インターネット接続設定の変更

設置場所の移転やアクセス回線の変更などに伴ってインターネット接続サービスを変更する場合は、変更手続きの完了後に運用管理担当者がコントロールパネル上で変更をコンフィグに反映する必要があります。

  • モバイルアクセスオプションの利用種別を変更する場合は、この手順は不要です。
【参考】

使用するインターネット接続サービスを変更する場合は、営業担当者へお申し出ください。

利用中の接続方式によってはコントロールパネル上で認証情報を書き換え可能ですが、接続設定は基本的にお申し込み時の接続サービスに基づいて自動生成されます。

変更手続きが完了した時点ではサービスアダプタの設定は変更されません。以下の手順に従い設定を更新してください。

1. 接続サービス情報の更新

「サービスアダプタの設定」タブを開き、画面下部の「クラウドに保存してサービスアダプタの再起動時に更新」を押下げます。

画面右上に、回線契約が変更されている旨の警告が表示されると、変更された契約内容に基づいてプリセットされる設定内容が更新されます。

インターネット接続にユーザの認証情報を必要とする接続サービスに変更された場合は「設定項目」欄に次のような接続設定の項目が表示されます。

2. 静的経路・パケットフィルタの変更

接続方式が異なるインターネット接続サービスに変更した場合、追加設定されている経路フィルタやパケットフィルタのインタフェース指定を修正する必要があります。

インタフェース名を指定する経路やパケットフィルタが追加設定されていない場合や、インタフェースが変化しない場合は修正不要です。

3. 変更の反映

もう一度、画面下部の「クラウドに保存してサービスアダプタの再起動時に更新」を実行すると、更新後の設定内容がクラウドに保存されます。

その後にサービスアダプタを再起動すると、変更後の設定がサービスアダプタに反映されます。

※ 接続サービスの変更時は「今すぐサービスアダプタの設定を更新」ではなく「クラウドに保存してサービスアダプタの再起動時に更新」を使用してください。

設定の切り戻しについて

インターネット接続方式が異なる接続サービスに変更する場合、設定変更完了後に以前の設定に戻す操作はできません。改めて変更申込手続きが必要です。

接続方式が変化しない接続サービスに変更する場合、認証情報を書き換えることで以前の接続サービスに変更可能です。

インターネット接続サービスと接続方式の対応
インターネット接続サービス 接続方式 接続インタフェース

IIJ FiberAccess/Fサービス

IIJ FiberAccess/Uサービス

IIJ FiberAccess/Cサービス

IIJ FiberAccess/Qサービス

PPPoE pppoe0

IIJ IPv6 FiberAccess/Fサービス タイプIPoE IPv4接続(動的IP)

DS-Lite tunnel0

IIJ IPv6 FiberAccess/Fサービス タイプIPoE IPv4接続(固定IP)

DDNS tunnel0

モバイルアクセスオプション

IIJマルチプロダクトコントローラサービス

PPP ppp0
変更前がPPPoEの場合
変更後の接続方式 ID/パスワードの取得 インタフェース指定の修正 設定の切り戻し
PPPoE 必要 不要 可能
DS-Lite 不要 必要 不可
DDNS 必要 必要 不可
PPP 不要 必要 不可
変更前がDS-Liteの場合
変更後の接続方式 ID/パスワードの取得 インタフェース指定の修正 設定の切り戻し
PPPoE 必要 必要 不可
DS-Lite 不要 不要 可能(不要)
DDNS 必要 不要 不可
PPP 不要 必要 不可
変更前がDDNSの場合
変更後の接続方式 ID/パスワードの取得 インタフェース指定の修正 設定の切り戻し
PPPoE 必要 必要 不可
DS-Lite 不要 不要 不可
DDNS 必要 不要 可能
PPP 不要 必要 不可
変更前がPPPの場合
変更後の接続方式 ID/パスワードの取得 インタフェース指定の修正 設定の切り戻し
PPPoE 必要 必要 不可
DS-Lite 不要 必要 不可
DDNS 必要 必要 不可
PPP 不要 不要 可能(不要)