外部サービス連携までの流れ

本サービスを外部サービスと連携するには以下の操作が必要です。順を追って説明します。

  1. 業務アセットの作成
  2. 業務アセットの有効化
  3. グループプッシュの設定
  4. 権限セットの作成
  5. 権限セットの有効化
  6. 同期対象操作の実行
  7. タスクの確認
  8. タスクの実行
業務アセットの作成

外部サービスに接続するために必要な「業務アセット」を作成します。

作成手順は接続先の外部サービスによって異なります。詳しくは「業務アセットの作成」をご覧ください。

業務アセットの有効化

1.管理コンソールの「業務アセット」をクリックします。

「業務アセット」画面に遷移します。

2.有効化を行う業務アセットの行にあるプルダウンメニューから「有効化」を選択します。

グループプッシュの設定

同期対象のグループ(会社、組織、事業所、プロジェクト、及び動的グループ)を設定する「グループプッシュ」の設定方法を、Oktaの業務アセット設定画面を例に説明します。

グループプッシュ機能の詳細や利用条件について、詳しくは「グループプッシュ機能」をご覧ください。

1.業務アセットの設定画面を開きます。

業務アセットの設定画面までの手順について、詳しくは『IIJ IDガバナンス管理サービス マニュアル』の「業務アセットを管理する」をご覧ください。

2.設定画面の「グループプッシュ」を選択し、「グループ連携条件」タブをクリックします。

「グループ連携条件」タブ画面が表示されます。

3.「グループ連携条件を追加」をクリックします。

「グループ連携条件を追加」画面が表示されます。

4.「グループ連携条件名」(任意)と「グループ連携条件」(必須)を入力し、「保存」をクリックします。

「グループ連携条件」タブ画面に戻ります。

5.作成されたグループ連携条件の行にあるプルダウンメニューから「有効化」を選択し、「連携対象グループ」タブをクリックします。

「連携対象グループ」タブ画面が表示されます。

6.条件に設定したグループが表示されていることを確認します。

グループを同期するためには「タスク一覧」で生成されたタスクを実行します。

権限セットの作成

同期の対象や同期条件を設定する「権限セット」を作成します。

権限セットの作成方法について、詳しくは『IIJ IDガバナンス管理サービス マニュアル』の「権限セットを管理する」をご覧ください。

【注意】タスクが生成される条件

後続の「同期対象操作の実行」の作業の結果、タスクが生成されるためには、権限セットと業務アセットが共に有効の状態で"タスク生成対象への変更"が行われる必要があります。

ここで、"タスク生成対象への変更"に該当する操作例を以下に示します。

  • 権限セットの「タスク生成対象」に設定された組織、会社、事務所、プロジェクト、及び動的グループに従業員が追加または削除される
  • 権限セットの「タスク生成対象」に従業員、組織、会社、事務所、プロジェクト、または動的グループを追加する

従業員を直接「タスク生成対象」として設定する、または組織、会社、事務所、プロジェクト、動的グループに既に所属している従業員全員に対して、タスクを生成させたい場合は以下の手順で設定を行ってください。

  1. 「タスク生成対象」に対象の従業員、組織、会社、事務所、プロジェクト、または動的グループを設定せずに、権限セットを作成する
  2. 権限セットを有効化する
  3. 権限セットの設定画面で「タスク生成対象」に従業員、組織、会社、事務所、プロジェクト、または動的グループを設定する

業務アセットごとに「業務アセットと割当」で設定できる内容(割当種別)が異なります。詳しくは「割当種別一覧」をご覧ください。

【注意】割当で選択できる項目

「グループ」割当については業務アセットの同期時に連携先SaaSから情報を取得します。

手動で同期する場合は管理コンソールの「業務アセット」をクリックし、登録情報を変更する業務アセットの行にあるプルダウンメニューから「同期」を選択します。

権限セットの有効化

1.管理コンソールの「権限セット」をクリックします。

「権限セット」画面に遷移します。

2.有効化を行う権限セットの行にあるプルダウンメニューから「有効化」を選択します。

同期対象操作の実行

作成した権限セットの「タスク生成対象」の内容に合わせた変更処理を実施します。

タスク生成対象 付与処理の対象操作 削除処理の対象操作 備考
従業員 権限セットに設定を行うタイミングでタスクが生成
組織 組織への追加 組織からの離脱または従業員の削除
会社 会社への追加 会社からの離脱または従業員の削除
事務所 事務所への追加 事務所からの離脱または従業員の削除
プロジェクト プロジェクトへの追加

プロジェクトからの離脱または従業員の削除

動的グループ 動的グループへの追加 動的グループからの離脱または従業員の削除
グループ グループ連携条件への適合 グループ連携条件からの離脱(削除) グループプッシュに設定を行うタイミングでタスクが生成
タスクの確認

1.管理コンソールの「タスク一覧」をクリックします。

「タスク一覧」画面に遷移します。

2.現在生成されているタスクが表示されます。

タスクの実行

タスクの実行方法は2通りあります。それぞれについて手順を記載します。

  • 「業務アセット」で定期実行の設定を行い、実行日まで待機する
  • 「タスク一覧」画面で手動で実行する
定期実行

業務アセットの設定画面までの手順について、詳しくは『IIJ IDガバナンス管理サービス マニュアル』の「業務アセットを管理する」をご覧ください。

設定画面の「定期実行スケジュール」を選択し、以下の設定を行うことで定期実行が有効化されます。

項目名 設定内容
有効化 チェックする
実行時間(時) 定期実行を行う時刻を設定する
手動実行

1.管理コンソールの「タスク一覧」をクリックします。

「タスク一覧」画面に遷移します。

2.手動実行を行うタスクのチェックボックスをチェックし、ウィンドウ上部の「実行」をクリックします。

【注意】

  • 本サービスの仕様上、「タスク一覧」画面には過去や未来の変更を含むすべてのタスクが表示されます。
  • 未来の日付で登録されているタスクも実行できます。実行した場合は実行時点で同期が行われます。