専用ジョブ管理

お客様専用のジョブ管理マネージャで、ジョブ管理機能を24時間365日利用できるサービスです。「ジョブコントロールパネル」から、ジョブ及びジョブネットの設定と実行状態が確認できます。

UOM1契約につき1つ共用ジョブ管理または専用ジョブ管理を契約できます。

専用ジョブ管理の仕様は以下のとおりです。

項目仕様
契約単位1
最小契約数0
最大契約数1
最小エージェント台数10
最大エージェント台数無制限
利用可能なオプションSAPオプション
契約条件IIJ統合運用管理サービス 基本契約、IIJ統合運用管理サービス 監視サービス 標準監視、及びIIJ統合運用管理サービス 運用サービス 標準運用のご契約が必要です

エージェントインストール要件

CPUマルチコア推奨
メモリ512MB以上
ディスク10GB以上
動作確認済みOS※1
  • Windows Server 2008 64bit
  • Windows Server 2012 64bit
  • Windows Server 2016 64bit
  • CentOS 6.4、6.5 64bit
  • CentOS 7.2、7.5 64bit
  • RedHat 6.3、6.4 64bit
  • RedHat 7.5 64bit
提供機能ジョブコントロールパネル詳しくは、「ジョブコントロールパネル」をご覧ください
パッケージ
  • トップパッケージ
    • 定義登録する際に、最初に登録するオブジェクトです
  • サブパッケージ
    • 最上位のパッケージオブジェクトをトップパッケージと呼ぶのに対し、階層が1つ以上下がったパッケージです
ジョブネット
  • トップジョブネット
    • パッケージ直下に配置されるジョブネットです
  • ジョブネット
    • トップジョブネットに設定されているスケジュールとは別のスケジュールを追加設定したい場合に使用するジョブネットです
  • スイッチジョブネット
    • スイッチジョブネットの直前に実行されるジョブの実行結果によって、次に実行が予定されているジョブの実行と中止を判定するジョブネットです
  • サイクルトップジョブネット
    • パッケージ直下に配置されるオブジェクトです。24時間以内に2回以上のサイクルで実行したい場合に使用するジョブネットです
  • サイクルジョブネット
    • サイクルトップジョブネット、サイクルジョブネット配下に配置されるオブジェクトです
  • サイクルスイッチジョブネット
    • サイクルトップジョブネット、サイクルジョブネット配下に配置されるスイッチジョブネットです
ジョブ
  • ジョブ
    • 各ジョブネット配下に作成されます。実行する処理内容や実行環境に関する情報を保持するオブジェクトです
  • ファイル監視ジョブ
    • 設定した監視対象ファイルの状態を契機に実行されるジョブです
  • リンクジョブ
    • 階層が異なるジョブの実行状態を監視し、そのジョブの終了を契機に実行されるジョブです
  • サイクルジョブ
    • サイクルトップジョブネット、サイクルジョブネット配下に配置されるオブジェクトです
  • サイクルファイル監視ジョブ
    • サイクルトップジョブネット、サイクルジョブネット配下に配置されるファイル監視ジョブです
  • サイクルリンクジョブ
    • サイクルトップジョブネット、サイクルジョブネット配下に配置されるリンクジョブです
スケジュール
  • トップジョブネットのスケジュール設定
    • トップジョブに設定するスケジュールです
  • サイクルトップジョブネットのスケジュール設定
    • サイクルトップジョブネットに設定するスケジュールです
  • ジョブネットのスケジュール設定
    • ジョブネットに設定するスケジュールです
カレンダー
  • トップパッケージへのカレンダー設定
    • 各トップパッケージに対しての個別のカレンダー設定です
  • ジョブネットへのカレンダー設定
    • 各ジョブネットへの個別のカレンダー設定です
アラート通知

ジョブ及びジョブネットの実行結果ごとにアラート通知先を指定できます。通知先は、「UOMポータル」の「サービス設定」より「ジョブアラート通知/対応設定」で指定できます。指定した個別連絡先グループが削除されていた場合は、アラート受付連絡先グループに通知します

メール※3
  • アラート検知の都度、通知を行います
  • 通知先は、個別連絡先グループまたはアラート受付連絡先グループを指定できます
自動電話※3
  • 10分間に1回、自動音声による通知を行います
  • 指定した個別連絡先グループに登録された担当者に対し、最大2巡まで順番に連絡します。登録した担当者ごとの電話通知時間帯の設定、または連絡先グループ内での7日ごとの輪番設定ができます
  • 自動電話通知は、受諾操作が必要です。受諾結果はメールで連絡します
  • ジョブ及びジョブネットの実行結果単位で10個まで設定できます。ジョブ及びジョブネットの実行結果が異なる場合でも、通知先の連絡先グループが同一のときは、10分間に1回のみ通知します
  • 通知先は、個別連絡先グループのみ指定可能です
SNS
  • アラート検知の都度通知を行います
  • 通知先は、SlackまたはMicrosoft TeamsをはじめとしたWebhookのみを指定できます※2

※1:記載以外のOS、バージョンはご相談ください。
※2:動作確認済みSNS:Slack、Microsoft Teams
※3:メールの送信元メールアドレス、及び自動電話の発信元電話番号については、「IIJサービスオンライン」の「マニュアル・ダウンロード」に掲載されている『IIJ統合運用管理サービス マニュアル サービス設定機能操作編』の「アラート通知」をご覧ください。

補足事項
  • ジョブ及びジョブネットの定義は「ジョブコントロールパネル」からお客様が設定できます。
  • ジョブ実行上限は「7万ジョブ/1日」を指標値としています。
  • 「IIJ統合運用管理サービス 運用サービス」をご契約いただくことで、ジョブのオペレーションを依頼できます。
  • エージェントをインストールする機器のOSがCentOS、RedHatの場合、glibc、fuserが必要となります。glibc、fuserは、OSにバンドルされているものを使用してください。
  • ジョブコントロールパネルにデフォルトで設定されているカレンダー(マスターカレンダー)は定期的に登録更新しています。更新後、お客様にてジョブの再コミットが必要になります。カレンダー設定について詳しくは、「IIJサービスオンライン」の「マニュアル・ダウンロード」に掲載されている『IIJ統合運用管理サービス マニュアル ジョブコントロールパネル操作編』の「カレンダー設定」をご覧ください。