メンテナンスモードを有効にする/解除する

メンテナンスモードとは
用途

仮想デスクトップなどへの新規接続を一時的に停止する場合に、メンテナンスモードを有効にします。

特性

メンテナンスモードを有効にすると、利用者は仮想デスクトップなどへの接続に以下の制限が生じます。

対象制限
仮想デスクトップ
  • 新規のセッションを開始できなくなります
  • 切断中を含む既存のセッションに再接続できなくなります
  • 接続中のセッションは、利用者が切断またはログオフするまで保持されます
セッションホスト
  • 新規のセッションを開始できなくなります
  • 切断中を含む既存のセッションに再接続できます
  • 接続中のセッションは、利用者がログオフするまで保持されます
対象

デリバリーグループのすべての仮想デスクトップなどに対して、メンテナンスモードを有効にできます。特定の仮想デスクトップなどに対して有効にすることもできます。

【注意】

本サービスは、お客様の利用するインフラ設備を年中無休24時間監視しています。この機能を障害発生と誤検知する可能性があるため、お客様がメンテナンス作業などを行う場合は、システム監視を一時停止するよう事前に申請してください。申請は、「IIJサービスオンライン」で行えます。操作について詳しくは、『IIJ仮想デスクトップサービス IIJ仮想デスクトップサービス/Citrix Cloud for Azure Virtual Desktop ご利用の手引き[管理者用 ご依頼・お問い合わせ・障害連絡編]』をご覧ください。

メンテナンスモードの一括設定

以下の操作で、デリバリーグループのすべての仮想デスクトップなどを対象として、メンテナンスモードを一括で有効にできます。また、同じ操作で解除できます。

1.Citrix Studioを起動します。

操作について詳しくは、「Citrix Studioを起動する」をご覧ください。

「Citrix Studio」画面が表示されます。

2.画面左側の「デリバリーグループ」をクリックし、一括設定するデリバリーグループを右クリックして、「メンテナンスモードをオンにする」をクリックします。

複数のデリバリーグループを選択する場合は、Shiftキーを押したまま範囲選択するか、Ctrlキーを押したままそれぞれのデリバリーグループを選択します。

メンテナンスモードを解除する場合は、「メンテナンスモードをオフにする」と表示が変化したメニューをクリックします。

確認画面が表示されます。

3.「はい」をクリックします。

有効にした場合は、操作したデリバリーグループ名にメンテナンスモードのアイコンが表示されます。解除した場合は、メンテナンスモードのアイコンが消えます。

メンテナンスモードの個別設定

以下の操作で、特定の仮想デスクトップなどを対象として、メンテナンスモードを有効にできます。また、同じ操作で解除できます。

1.Citrix Studioを起動します。

操作について詳しくは、「Citrix Studioを起動する」をご覧ください。

「Citrix Studio」画面が表示されます。

2.画面左側の「検索」をクリックし、「デスクトップOSマシン」タブをクリックします。

セッションホストを対象とする場合は、「サーバーOSマシン」タブをクリックします。

登録済みの仮想デスクトップなどが一覧表示されます。

3.画面上部のをクリックし、条件を指定して、「検索」をクリックします。

条件を指定すると、メンテナンスモードがオフの仮想デスクトップなどを検索できます。

指定した条件に合う仮想デスクトップなどが、一覧表示されます。

4.メンテナンスモードを有効にする仮想デスクトップなどを右クリックして、「メンテナンスモードをオンにする」をクリックします。

複数の仮想デスクトップなどを選択する場合は、Shiftキーを押したまま範囲選択するか、Ctrlキーを押したままそれぞれの仮想デスクトップなどを選択します。

メンテナンスモードを解除する場合は、「メンテナンスモードをオフにする」と表示が変化したメニューをクリックします。

確認画面が表示されます。

5.「はい」をクリックします。

操作した仮想デスクトップなどの「メンテナンスモード」列が変化します。