利用者が仮想デスクトップにログインできない場合は、Profilesフォルダ内のプロファイルデータが壊れている可能性があります。その場合は、プロファイルデータを初期化すると、ログインできるようになることがあります。なお、プロファイルデータの初期化の対象は、Profilesフォルダ内のユーザアカウント名のフォルダのみです。そのため、Homeフォルダ内のファイル及びフォルダは影響を受けませんが、以下のように設定がリセットされるなどの影響があります。

• スタートメニューやデスクトップアイコンの並び順が消失します。
• Exchangeを使っている場合はアカウント設定、メール、仕訳ルールなどは保持されますが、ウィンドウ枠の表示設定や編集設定などがデフォルトに戻ります。
• IMEの辞書は保持されますが、変換学習データや、予測変換のON/OFF設定などがデフォルトに戻ります。
• タスクバーへピン留めしていた内容が消失します。
• %LocalAppData%の情報が消失しますので、Teamsなど該当フォルダへインストールされるアプリケーションなどは再インストールが必要です。
• 利用者が設定したネットワークドライブは解除されます。
• OS側で保存した資格情報は消失します。なお、FirefoxなどのアプリケーションがZドライブ配下に保存した情報は保持されます。