外部サービス連携までの流れ
本章では本サービスが外部サービスと連携するために必要な操作を記載します。
業務アセットの作成
外部サービスに接続するために必要な「業務アセット」を作成します。
作成手順は接続先の外部サービスによって異なりますので、以下ページをご参照ください。
業務アセットの有効化
1.管理コンソールの「業務アセット」をクリックします。
「業務アセット」画面に遷移します。
2.有効化を行う業務アセットの行にあるプルダウンメニューから「有効化」をクリックします。
権限セットの作成
同期の対象や同期条件を設定する「権限セット」を作成します。
権限セットの作成方法につきましては、「IIJ IDガバナンス管理サービス マニュアル (https://manual.iij.jp/iga/manual/64955444.html)」をご覧ください。
【注意】タスクが生成される条件
後続の作業でタスクが生成されるためには、権限セットと業務アセットが共に有効の状態で"タスク生成対象への変更"が行われる必要があります。
ここで、"タスク生成対象への変更"に該当する操作例を以下に示します。
- 権限セットの「タスク生成対象」に設定された組織・会社・事務所・プロジェクト・動的グループに従業員が追加または削除される
- 権限セットの「タスク生成対象」に従業員・組織・会社・事務所・プロジェクト・動的グループを追加する
従業員を直接「タスク生成対象」として設定する、または組織・会社・事務所・プロジェクト・動的グループに既に所属している従業員全員に対して、タスクを生成させたい場合は以下の手順で設定を行ってください。
- 「タスク生成対象」に対象の従業員・組織・会社・事務所・プロジェクト・動的グループを設定せずに、権限セットを作成する
- 権限セットを有効化する
- 権限セットの設定画面にて「タスク生成対象」に従業員・組織・会社・事務所・プロジェクト・動的グループを設定する
業務アセットごとに「業務アセットと割当」にて設定できる内容(割当種別)が異なりますので、詳細は以下ページをご参照ください。
【注意】割当で選択できる項目
「グループ」割当については業務アセットの同期時に連携先SaaSから情報を取得します。
手動で同期する場合は管理コンソールの「業務アセット」をクリックし、登録情報を変更する業務アセットの行にあるプルダウンメニューから「同期」を選択します。
権限セットの有効化
1.管理コンソールの「権限セット」をクリックします。
「権限セット」画面に遷移します。
2.有効化を行う権限セットの行にあるプルダウンメニューから「有効化」をクリックします。
同期対象操作の実行
作成した権限セットの「タスク生成対象」の内容に合わせた変更処理を実施します。
タスク生成対象 | 付与処理の対象操作 | 削除処理の対象操作 | 備考 |
---|---|---|---|
従業員 | ー | ー | 権限セットに設定を行うタイミングでタスクが生成 |
組織 | 組織への追加 | 組織からの離脱または従業員の削除 | |
会社 | 会社への追加 | 会社からの離脱または従業員の削除 | |
事務所 | 事務所への追加 | 事務所からの離脱または従業員の削除 | |
プロジェクト | プロジェクトへの追加 | プロジェクトからの離脱または従業員の削除 | |
動的グループ | 動的グループへの追加 | 動的グループからの離脱または従業員の削除 |
タスクの確認
1.管理コンソールの「タスク一覧」をクリックします。
「タスク一覧」画面に遷移します。
2.現在生成されているタスクが表示されます。
タスクの実行
タスクの実行方法は2通りございますので、それぞれについて手順を記載します。
- 「業務アセット」で定期実行の設定を行い、実行日まで待機する
- 「タスク一覧」画面にて手動で実行する
定期実行
業務アセットの設定画面までの手順については、「IIJ IDガバナンス管理サービス マニュアル (https://manual.iij.jp/iga/manual/64955450.html)」をご覧ください。
設定画面の「定期実行スケジュール」を選択し、以下の様な設定を行うことで定期実行が有効化されます。
項目名 | 設定内容 |
---|---|
有効化 | 定期実行を有効にするか否かを設定する |
実行時間(時) | 定期実行を行う時刻を設定する |
手動実行
1.管理コンソールの「タスク一覧」をクリックします。
「タスク一覧」画面に遷移します。
2.手動実行を行うタスクのチェックボックスを有効にし、ウィンドウ上部の「実行」をクリックします。
【注意】
本サービスの仕様上、「タスク一覧」画面には過去や未来の変更を含むすべてのタスクが表示されます。
そのため、未来日に登録されているタスクを選択することが可能であり、実行した場合は実行時点で同期が行われます。