ドメイン名とDNSの管理とは
ドメイン名をWebサイトやメールなどに利用するには、DNSサーバが必要です。ドメイン名と共に、ドメイン名を管理するDNSサーバのホスト名及びIPアドレスをレジストリに申請し、レジストリのデータベースに登録されてはじめてドメイン名が有効になります。
DNSサーバを設置するには専門知識が必要です。DNSサーバは、ドメイン名の問い合わせに対してIPアドレスを答える役割を担っているため、24時間365日休むことなく稼働しなければなりません。また、ドメイン名とIPアドレスを対応づけるデータベースの情報を常に最新にしておく必要があります。
以下のように、ネットワークの構成が変更になった場合は、ゾーン情報(DNSレコード)の編集が必要です。
- 会社のWebサイトを公開する。
- 組織変更でサブドメインが必要になった。
- サーバを増設してIPアドレスが変更になった。
自社でDNSサーバを運用することもできますが、手間やコストを省くため、多くの企業がDNSサーバの運用をアウトソーシングしています。
登録したドメイン名を維持することが目的であれば、DNSサーバは必要なく、常時行う作業はありません。WHOIS情報(ドメイン名の登録者情報)に変更があった場合は、レジストラ(指定事業者)に連絡します。
また、ドメイン名には有効期限があるため、期限が近づいたら更新手続きをします。弊社のドメイン管理サービスをご契約中の場合は自動で更新されます。