プライベート接続リモート拡張リンク オプション

冗長構成オプション

4台のリンク機器による冗長構成で、プライベート接続リモート拡張リンクを提供するオプションです。

項目仕様
契約単位1
最小契約数0
最大契約3
通信制御リンク機器を通過可能な通信は、「IIJ統合運用管理サービス」の各サービスを提供するための通信に制限します
制限事項
  • リンク機器をお客様ラック内(2U)に設置します
  • リンク機器を接続する電源を提供していただきます
  • リンク機器設置作業時に、お客様にラックの開錠を依頼し、作業を実施します
  • リンク機器のI/Fに設定するIPアドレスを割り当てていただきます※1
  • 提供可能なセグメント数はリンク機器によって変更される可能性があります
  • リンク機器とお客様ITシステムとの結線はお客様が実施してください
  • リンク機器が故障した場合は、障害対応としてお客様にラックの開錠を依頼し、保守ベンダの作業を実施します※2
  • ハードウェアサポート終了によるリンク機器の交換作業は、弊社営業時間に実施します

  • 弊社データセンターとお客様環境を接続する回線は、弊社指定の回線を利用していただきます
  • サービス提供に支障をきたすため、引き渡し前後にかかわらず、リンク機器に対して、以下の行為はおやめください
    • リンク機器の移動
    • 電源断となる行為

やむを得ない理由により上記作業を実施する場合は、事前に弊社担当営業へ連絡してください

  • リンク機器の対向にあるお客様機器のI/Fの抜線や停止をする場合は、事前に弊社担当営業へ連絡してください
  • お客様指定の場所にリンク機器が設置できない、お客様指定の場所から電源が取れないなどの理由で、予定どおりに設置作業ができなかった場合は、再作業が必要となります。再作業となった場合は、設定変更作業として別途費用をいただく場合があります
  • お客様はリンク機器にログインできません
  • リンク機器の設定情報などは開示できません
  • 「IIJ統合運用管理サービス」の設備IPアドレスと、お客様ITシステムのIPアドレスが重複する場合は、サービスを提供できない可能性があります※3
  • 1つのVLAN I/Fを複数の物理I/Fにアサインすることはできません
  • 同一経路に関する複数の静的経路設定はできません
  • スイッチポートでの提供のため、リンク機器の対向にあるお客様機器がオートネゴシエーションではない場合は、クロスケーブルが必要になる可能性があります
  • スイッチポートの利用数は最大で4ポートです
  • 海外拠点には提供できません
契約条件

「IIJ統合運用管理サービス プライベート接続サービス プライベート接続リモート拡張リンク」のご契約が必要です

障害時の動作
  • 片系障害時
    • 冗長構成が切り替わる時間(最大1分程度)は、一時的にリンク機器を経由した「IIJ統合運用管理サービス」の各サービスが提供できません
  • 両系障害時
    • リンク機器を経由した「IIJ統合運用管理サービス」の各サービスが提供できません
初期引き渡し状態
  • 以下の状態で提供します
    • リンク機器の正常性が確認できた状態
    • 2台のリンク機器で冗長構成がとれていることが確認できた状態
    • リンク機器への監視※4が正常であることが確認できた状態
お客様設定作業お客様ITシステム機器とリンク機器の結線
解約条件
  • 利用終了日(サービス解約日)から30日以内にお客様システムラックのリンク機器を返却してください。送付の費用はお客様負担となります※5
  • 弊社データセンターとお客様環境を接続する回線の撤去は60日から90日程度かかります
  • 回線の撤去作業時にお客様にラックの開錠を依頼します
  • 利用終了日(サービス解約日)にリンク機器への監視※4を停止します
お客様解約作業お客様システムラックに設置されているリンク機器の撤去、返却

※1:お客様が利用しているセグメントから、I/Fのアドレスと冗長化に利用するVIPを割り当てていただきます。
※2:復旧に半日程度かかる可能性があります。
※3:設備IPアドレスの確認が必要な場合には弊社担当営業へ連絡してください。
※4:リンク機器に対して、死活監視、ログ監視を行います。
※5:返却先、及び返却物一覧については弊社担当営業へお問い合わせください。

 

提供構成例