対応停止申請

監視サービスからのアラートに紐付くオペレーションの一時的な停止を依頼できます。
APIを使った対応停止申請もできます。詳しくは、『IIJ統合運用管理サービス 仕様書』、及び『IIJ統合運用管理サービス API Reference』をご覧ください。

1.「申請」メニューの「対応停止」をクリックします。

「対応停止申請」画面が表示されます。

2.申請内容を入力します。

入力項目必須/任意説明
管理グループ必須
  • 「構成管理」で管理グループを設定している場合は、申請者が所属する管理グループがプルダウンリストに表示されます※1
    • 管理グループを指定すると、申請は同じ管理グループのアカウントでのみ参照可能となります
    • 「制限しない」を指定すると、申請はすべてのアカウントで参照可能となります
  • 「構成管理」で管理グループを設定していない場合は「制限しない」と表示されます。変更はできません
対象期間必須
  • 対応を停止する期間を指定します
  • 開始時刻は、現在時刻より後を指定します。開始時刻は31日先まで指定できます
  • 指定可能期間は、開始日及び終了日を含め、最長1年です

【注意】対応停止期間における、障害検知日時と障害検知時の対応

  • 対応停止の期間は、障害検知日時を基に判定しています
  • 対応停止の開始日時と同時刻に検知した障害については、対応停止されますが、終了日時と同時刻に検知した障害については、対応停止されません

(例)障害検知時対応の停止の開始日時を2019年10月1日00時00分、終了日時を2019年10月1日05時00分とした場合

2019年10月1日00時00分(00秒)に検知した障害に対する対応→行われない
2019年10月1日05時00分(00秒)に検知した障害に対する対応→行う

運用対象ノード必須
  • 対応を停止する運用対象ノードを指定します
  • 「管理グループ」に管理グループを指定している場合は、該当管理グループのノードが表示されます
監視ID必須
  • 「運用対象ノード」で「特定ノード」を選択すると表示されます
  • 対応を停止する監視IDを指定します
申請理由必須
  • 対応停止を申請する理由を選択します
  • 「その他」を選択した場合は、テキスト欄に理由を入力します
申請時メモ任意
  • お客様担当者間の情報共有用のメモです
  • ここに入力した内容は、サービス担当者へは送信されません
申請メール送付先アドレス任意
  • 申請者のメールアドレスが表示されます。送付先を追加したい場合は、追加で入力します
  • カンマ区切りで複数の送信先を指定できます
  • メールアドレスは256文字以下で入力します

※1:管理グループの設定には、構成管理サービスのご契約が必要です。


「運用対象ノード」と「監視ID」の組み合わせは、下記の3通りです。

運用対象ノード

監視ID説明
全ノード
  • 全ノードですべてのオペレーションを停止します
特定ノード全監視ID
  • 指定したノードに紐付けられている監視IDのすべてのオペレーションを停止します
  • 「運用対象ノード」で特定ノードを指定し、「監視ID」で全監視IDを指定すると、同一申請内で別ノードを追加する場合も全監視IDが停止対象となります
特定ノード特定監視ID
  • 指定したノードのうち、特定の監視IDで発生したアラートに対して紐付けられたオペレーションを停止します
  • 「運用対象ノード」で特定ノードを指定し、「監視ID」で特定監視IDを指定すると、同一申請内で別ノードを追加する場合も特定監視IDの指定が必要となります


全ノードを指定する

すべての運用対象ノードを指定する場合は、「全ノード」を選択します。

【参考】特定の管理グループに所属するアカウントでログインしている場合

「全ノード」選択時の申請対象ノードは、ご利用中のアカウント権限で参照可能なノードに限られます。対象は「特定ノード」選択時に表示されるノードで確認できます。


特定ノードの全監視IDを指定する

特定の運用対象ノードの全監視IDを指定する場合は、「特定ノード」を選択します。
リストボックスに「サービス設定」の「運用ノード設定」で登録した運用対象ノード名が昇順で表示されます。

対象の運用対象ノードにチェックを入れて、「監視ID」の「全監視ID」を選択します。
リストボックスに表示中のすべてのノードにチェックを入れる場合は「全選択」、すべてのノードのチェックを外す場合は「全選択解除」をクリックしてください。



特定ノードの特定監視IDを指定する

特定の運用対象ノードに紐づく特定の監視IDを指定する場合は、「特定ノード」を選択します。
リストボックスに「サービス設定」の「運用ノード設定」で登録した運用対象ノード名が昇順で表示されます。

対象の運用対象ノードにチェックを入れて、「監視ID」の「特定監視ID」を選択します。
「監視ID」のリストボックスに、選択したノードの監視IDが表示されます。

対象の監視IDにチェックを入れます。
表示中のすべての監視IDにチェックを入れる場合は「全選択」、すべての監視IDのチェックを外す場合は「全選択解除」をクリックしてください。



運用対象ノード、監視IDの検索

「運用対象ノード」及び「監視ID」の検索欄に検索する文字列の一部を入力して「」をクリックすると、部分一致検索が実行され、検索条件に合致した名称がリストボックスに表示されます。

運用対象ノード

監視ID

正規表現を用いた検索も利用できます。使用できる正規表現の例は下表をご覧ください。

正規表現説明
行の先頭を表す
$行の末尾を表す
[0,1] 0または1を表す
[1-9]1から9までのいずれかの数字を表す
[0-9][0-9][0-9]3桁の数字を表す(000~999)
[A-Z]大文字の英字を表す
¥d1桁の数字を表す([0-9]と同じ)
¥w大文字/小文字の英字、数字を表す([A-Za-z0-9]と同じ)
.*任意の文字列を表す(空文字も含む)
運用対象ノードのタグでの絞り込み

 「運用対象ノード」欄にある「運用対象ノード タグ選択」をクリックすると、「タグ設定なし」、及び「運用ノード設定」で登録したタグ名称のチェックボックスが表示されます。
該当のタグを選択することで、リストボックスの運用対象ノードが絞り込めます。すべてのタグにチェックを入れる場合は「全選択」、すべてのタグのチェックを外す場合は「全選択解除」をクリックします。
※運用対象ノードをタグで絞り込む場合は、「UOMポータル」の「サービス設定」から、「運用ノード設定」で「タグ」の設定が必要です。

3.「運用対象ノード」及び「監視ID」を指定したら、「」をクリックします。

指定した運用対象ノードと監視IDの組み合わせが一覧に表示され、申請の対象となります。

4.一覧で対応停止の条件を確認します。

一覧には、最大で100まで追加できます。101以上の条件を指定する場合は、2回に分けて申請します。
一覧に表示された対応停止条件を削除する場合は、「」をクリックします。

5.「申請確認」をクリックします。

「対応停止申請確認」画面が表示されます。

6.内容を確認の上、「申請」をクリックします。

申請内容を修正する場合は、「戻る」をクリックし、「対応停止申請」画面に戻ります。

7.対応停止申請が完了すると、受付番号が表示されます。

管理グループの異なるノードで申請を実施した場合は、管理グループごとに受付番号が発行されます。詳しくは、「複数の管理グループにまたがる申請」をご覧ください。