監視通知先の設定

Heartbeatパケットによる監視状況に変化があった際、通知先に設定されたメールアドレス、Teams連携先、Slack連携先に通知することができます。

監視機能の詳細

クラウドサーバではサービスアダプタが定期的に送信するHeartBeatの受信状況を5分間隔で監視し、最近の5分間にHeartBeatを受信していたときUP、受信していなかったときDOWNと、内部的に記録します。

この記録状況が規定の条件に一致したとき、サービスアダプタの監視状況を「接続」または「切断」に変化させます。
また監視状況に変化があった際に登録された通知先に通知します。

なお、利用開始後の初期状態は「切断」となります。

「接続」と判断する条件

接続状態が「切断」かつ、最近のHeartBeat受信記録がUPであったとき。

「切断」と判断する条件

接続状態が「接続」かつ、最近3回の受信記録がすべてDOWNであったとき。

サービスアダプタがHeartBeatを送信する間隔とサーバでHeartBeat受信状況を監視する間隔は同期していないため、サービスアダプタの実際の稼働状況と監視による状態変化の表示および通知には時間差が発生します。

通知先メールアドレスの登録

監視通知先の設定画面では通知先となるメールアドレスを登録することができます。

「メールアドレスの追加」ボタンを押すとモーダルが表示され、メールアドレスを追加することができます。

「追加」を押すと通知先としてメールアドレスが登録され、登録したメールアドレスに「通知先登録のお知らせ」メールが送信されます。

Teams連携の登録

Microsoft Teamsで受信用のWebhookを作成し、URLを控えておきます。受信Webhookの作成については Microsoft Teams 受信Webhookを作成する を参照してください。

「Teams連携の追加」ボタンを押すとモーダルが表示され、Teams連携を追加することができます。

ラベル、Incoming Webhook URLを入力後に「作成」を押します。Incoming Webhook URLには上で作成した受信用WebhookのURLを入力します。
「作成」を押下後、通知先としてTeams連携が登録され、登録したTeams連携先に「IIJ MPCサービスの監視通知先に登録されました」というカードが送信されます。

Teams連携名の編集

監視通知先の設定画面では登録したTeams連携のラベルを編集することができます。

変更したいTeams連携の詳細ボタンを押すとモーダルが表示されます。ラベルのアイコンをクリックすると、ラベルを編集することができます。

「変更」を押すとTeams連携のラベルが変更されます。


Teams連携のテスト

監視通知先の設定画面では登録したTeams連携をテストすることができます。

変更したいTeams連携の詳細ボタンを押すとモーダルが表示されます。

「テスト通知」を押すとTeams連携のテストが行われ、Teams連携先に「IIJ MPCサービスの監視通知テストです」というカードが送信されます。

Slack連携の登録

Slackで受信用のWebhookを作成し、URLを控えておきます。受信Webhookの作成については Sending messages using incoming webhooks を参照してください。

「Slack連携の追加」ボタンを押すとモーダルが表示され、Slack連携を追加することができます。

ラベル、Incoming Webhook URLを入力後に「作成」を押します。Incoming Webhook URLには上で作成した受信用WebhookのURLを入力します。
「作成」を押下後、通知先としてSlack連携が登録され、登録したSlack連携先に「IIJ MPCサービスの監視通知先に登録されました」とチャットされます。

Slack連携名の編集

監視通知先の設定画面では登録したSlack連携のラベルを編集することができます。

変更したいSlack連携の詳細ボタンを押すとモーダルが表示されます。ラベルのアイコンをクリックすると、ラベルを編集することができます。

「変更」を押すとSlack連携のラベルが変更されます。

Slack連携のテスト

監視通知先の設定画面では登録したSlack連携をテストすることができます。

変更したいSlack連携の詳細ボタンを押すとモーダルが表示されます。

「テスト通知」を押すとSlack連携のテストが行われ、Slack連携先に「IIJ MPCサービスの監視通知テストです」とチャットされます。

送信されるメールのサンプル
通知先登録のお知らせメール
メールの書式
ヘッダ内容備考
Frommpc-noreply@iij.ad.jp
To通知先メールアドレス個別に配信されます
Subject[IIJ MPC] 通知先登録のお知らせ (マネジメントコード: {nxm***})nxm***は操作したマネジメントコードが記載されます
本文サンプル
{通知先メールアドレス} 殿
 
IIJ MPCサービスの通知グループに以下のメールアドレスが登録されましたので
通知申し上げます。
  
  {通知先メールアドレス}
  
本通知に関してご不明な点がございましたらmpc-support@iij.ad.jpへお問い
合わせください。
 
-- (株)インターネットイニシアティブ
監視状況の変化
メールの書式
ヘッダ内容備考
Frommpc-noreply@iij.ad.jp
To通知先メールアドレス個別に配信されます
Subject[IIJ MPC] {モデル-シリアル} {Up|Down}
本文サンプル
---
ActionEvent: {Up|Down}
ServiceCode: nxe123456789
SerialCode: serial0001
NodeAddress: 192.0.2.1:10500, 192.0.2.1:10501
Timestamp: 2021/01/01 (金) 23:10:30
Memo: サンプル拠点
----------------------------------------------------------
送信されるTeams連携のサンプル
通知先登録のお知らせ通知
Teamsカードの書式

項目

内容

備考

タイトルIIJ MPCサービスの監視通知先に登録されました
サブタイトルIIJ MPC監視通知
ボタン通知先グループリンクIIJ MPCコントロールパネルが表示されます
カードサンプル


監視状況の変化
Teamsカードの書式
項目内容備考
タイトル{モデル-シリアル}の{接続|切断}を検知しました
サブタイトルIIJ MPC監視通知
ボタンサービスアダプタのステータス参照リンクIIJ MPCコントロールパネルが表示されます


カードに含まれる情報
項目内容備考
Event検知した状態接続の検知または切断の検知
ServiceCodeサービスアダプタのサービスコード
SerialCodeサービスアダプタのモデル-シリアル番号
NodeAddressサービスアダプタの接続元アドレスとポート番号
Timestamp状態変化を検知(判定)した日時
Memoサービスアダプタのメモ欄
カードサンプル
「接続」に変化した場合

「切断」に変化した場合

Teams連携をテストした際の通知
Teamsカードの書式
項目

内容

備考

タイトルIIJ MPCサービスの監視通知テストです
サブタイトルIIJ MPC監視通知
ボタン通知先グループリンクIIJ MPCコントロールパネルが表示されます
カードサンプル

送信されるSlack連携のサンプル
通知先登録のお知らせ通知
Slackのチャット書式

項目

内容

備考

ヘッダIIJ MPCサービスの監視通知先に登録されました
リンク通知先グループリンクIIJ MPCコントロールパネルが表示されます
カードサンプル


監視状況の変化
Slackのチャット書式
項目内容備考
ヘッダ{モデル-シリアル}の{接続|切断}を検知しました
リンクサービスアダプタのステータス参照リンクIIJ MPCコントロールパネルが表示されます


チャットに含まれる情報
項目内容備考
Event検知した状態接続の検知または切断の検知
ServiceCodeサービスアダプタのサービスコード
SerialCodeサービスアダプタのモデル-シリアル番号
NodeAddressサービスアダプタの接続元アドレスとポート番号
Timestamp状態変化を検知(判定)した日時
Memoサービスアダプタのメモ欄
チャットサンプル
「接続」に変化した場合

「切断」に変化した場合

Slack連携をテストした際の通知
Slackのチャット書式
項目

内容

備考

ヘッダIIJ MPCサービスの監視通知テストです

リンク

通知先グループリンクIIJ MPCコントロールパネルが表示されます
チャットサンプル