FAQ

Q. 新設備への移行対応が必要な契約かを確認する方法を教えてください

A.

すべての契約において、移行対応が必要です。

並行運用期間と対象となる契約の詳細については、移行対応をご確認ください。

Q. 新設備との変更点を教えてください

A.

主な仕様変更内容をご確認ください。

Q. 新設備への移行方法を教えてください

A.

移行方法をご確認ください。

Q. 新設備への移行が完了したかを確認するを教えてください

A.

各環境へのアクセス方法をご確認ください。

Q. 新設備への移行が並行運用期間中に完了しない場合、どのような問題が発生しますか?

A.

並行運用期間終了後に、弊社の任意のタイミングで、お客様環境を新設備へ強制移行いたします。

お客様環境の強制移行は、IIJ GIOコンテンツアクセラレーションサービスにて管理するCNAMEを変更することで実施いたします。

強制移行により、お客様環境がIIJ GIOコンテンツアクセラレーションサービスを経由して閲覧することができなくなる、コンテンツの表示に問題が発生するなどの可能性があります。

このため、並行運用期間が終了するまでにお客様にてコンテンツの表示をご確認の上、新設備への移行対応を実施してください。

Q. 新設備に移行したところ、Basic認証、Digest認証を設定したコンテンツが閲覧できなくなりました。解消方法を教えてください。

A.

Basic認証、Digest認証を実施する場合、対象のコンテンツを含むURLのキャッシュ設定は「キャッシュしない」に指定してください。

新設備では、キャッシュ設定を「キャッシュする」にしている場合、Basic認証、Digest認証を実施するために必要なヘッダを削除します。

ヘッダ挙動の詳細については、仕様書をご確認ください。

Q. 新設備に移行しオリジンサーバのコンテンツを更新したが、コンテンツの更新が反映されない。解消方法を教えてください。

A.

新設備は設備のキャッシュを最大限効率的に利用できるよう設計しています
そのため、TTL値の設定にて、キャッシュ方法が「キャッシュする」に設定されている場合、従来の設備とは以下のような違いがあります

  • 従来の設備:no-cache付きリクエスト:利用者にてキャッシュする・しないの設定が可能
  • 新設備:no-cache付きリクエスト:キャッシュから配信する

上記仕様により、スーパーリロード(ctrl + F5 など)などを利用してコンテンツキャッシュの更新を行おうとした場合でも、オリジンサーバへアクセスせずキャッシュから
応答することで、コンテンツのキャッシュが更新されない場合があります

上記問題を解消するためには以下の方法があります

  • 該当コンテンツのキャッシュを一度削除する
    • 削除方法につきましては、『 IIJ GIOコンテンツアクセラレーションサービス 仕様書 』をご確認ください

Q. 『各環境へのアクセス方法』に記載されている『curlを利用した確認方法』を試してみたが、「3XX Moved」という値が返ってくる。どうすればコンテンツへアクセスできますか?

A.

curlでアクセスしようとするURLがリダイレクトするコンテンツの場合、本事象が発生いたします。

上記問題を解消するためには以下の方法があります

  • アクセス先のURLをリダイレクトしないURLに変更する
  • curlを使ってアクセスする際に、「-L」オプションを利用する
    • curlの詳細な利用方法についてはサポート対象外となります。お客様でご確認の上利用していただきますようお願いいたします

Q. 『各環境へのアクセス方法』に記載されている『curlを利用した確認方法』を試してみたが、「SSL certificate problem:」という値が返ってくる。どのようにすれば問題を回避可能ですか?

A.

curlを利用してHTTPSへ通信をする場合、証明書にエラーが発生すると本事象が発生する場合があります

「-k」や「--insecure」、「--resolve 」オプションを利用することで、上記問題を回避できる場合があります

なお、curlの詳細な利用方法についてはサポート対象外となります。お客様でご確認の上利用していただきますようお願いいたします

Q. 新設備に移行したところ、クエリストリングがついているキャッシュが旧設備とは異なる結果となったが、どうすればよいですか?

A.

主な仕様変更内容にも記載があるとおり、新設備に移行することにより、クエリストリング付きのコンテンツキャッシュは以下のように変更になります

  • クエリストリングの削除機能は廃止となります
  • クエリストリング付きアクセスのキャッシュ区別設定を以下から選択可能となります
    • 指定されたクエリパラメータ名が一致するキャッシュのみ利用します。指定していないパラメータの値は問いません

    • クエリパラメータにより区別しない

      • 付与されたクエリストリングが異なるキャッシュでも利用します

    • すべてのクエリパラメータを区別する

      • 付与されたクエリストリングがすべて一致するキャッシュのみ利用します

    • 区別するパラメータを指定する

このため、クエリストリング付きリクエストについては、上記設定の見直しをお願いいたします

Q. リダイレクトするコンテンツにおいて、IIJ GIOコンテンツアクセラレーションサービスを経由せずオリジンサーバへ直接アクセスしました。どのようにすれば回避できますか?

A.

以下の条件をすべて満たす場合、リダイレクト時にIIJ GIOコンテンツアクセラレーションサービスを経由することなく、オリジンサーバへ直接アクセスする場合があります

  • 本サービスのオリジンサーバ設定にて「指定されたサーバホスト名にアクセス>コンテンツ取得時のHostヘッダにも同じホスト名を使用する」としている

  • オリジンサーバにてリダイレクトの設定をする際、リダイレクト先として相対URLを用いている

上記事象を回避するためには、以下いずれかの設定をお願いいたします

  • 本サービスのオリジンサーバ設定を「指定されたサーバホスト名にアクセス>コンテンツ取得時のHostヘッダにも同じホスト名を使用する」から、「指定されたサーバホスト名にアクセス>コンテンツ取得時のHostヘッダには本契約の契約FQDNを使用する」に変更する
  • オリジンサーバにてリダイレクトの設定をする際、リダイレクト先を絶対URLで指定する



IIJ GIOコンテンツアクセラレーションサービス
新設備移行の手引き

Version 1.0
IIJ-CAS010-0001