制限事項
クラウドバイパス
- リージョンの自動切り換え機能はありません。
- 東西両リージョンをご契約の上、いずれかのリージョンで災害などに伴うサービス障害が発生した場合は、利用するクラウドバイパスをお客様が切り替えてください。
- ご契約のセッション数の変更には制限があります。詳しくは「変更のお申し込みからご利用開始まで」の「制限事項」をご覧ください。
- IPv4のHTTP/1.0及びHTTP/1.1を使用できますが、以下の制限があります。
- Upgradeヘッダーは使用できません。そのため、Upgradeヘッダーを使用するWebSocketなどを利用できません。ただし、クライアントがCONNECTメソッドを使用する場合は、利用できることがあります。
- FTP over HTTPは使用できません。ただし、振り分け先プロキシサーバが対応している場合は使用できます。
- IPv6、UDP、QUIC、HTTP/2、HTTP/3など、IPv4のHTTP/1.0及びHTTP/1.1以外のプロトコルは使用できません。ただし、クライアントがCONNECTメソッドを使用する場合は、使用できるプロトコルがあります。
- 追加できる振り分けルールの上限は20個です。
- 振り分けルールの宛先リストに手動でFQDNまたはIPアドレスを設定する場合は、以下の制限があります。
- すべての手動で設定する宛先リストのFQDN及びIPアドレスの上限は合計10,000件です。また、ルール1個につき設定できるFQDNまたはIPアドレスの上限は1,000件です。アクセス制御オプションをご契約の場合は、WebトラフィックをブロックするFQDN及びIPアドレスのルールを含みます。
- ワイルドカード「*（アスタリスク）」は、FQDNの左端に限り指定できます。
- FQDNは、すべてのトップレベルドメインまたは属性型JPドメインのサブドメインが含まれるワイルドカードを指定できません（*.com、*.co.jpなど）。
- IPアドレスは、IPv4アドレスに限り設定でき、IPv6アドレスは設定できません。振り分け先にPBBを指定する場合は、マスク長/1～32の範囲を指定できます。振り分け先にインターネット接続を指定する場合は、マスク長/24～32の範囲に限り指定できます。ただし、IIJインターネットアクセスサービス接続オプション（以下、INA接続オプション）をご契約の場合は、マスク長/1～32の範囲を指定できます。INA接続オプションを解約する場合は、マスク長/1～23の範囲のIPアドレスを宛先リストから削除する必要があります。
- クラウドバイパスサーバの上段プロキシサーバにSWGを指定する場合は、以下の制限があります。
- SWGのログにクライアントIPアドレスを出力するには、X-Forwarded-Forヘッダーを付加するようクラウドバイパスを設定する必要があります。クラウドバイパスの利用開始後の設定変更については「設定変更」をご覧ください。また、SWGの設定変更も必要です。
- SWGセキュアブラウジングオプションを利用する場合は、X-Forwarded-Forヘッダーは無効になります。
- 障害発生時に原因を切り分けるため、クライアントのプロキシ設定をクラウドバイパスからSWGに変更するなど、お客様にご協力を依頼する場合があります。
- PBBとクラウドバイパスの間の帯域はクラウドバイパス1契約につき送受信とも1Gbpsです。
- PACオプションをご契約の場合に作成できるPACファイルの上限は10個です。また、80,000 Byteより大きいファイルは作成できません。
外部クラウドプロキシ連携
- APIサーバは、同一IPアドレスからのアクセスを1分間に10回までに制限しています。
- APIサーバには、IPv4のみでアクセスできます。IPv6ではアクセスできません。
- IPアドレスの宛先リストは、IPv4アドレスに限り設定でき、IPv6アドレスは設定できません。
- 追加できる宛先ルールの上限は20個です。
- すべての手動で設定する宛先リストのFQDN及びIPアドレスの上限は合計10,000件です。また、ルール1個につき設定できるFQDNまたはIPアドレスの上限は1,000件です。
- サンプルRoute Branchプログラムは、お客様が設定した宛先ルールをRoute Masterにアクセスして取得し、クラウドプロキシ機器の宛先リストを更新するAPIクライアントです。
- 本プログラムの動作については、弊社は一切責任を負いかねます。
- 本プログラムを使用する際は、同梱の使用許諾規約を確認してください。