同期処理の種類
本ページでは、IIJ IDガバナンス管理サービスが外部サービスと連携する際に行う「タスク同期」及び「属性同期」について説明します。
タスク同期
タスク同期は従業員の作成、削除や所属会社の変更などによって生成される「タスク」を契機に外部サービスと同期します。
同期内容
タスク同期は権限セットの「業務アセットと割当」に応じて外部サービスと同期を行います。
割当として利用できる内容について、詳しくは「割当種別一覧」をご覧ください。
自動同期
タスク同期を自動で行う場合は、「業務アセット」の「定期実行スケジュール」で以下の設定を行います。
業務アセットの設定画面までの手順は、『IIJ IDガバナンス管理サービス マニュアル』の「業務アセットを管理する」をご覧ください。

| 項目名 | 設定内容 |
|---|---|
| 有効化 | チェックする |
| 実行時間(時) | タスク同期を自動で行う時刻を設定する |
手動同期
タスク同期を手動で実行する場合は、以下の手順を行います。
1.管理コンソールの「タスク一覧」をクリックします。

「タスク一覧」画面に遷移します。
2.手動実行を行うタスクのチェックボックスをチェックし、ウィンドウ上部の「実行」をクリックします。
【注意】
- 本サービスの仕様上、「タスク一覧」画面には過去や未来の変更を含むすべてのタスクが表示されます。
- 未来の日付で登録されているタスクも実行できます。実行した場合は実行時点で同期が行われます。
属性同期
属性同期は従業員や会社などの属性値を外部サービスと同期します。
同期内容
属性同期は業務アセットの「同期する項目」に設定されている内容を同期します。
業務アセットの設定画面までの手順は、『IIJ IDガバナンス管理サービス マニュアル』の「業務アセットを管理する」をご覧ください。
また、外部サービスに同期できる属性について詳しくは「同期属性一覧」をご覧ください。

自動同期
属性同期を1日1回、自動的に実施します。
【参考】
自動で実行する同期の際、併せて以下の情報を取得します。
- タスク同期で指定する割当の内容
- 「棚卸し」画面で確認できる外部サービス側のアカウント状況
手動同期
属性同期を手動で実行する場合は、以下の手順を行います。
【注意】属性同期の仕様上の制約
属性同期は本サービスの仕様上、以下のような制約があります。
- 業務アセットごとの同期処理のみ行えます。特定の従業員またはグループのみを選択して同期することはできません。
- 属性同期を行う際に、以下の情報の取得を併せて行います。
- タスク同期で指定する割当の内容
- 「棚卸し」画面で確認できる外部サービス側のアカウント状況
1.管理コンソールの「業務アセット」をクリックします。

「業務アセット」画面に遷移します。
