標準提供機能

ルーティング機能

サービスアダプタには最大50経路までお客様LAN内部のスタティックルートを設定できます。

宛先ネットワークアドレスとネクストホップIPアドレスを設定できます。

フィルタリング機能

お客様LAN内部から別拠点に向かう通信に対して、サービスアダプタのLAN側インタフェースにて許可や拒否を設定できます。

以下のルールを最大50ルール指定できます。

動作以下で指定するルールに一致した通信の許可・拒否の動作を指定できます
プロトコル制御したい通信のプロトコルをICMP、TCP、UDP、IPから指定できます
送信元アドレス制御したい通信の送信元のIPアドレス、ネットワークアドレスを指定できます
送信元ポート番号制御したい通信のプロトコルをTCPまたはUDPと指定した場合、送信元ポート番号を指定できます
送信先アドレス制御したい通信の送信先のIPアドレス、ネットワークアドレスを指定できます
送信先ポート番号制御したい通信のプロトコルをTCPまたはUDPと指定した場合、送信先ポート番号を指定できます
DHCP機能

親拠点サービスアダプタ、及び子拠点サービスアダプタをDHCPサーバとして設定できます。

DHCP機能の使用の有無(リレーまたはサーバ)

リレーを選択した場合リレーサーバは2つまで設定可能
サーバを選択した場合
  • DHCPで配布するIPアドレス範囲
  • DHCPで配布するゲートウェイIPアドレス
  • DHCPで配布するDNSサーバIPアドレス
  • DHCPで配布するWINSサーバIPアドレス
  • DHCPで配布するドメイン名
NAT機能

親拠点サービスアダプタ及び子拠点サービスアダプタに、NATを設定できます。

NAPT機能

NAPT機能は、サービスアダプタが利用しているアクセス回線から直接インターネット向け通信を利用する場合に限り、設定できます。

Catalyst 3650-24TS-E、Catalyst 9300L-24T-4G-A、Catalyst 3850-12XS-E、Catalyst 9300X-12Y-Aでは提供できません。

静的NAT機能

静的NAT機能は、VPN通信のとき、拠点内のIPアドレスが重複している場合等、アドレス変換が必要な場合にのみ設定できます。

変換を行うことが可能なのは、送信元IPアドレスのみです。送信先IPアドレスを変換することはできません。

サーバ公開用等、インターネット側から拠点LAN内への静的NATは設定できません。

各サービスアダプタに設定できる静的NATエントリ数は、50ルールまでです。

Catalyst 3650-24TS-E、Catalyst 9300L-24T-4G-A、Catalyst 3850-12XS-E、Catalyst 9300X-12Y-Aでは提供できません。

VLAN機能

親拠点サービスアダプタ及び子拠点サービスアダプタに、VLANを設定できます。

利用できるVLANはポートVLANのみです。複数のVLANを利用する場合はどのポートにどのVLANを割り当てるか選択できます。

ASR 1001-Xでは利用できません。