3. システム設定を行う
システム設定を行う
BLE IoTスターターパッケージで使用する Acty-G3 は、内部のOSとしてAndroidが動作しております。Android OSやその上で動作するアプリケーションは、長時間動作させていると動作が不安定になったりOSによりアプリが強制終了させられたりすることがあります。
定期的にOSを再起動させることで、安定的に動作させることが可能になります。
また、VPNで接続している場合、定期的にVPNの再接続を行うことで、安定的にVPN接続を維持し続けることができます。
この機能は、OS再起動の周期と時刻や、VPN接続の有無を設定することができます。
【注意】
- OS再起動設定 の機能は、ver 1.1 (Release 11) から使用可能です。
- VPN設定 の機能は、ver 1.2 (Release 15) から利用可能です。
- システムの安定稼働のため、当設定で定期的にOS再起動することを強くお勧めいたします。
システム設定設定
設定画面を開き、メニューの「システム設定」を選択します。
設定画面が表示されます。
以下の通り、OS再起動の周期とVPN設定を設定します。
OS再起動設定 | 周期 | OS再起動する周期を選択します。「無効」「毎日」「毎週」から選択します。 |
---|---|---|
再起動する曜日 | OS再起動する曜日を選択します。周期が「毎週」の場合のみ設定可能です。 | |
再起動する時間 | OS再起動する時間を入力します。 0時0分~23時59分 まで設定可能です。 | |
VPN設定 | IIJ IoT接続方法 | SIMを使用して接続している場合は「モバイル回線」を選択します。 VPNで接続している場合は「VPN(WireGuard)」を選択します。 |
VPN名称 | 「VPN(WireGuard)」を選択した場合、AndroidのWireGuardアプリで設定してあるVPN名称を入力します。 |
入力が終わったら「設定を保存」ボタンを押します。
設定保存後は、設定した時間になったらOSが自動的に再起動します。
【注意】
- OSの再起動には3分程度の時間がかかり、その間はセンサーデータの送信が中断されます。OS再起動する時間はデータ送信が中断されても問題ないタイミングを設定してください。