURLの上限は10,000件です
  • 削除されたURL一覧ファイルをダウンロードできます
  • 検索対象となるURLは存在するキャッシュ内すべてとなります
  • 一度の検索で抽出されるURLの上限は8,000件です
  • 削除されたURL一覧ファイルのダウンロードはできません

CBCモードを用いた暗号化スイートの設定

CBCモードを用いる暗号化スイートを無効化することが出来ます

CBCモードを用いる暗号化スイートを無効化することが出来ません