Zabbixサーバ

弊社の提供するクラウド上にお客様専用のZabbixサーバを構築し提供します。

Zabbixサーバとして、Zabbix仮想アプライアンスをインストールしたVMを提供します。
ZabbixサーバはZabbix社がチューニング、開発した環境により最適な監視処理を実現しています。

項目仕様  

CPUコア数

クアッドコア

メモリ

56GB

ディスク容量

1,700GB

仮想アプライアンス

Zabbix Enterprise Appliance ZS-V600

Zabbixバージョン

Zabbix 6.0

推奨監視ノード数

3,000台程度  

推奨監視項目数

10万監視項目/5分間隔 

※うち、ログファイル監視項目5,000を含む 
※SNMPトラップ監視及び暗号化通信を含まない

データ保存期間

  • ヒストリ:30日
  • トレンド、イベント履歴、アクション履歴:1年間

初期引き渡し状態

以下の状態で提供します

  • Zabbix Webインターフェースにアクセスできる状態
  • Zabbix特権管理者ユーザーを1ユーザー提供
  • Zabbix WebインターフェースでZabbixの各設定が可能な状態
  • ネットワーク接続
    • Zabbixサーバとお客様のIIJプライベートバックボーンへの接続が確認できた状態
    • インターネット接続が可能な状態
    • Zabbixからのメール配送が可能な状態

Zabbixサーバの環境設定

監視
  • Zabbix 6.0の監視機能が利用できます
  • Zabbixの基本的な監視項目は以下のとおりです。監視機能の詳細については、Zabbixの「ドキュメント」ページより『Zabbix Manual』をご覧ください
監視項目

外形監視

ping監視

監視対象とのping応答、ping応答時間などを監視します

TCP接続/応答監視

指定ポートへTCPレベルでの接続を行い、接続の可否及び応答時間を監視します

リモートチェック

監視対象にSSHまたはTelnetで接続し、コマンドの実行結果を監視します

ネットワーク監視

転送されたパケット量、エラー及びドロップされたパケット数、コリジョンなどを監視します

リソース監視

CPU監視

CPUのロードアベレージ、使用率などを監視します

メモリ監視

メモリ使用率、スワップ使用率などを監視します

ディスク監視

ディスク使用率、ディスクI/O値などを監視します

プロセス/サービス監視

稼動しているLinuxプロセスやWindowsサービスの状態などを監視します

ファイル監視

ファイルサイズ、ファイル変更などを監視します

ログ監視

ログ及びWindowsイベントログに特定の文字列が存在するかを監視します

システム監視システムのアップタイム、時刻、ユーザー接続などを監視します
SNMP監視監視対象のSNMPエージェントからCPUやメモリの使用率、トラフィック量やエラー数などの状態を収集し監視します
IPMI監視Intelligent Platform Management Interfaceデバイスの稼働状況や可用性を監視します
カスタム監視カスタムスクリプト
  • ユーザーパラメータ機能を使用してカスタムエージェントチェックを作成できます
  • スクリプトを作成することにより、Zabbixエージェントの機能を拡張できます

外部チェック

Zabbixサーバでスクリプトを実行し監視することができます
WEB監視WEBサイトの稼動状況を監視します
仮想マシン監視VMware vCenterまたはESXハイパーバイザを監視します
データーベース監視データベースのパフォーマンス、可用性、及び構成変更を監視します
Javaアプリケーション監視JavaアプリケーションのJMXカウンターを監視します
通知UOMアラート通知とZabbixのイベント発生時の通知が利用できます

UOMアラート通知

Zabbixのイベント発生時の通知
インターネット接続Zabbixサーバとインターネットとの接続を提供します。インターネット経由の監視ができます
同意事項
Zabbixサーバ
  • 推奨監視ノード数及び推奨監視項目数を超過する監視を実施した場合、監視遅延及び監視エラーが発生することがあります。
  • Zabbixサーバで障害が発生しリストアを実施した場合、監視設定と監視データはDBバックアップ取得時のデータとなります。
  • Zabbixサーバの正常性確認のため弊社にて監視を実施します。トリガー「Zabbix Server monitoring health check trigger」の障害イベントが継続して発生しますがZabbixサーバは正常な状態です。この障害イベントは無視してください。
監視
  • 監視対象ノードのOSによってZabbixエージェントが使用できない場合があります。サポートされるOSについては、Zabbixの「ドキュメント」ページより『Zabbix Manual』をご覧ください。
  • 監視対象ノードのOSによって監視できない監視項目があります。
通知
制限事項
Zabbixサーバ
  • Zabbixサーバへのログインはできません。
  • データ保存期間の変更はできません。
  • Zabbix APIは使用できません。
  • 弊社で設定したZabbixの設定を変更または削除しないでください。変更または削除した場合、サービス提供ができなくなります。弊社で設定したZabbixの設定については、「IIJサービスオンライン」の「マニュアル・ダウンロード」に掲載されている『IIJ統合運用管理サービス マネージドモニタリング for Zabbix マニュアル』の「弊社で設定したZabbix設定」をご覧ください。
  • Zabbixサーバにあるファイルと同名のファイルを「UOMポータル」の「ファイル保管」で「Zabbixサーバ」に配置すると、Zabbixサーバ上のファイルが上書きされます。

  • 「UOMポータル」の「ファイル保管」に登録しているファイルを削除すると、Zabbixサーバ上のファイルも削除されます。

監視
  • Zabbixプロキシ経由の監視でJMXエージェントを使用するには、お客様でZabbix Java gatewayを用意する必要があります。