7.4.3. Node-RED

4.2. Node-RED」で示したNode-REDもビルトインLoRaWAN®サーバーに対応したアプリケーション開発に使用できます。

Node-REDへの接続方法は「4.2. Node-RED」を参照してください。

 

Node-RED受信アップリンクデータを使用するには、図7-22に従ってプログラムを作成してください。

入力からlorawanプラグインを、出力からdebugをドラッグする必要があります。

次にこれら2つのプラグイン間にワイヤー接続を作成し、右上隅の[デプロイ]ボタンをクリックします。その後[debug]タブに切り替えます。 

受信したアップリンクがある場合、図7-22に示すように[debug]タブにアップリンクデータが表示されます。


  図7-22 アップリンクデータの受信
 
 図7-23 ダウンリンクデータの例

 

図7-23はNode-REDでダウンリンクデータを送信する別の例を示しています。この例ではinjectプラグイン、lorawan出力プラグイン、functionプラグインが必要です。

送信されるダウンリンクデータはfunctionプラグインのmsg.payloadとして表示されます。データは16進数またはbase64で表され、システムがデータ型を自動検出します。

送信先のDevice EUIとPortはlorawan出力プラグインで入力できます。

設定後は[デプロイ]ボタンを押すと、injectプラグインの前にあるを押してダウンリンクデータの送信をトリガーできるようになります。