運用監視

サービスアダプタの監視ポイントに対しての接続性を24時間監視しています。

監視システムが異常を検知した場合、あらかじめご登録いただいた障害情報通知先へメールで通知します。

なお、「IIJサービスオンライン」から監視停止スケジュールの登録をすることで、メールによる通知を抑止できます。

※詳しくは、『IIJマネージドVPN PROサービス マニュアル』をご覧ください。

監視方法は、拠点が親拠点であるか子拠点であるかによって異なります。

親拠点サービスアダプタ監視(グローバル監視)
監視方法
監視システムからサービスアダプタのWAN側インタフェースに設定されたIPアドレス(グローバルアドレス)に対してpingを送信し、応答の有無でサービスアダプタの接続状態を監視
➡10分間連続してpingへの応答がない場合、アラートを検知

子拠点サービスアダプタ監視(トンネル監視)
監視方法
親拠点サービスアダプタからVPN対向機器のトンネルインタフェースに対してpingを送信し、応答の有無でVPNの接続状況を監視
➡10分間連続してpingへの応答がない場合、VPNの接続断として検知

ディザスタリカバリ構成をご契約いただいている場合、子拠点サービスアダプタの監視は親拠点A、親拠点Bからそれぞれ実施します。

検知方法
  • 10分間連続してサービスアダプタからの応答がない場合、アラートを検知します。
  • アラート検知後、2分間連続してサービスアダプタからの応答があった場合、障害復旧として検知します。

※子拠点サービスアダプタ監視は、親拠点サービスアダプタから実行しています。そのため、親拠点サービスアダプタに障害が発生した場合、子拠点サービスアダプタの監視通知が行われない場合があります。

通知方法

接続状態が変化した場合、あらかじめご登録いただいた障害情報通知先へアラートメールを送信します。

  • 接続状態が接続中から切断に変化した場合、接続状態変化の検知後、即時通知します。
  • 接続状態が切断から接続中に変化し、10分間接続状態に変化がない場合に通知します。
  • 監視停止スケジュールを登録していた場合、停止期間終了のタイミングで接続状態が切断中であれば通知します。
アラートメールの書式

アラートメールの書式は以下のとおりです。

【参考】

  • [カッコ]に表記されている箇所は、ご契約内容や接続状態によって変わります。

親拠点からのping監視の場合

接続状態の変化 接続中 ➡ 切断

メールヘッダとメール本文
From: xx-xxxxxxx@xxx.xx.xx
Subject: IIJ MVP 障害通知

ご契約者名     :  [ご契約者名]
サービスコード   :  [契約コード]

障害検知サービス  :  [監視対象拠点サービスアダプタコード]/[監視対象機器サービスアダプタコード]
検知時刻      :  [YYYY/MM/DD hh:mm:ss](接続断)
監視対象アドレス  :  [IPアドレス]

障害検知サービス  :  [監視対象拠点サービスアダプタコード]/[監視対象機器サービスアダプタコード]
検知時刻      :  [YYYY/MM/DD hh:mm:ss](接続断)
監視対象アドレス  :  [IPアドレス]


接続状態の変化 切断 ➡ 接続中

メールヘッダとメール本文
From: xx-xxxxxxx@xxx.xx.xx
Subject: IIJ MVP 障害通知

ご契約者名     :  [ご契約者名]
サービスコード   :  [契約コード]

障害検知サービス  :  [監視対象拠点サービスアダプタコード]/[監視対象機器サービスアダプタコード]
検知時刻      :  [YYYY/MM/DD hh:mm:ss](復旧)
監視対象アドレス  :  [IPアドレス]

障害検知サービス  :  [監視対象拠点サービスアダプタコード]/[監視対象機器サービスアダプタコード]
検知時刻      :  [YYYY/MM/DD hh:mm:ss](復旧)
監視対象アドレス  :  [IPアドレス]
 


アラートメール集約機能

複数拠点で同時に障害を検知した場合、大量にアラートメールが送信されることが懸念されます。そのような場合、アラートメールを集約しサマリーメールとしてお客様に送信します。集約間隔は2分間です。