制限事項
監視サービス共通(簡易監視、標準監視、マネージドモニタリング for Zabbix)
- メール受信で送信元を制限している場合は、アラート通知メールの受信許可設定を行ってください。アラート通知メールの送信元メールアドレスについては、「IIJサービスオンライン」の「マニュアル・ダウンロード」に掲載されている『IIJ統合運用管理サービス マニュアル サービス設定機能操作編』の「アラート通知」をご覧ください。
- 監視対象ノードへのログインが必要となるような作業、及び障害についての対応は行いません。
- お客様の設定不備に起因するお客様システムの事象調査、及び復旧対応は行いません。
(例)
監視間隔を短期間に設定し、監視対象ノードの負荷が上昇した。
監視対象機器の負荷により監視結果を取得できなかった。 - 大量のアラートを検知した場合は、監視の停止または監視条件を変更する場合があります。
(例)
5分あたり100件以上のアラートを検知した。 - システム構成によっては、一部の機能を提供できない場合があります。
簡易監視、標準監視
- 監視マネージャと監視対象ノードの疎通性を確保していただく必要があります。
- インターネット経由での監視のみIPv6アドレスに対応しています。ただし、「プライベート接続インターネットVPNリンク」はIPv4のみの対応となります。
- 15分以内の監視サービスの停止、15分未満のグラフ描画データの欠損、及びアラート通知機能の遅延は正常稼働の範囲内とし、アナウンスしません。
- UDPを利用した監視項目(SNMP、F-SNMP、NTP、LINKUP、TRAP)は、監視結果を保証するものではありません。
- IPアドレスの第4オクテットが「0」、「255」であるアドレスは監視できません。
- プライベート接続経由で監視を行う場合は、弊社設備と監視対象ノードまでの通信経路を確保してください。通信経路が確保されていない場合、監視機能が提供できません。通信経路を確保するための情報については、「IIJサービスオンライン」の「マニュアル・ダウンロード」に掲載されている『IIJ統合運用管理サービス マニュアル 監視コントロールパネル操作編』の「2: 監視マネージャと監視対象ノードまでの通信経路確保」をご覧ください。
- プライベート接続PBBリンク経由で、弊社設備で利用するシステムアドレスをNAT変換する場合には一部利用できない機能があります。詳しくは、『IIJ統合運用管理サービス プライベート接続サービス 仕様書』の「プライベート接続PBBリンク」をご覧ください。
マネージドモニタリング for Zabbix
- Zabbixサーバから監視対象ノード、及びZabbixプロキシへ接続可能なネットワーク構成は以下のとおりです。
- IIJプライベートバックボーンサービス経由
※別途、IIJプライベートバックボーンサービスの契約が必要です。 - インターネット経由
- Zabbixサーバから監視対象ノードまでの通信経路を確保していただく必要があります。
- 弊社設備で利用するシステムアドレスは、監視対象ノード、ZabbixプロキシのIPアドレスとして使用できません。通信経路を確保するための情報、及び弊社設備で利用するシステムアドレス情報について詳しくは、「IIJサービスオンライン」の「マニュアル・ダウンロード」に掲載されている『IIJ統合運用管理サービス マネージドモニタリング for Zabbix マニュアル』の「Zabbixサーバとの通信経路確保」をご覧ください。
- IPv4のみ対応しています。
- 監視対象ノード、Zabbixプロキシに同一のIPアドレスは使用できません。
- グローバルIPアドレスへの監視は、IIJプライベートバックボーンサービス経由ではできません。インターネット経由で監視してください。
- お客様からの依頼による監視設定、監視データのリストアは実施しません。
- ポイントリリースへのバージョンアップは実施しません。
- 15分以内のサービスの停止、監視データの欠損、及びアラート通知機能の遅延は正常稼働の範囲内とし、アナウンスしません。