Salesforce - 業務アセットの作成

Salesforceの業務アセットの作成方法を順を追って説明します。

【参考】

本ページの内容は、2026年10月時点で弊社が検証した情報を基にしています。

APIトークン取得

1.Salesforceの管理者画面にアクセスします。

2.「」をクリックし、表示されるプルダウンメニューから「設定」を選択します。

次の画面が表示されます。

3.左ペインの検索窓で「アプリケーションマネージャー」を検索します。

検索結果が左ペインに表示されます。

4.検索結果の中から「外部クライアントアプリケーションマネージャー」をクリックし、右上「新規外部クライアントアプリケーション」をクリックします。

「外部クライアントアプリケーションマネージャー」画面が表示されます。

5.以下項目を入力して「作成」をクリックします。

分類 項目 内容
基本情報 外部クライアントアプリケーション名

任意のアプリケーションの名前を入力します

API参照名 任意英数字のAPIの参照名を入力します(記号は「_」のみ使用可能)
取引先責任者 メール 任意のメールアドレスを入力します
配信状態 ローカル
API (OAuth 設定の有効化) OAuthを有効化 チェックします
コールバックURL http://localhost/
OAuth範囲

次のOAuth範囲を選択します

  • APIを使用してユーザーデータを管理(api)
  • いつでも要求を実行(refresh_token, offline_access)
Webサーバーフローの秘密が必要 チェックします

6.「外部クライアントアプリケーションマネージャー」から作成したアプリケーションをクリックします。

次の画面が表示されます。

7.外部クライアントアプリケーションの管理画面で「設定」タブに移動します。

「設定」画面が表示されます。

8.「OAuth 設定」を展開し、「コンシューマー鍵と秘密」をクリックします。

「IDを検証」画面が表示されます

9.管理者のメールアドレスに届いた確認コードを入力して「認証」をクリックします。

10.「コンシューマー鍵」と「コンシューマーの秘密」をコピーして控えておきます。

11.APIトークンを実行して一時的な秘密の文字列を生成します。

以下情報に基づいてAPIを実行し、「code_challemge」と「code_verifier」の内容を取得します。

メソッド URL
GET
https://<ネームスペース>.my.salesforce.com/services/oauth2/pkce/generator

この時、以下文字列は置き換えて実行してください。

実行例内の文字列 置き換える文字列
<ネームスペース>

ログインURLの<ネームスペース>部分を入力します
「https://<ネームスペース>.my.salesforce.com/」


以下、Linuxのcurlコマンドを用いて「code_challenge」と「code_verifier」を取得する例を示します。

curl 'https://<ネームスペース>.my.salesforce.com/services/oauth2/pkce/generator'

12.ブラウザで次のURLにアクセスします。

https://<ネームスペース>.my.salesforce.com/services/oauth2/authorize?response_type=code&client_id=<クライアントID>&redirect_uri=http%3A%2F%2Flocalhost/&code_challenge=<コードチャレンジ>&code_challenge_method=S256

このとき<ネームスペース>にはログインURL、<クライアントID>には「APIトークン取得」の「手順10」で確認した「コンシューマー鍵」、<コードチャレンジ>には「APIトークン取得」の「手順11」で確認した「code_challenge」を入れてアクセスします。

13.以下許可を求められた場合は、「許可」をクリックします。

次の画面が表示されます。

14.表示された画面のURLから「code=」で始まる文字列をコピーして控えておきます。

【注意】

  • ブラウザ画面では正常に接続できないエラーが発生しますがURLのコピーのみ実施してください。
  • 文字列内の「%3D」など「%」から始まる3文字の文字列は特定の記号を変換(エスケープ処理)を行った後の文字列です。後続の作業では実行する環境に応じて元の文字列に戻す処理を行う必要があります。
    • 例: 「%3D」→「=」

15.APIコールを実行してリフレッシュトークンを取得します。

以下情報に基づいてAPIを実行し、「refresh_token」項目の内容を確認します。

メソッド URL
POST
https://login.salesforce.com/services/oauth2/token?grant_type=authorization_code&code=<コード>&client_id=<コンシューマー鍵>&client_secret<=コンシューマーの秘密>&redirect_uri=http%3A%2F%2Flocalhost/&code_verifier=<一時的な秘密の文字列>

この時、以下文字列はこれまでの手順で確認した文字列に置き換えて実行してください。

実行例内の文字列 置き換える文字列
<コンシューマー鍵> 「APIトークン取得」の「手順10」で確認した「コンシューマー鍵」
<コンシューマーの秘密> 「APIトークン取得」の「手順10」で確認した「コンシューマーの秘密」
<一時的な秘密の文字列> 「APIトークン取得」の「手順11」で確認した「code_verifier」
<コード> 「APIトークン取得」の「手順14」で確認した文字列

以下、Linuxのcurlコマンド, jqコマンドを用いてリフレッシュトークンを取得する例を示します。

client_id="<コンシューマー鍵>"
client_secret="<コンシューマーの秘密>"
code_verifier="<一時的な秘密の文字列>"
code="<コード>"
curl -v --location --request POST \
"https://login.salesforce.com/services/oauth2/token?grant_type=authorization_code&code=${code}&client_id=${client_id}&client_secret=${client_secret}&redirect_uri=http%3A%2F%2Flocalhost/&code_verifier=${code_verifier}" | jq .refresh_token
業務アセットの作成

1.管理コンソールの「業務アセット」をクリックします。

「業務アセット」画面が表示されます。

2.右上の「SaaS接続」をクリックします。

「SaaS接続」画面が表示されます。

3.「Salesforce」をクリックします。

【参考】

以下の画像には選択するSaaSのみが表示されていますが、実際は選択可能なSaaSが複数表示されます。以下の画像と同じ状況にするには、右上にある検索欄に「Salesforce」と入力してください。


「Salesforce接続」画面が表示されます。

4.以下の情報を入力し、「接続」をクリックします。


項目 内容 入力必須
ネームスペース ログインURLの<ネームスペース>部分を入力します
「https://<ネームスペース>.my.salesforce.com/」
〇
クライアントID 「APIトークン取得」の「手順10」で確認した「コンシューマー鍵」を入力します 〇
ドメイン(任意) 本サービスで登録するユーザのドメインを入力します -
認証用URL(任意) Sandbox環境に接続する場合は「test.salesforce.com」と入力します -
クライアントシークレット 「APIトークン取得」の「手順10」で確認した「コンシューマーの秘密」を入力します 〇
リフレッシュトークン

「APIトークン取得」の「手順15」で取得した「refresh_token」の値を入力します

〇
名寄せに使用する項目
  • 棚卸し機能で、接続先のサービス側の項目との名寄せに利用する本サービス側の項目を指定します
  • 名寄せに利用できる接続先のサービス側の項目は以下のいずれかとなります
    • メールアドレス
    • ユーザー名
  • 名寄せに利用できる本サービス側の項目は以下のいずれかとなります
    • メールアドレス(デフォルト)
    • カスタム(本サービス上の任意のメンバー属性を指定可能)
〇

アカウント作成時にランダムなパスワードを生成する

ユーザ同期時に自動でランダムパスワードを設定する場合はチェックします

【参考】

アカウント作成時にランダムなパスワードを生成する設定は「業務アセット」の「アカウント設定」で行えます。

業務アセットの設定画面までの手順について、詳しくは『IIJ IDガバナンス管理サービス マニュアル』の「業務アセットを管理する」をご覧ください。

また、入力した設定を反映させるためには、ページ下部の「保存」をクリックしてください。

-

「Salesforce接続」画面で接続結果が表示されます。

【参考】

接続結果画面で業務アセットに関する以下の設定を行えます。設定項目を入力後、「保存」をクリックします。

項目 内容
業務アセット名 作成した業務アセットの名前を入力します
業務アセットID 作成した業務アセットが持つ、テナント内で一意のIDを入力します
メモ 作成した業務アセットに関するメモを入力します