主な仕様変更内容
主な仕様変更内容は以下になります。
変更点などあれば、随時お客様へのご連絡および本ページの更新をいたします。
項目 | 従来の設備 | 新設備 | 備考 |
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コンテンツ出し分け機能の廃止 | X-IIJ-Client-Device ヘッダをCAS設備からオリジンサーバへ送付するリクエストヘッダに付与しています。 このヘッダにより、pc/mobileを識別できます | X-IIJ-Client-Device ヘッダの付与を廃止いたします | |
クエリストリングの削除機能の廃止 | クエリストリングをサーバ側で削除する機能を提供しています | クエリストリングの削除機能を廃止いたします | |
クエリストリング付きアクセスのキャッシュについて | クエリストリング付きリクエストがあった場合の動作を以下より設定可能です
| クエリストリング付きリクエストがあった場合、すべてキャッシュいたします | |
クエリストリング付きアクセスのキャッシュ区別設定の追加 | 本機能はありません | クエリストリング付きリクエストがあった場合の動作を以下より設定可能です
| 本機能追加に伴い、新設備では以下CAS-APIにて以下のリクエスト、レスポンスフィールドが追加されます
詳細につきましては、IIJ GIOコンテンツアクセラレーションサービス APIリファレンスをご確認ください |
CNAME向け先のFQDN | pXXsXXX-XXXX.cas.iijgio.jp 【参考】
| (契約FQDN).(idXXXXXX).cas.iijcdn.jp 【参考】
| 並行運用期間中は、CNAME向け先のFQDNを従来の設備、新設備両方でコンテンツの配信が可能です 本機能変更に伴い、新設備では以下CAS-APIでの挙動が変更となります
詳細につきましては、IIJ GIOコンテンツアクセラレーションサービス APIリファレンスをご確認ください |
POST時のリクエストサイズ上限 | 1MBが上限となります | 50MBが上限となります | |
キャッシュ状態の確認方法 | リクエストヘッダ及びレスポンスヘッダに付与されたX-IIJ-Cacheヘッダを確認することでキャッシュ状態を確認することが可能です | Cashe-Statusを確認することでキャッシュ状態を確認することが可能です Cashe-Statusは、RFC 9211に準拠いたします Cashe-Statusはレスポンスヘッダにのみ付与されます | |
キャッシュ設定の対象 | http通信、https通信それぞれで個別に設定をすることが出来ます | http通信、https通信で共通の設定となります | 新設備には、以下のような設定が反映されます
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パターンでのキャッシュ削除時の挙動 |
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CBCモードを用いた暗号化スイートの設定 | CBCモードを用いる暗号化スイートを無効化することが出来ます | CBCモードを用いる暗号化スイートを無効化することが出来ません | |
設備セグメント | 210.130.137.64/27 | 202.232.224.0/24 | 新設備の設備セグメントにつきましては2024年4月25日に実施した下記お知らせもご確認下さい
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オリジンサーバの「オリジンサーバ設定」にて、「指定されたIPアドレスにアクセス」で複数のIPアドレスを指定した場合の挙動 | ラウンドロビンで各IPアドレスにアクセスいたします |
| 本機能変更に伴い、以下CAS-APIにおいて、新設備では以下の制限が発生します
詳細につきましては、IIJ GIOコンテンツアクセラレーションサービス APIリファレンスをご確認ください |
グラフ機能で表示される「トラフィックグラフ」の転送量及び課金対象となる転送量 | レスポンスヘッダが転送量に含まれません |
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CAC-APIによるアクセスログのダウンロード | 従来の設備のアクセスログダウンロード手法に変更はありません | 新設備のアクセスログをダウンロードする際には、アクセスログをダウンロードするためのURLにクエリパラメータ「type="v2"」を追加してください | 詳細につきましては、IIJ GIOコンテンツアクセラレーションサービス APIリファレンスをご確認ください |