同期処理の種類

本ページでは、IIJ IDガバナンス管理サービスが外部サービスと連携する際に実行される2種類の同期である、「タスク同期」と「属性同期」について説明します。

タスク同期

タスク同期は従業員の作成、削除や所属会社の変更などによって生成される「タスク」によって同期を行います。

同期内容

タスク同期は権限セットの「業務アセットと割当」に応じて外部サービスに同期を行います。

割当として利用できる内容については割当種別一覧をご覧ください。

自動同期

タスク同期を自動で行う場合は、「業務アセット」の「定期実行スケジュール」にて以下設定を行うことで有効となります。

業務アセットの設定画面までの手順については、「IIJ IDガバナンス管理サービス マニュアル (https://manual.iij.jp/iga/manual/64955450.html)」をご覧ください。

項目名設定内容
有効化定期実行を有効にするか否かを設定する
実行時間(時)定期実行を行う時刻を設定する
手動同期

タスク同期を手動で実行する場合は、以下手順に従って実行するタスクを実行してください。

1.管理コンソールの「タスク一覧」をクリックします。

「タスク一覧」画面に遷移します。

2.手動実行を行うタスクのチェックボックスを有効にし、ウィンドウ上部の「実行」をクリックします。

【注意】

本サービスの仕様上、「タスク一覧」画面には過去や未来の変更を含むすべてのタスクが表示されます。

そのため、未来日に登録されているタスクを選択することが可能であり、実行した場合は実行時点で同期が行われます。


属性同期

属性同期は従業員や会社などの属性値を外部サービスに同期するものです。

同期内容

属性同期は業務アセットの「同期する項目」に設定されている内容を同期します。

業務アセットの設定画面までの手順については、「IIJ IDガバナンス管理サービス マニュアル (https://manual.iij.jp/iga/manual/64955450.html)」をご覧ください。

また、外部サービスに同期できる属性については同期属性一覧をご覧ください。

自動同期

属性同期は1日1回、自動的に実施します。

【参考】

自動で実行する同期の際、併せて以下情報を取得します。

  • タスク同期にて指定する割当の内容
  • 「棚卸し」画面で確認できる外部サービス側のアカウント状況

手動同期

属性同期を手動で実行する場合は、以下手順に従って業務アセットの同期を実行してください。

【注意】属性同期の仕様上の制約

属性同期は本サービスの仕様上、以下のような制約があります。

  • 業務アセットごとの同期処理のみ実行することができ、特定の従業員・グループのみを選択して同期することはできません。
  • 属性同期を行うと以下情報の取得を併せて行います。
    • タスク同期にて指定する割当の内容
    • 「棚卸し」画面で確認できる外部サービス側のアカウント状況

1.管理コンソールの「業務アセット」をクリックします。

「業務アセット」画面に遷移します。

2.属性同期を行う業務アセットの行にあるプルダウンメニューから「同期」を選択します。