IIJフレックスモビリティサービス/ZTNAを利用する

IIJフレックスモビリティサービス/ZTNAを利用する場合のサンプルです。


IIJフレックスモビリティサービス/ZTNAでは、IIJ IDユーザの所属するグループに応じてVPN接続したユーザのユーザーグループを自動で移動できます。
更に、Directory Syncを利用することで、Active Directoryのユーザ・グループ情報によってユーザーグループの移動を管理できます。


例として「FXZ Users」グループを利用してIIJフレックスモビリティサービス/ZTNAのユーザーグループを移動させる場合は、以下の作業を行います。

  1. IIJフレックスモビリティサービス/ZTNAで「FXZ Users」グループのユーザーグループを移動するように設定します。
  2. Active Directoryで「FXZ Users」グループにユーザを所属します。
  3. Directory Syncで「FXZ Users」グループを同期対象となるように設定にし、IIJ IDに同期します。


【参考】

設定ファイルは参考例です。実際の作業においては、お客様の環境に合わせて設定してください。

config.yml サンプル
log:
  loglevel:                      info

ad:
  ldap:
    server:
      addresses:
                                 - 127.0.0.1
      user:                      'CN=administrator,CN=Users,DC=example,DC=jp'
    base_dn:                     'DC=example,DC=jp'
    filter:
      user:                      'memberOf:1.2.840.113556.1.4.1941:=CN=IID_IDaaS利用者グループ,OU=IID_Groups,DC=example,DC=jp'
      group:                     'memberOf:1.2.840.113556.1.4.1941:=CN=IID_IDaaS利用者グループ,OU=IID_Groups,DC=example,DC=jp'

iid:
  scim:
    http:
      proxy:
        use:                     true
        address:                 proxy.example.jp
        port:                    8080
        user:                    iij-taro
    attribute:
      user:
        default:
          emails:
            - primary:           true
        ad_bind:
          externalId:            userPrincipalName
          userName:              userPrincipalName
          active:
                                 - userAccountControl
                                 - accountExpires
          emails:
            - value:             mail
      group:
        ad_bind:
          externalId:            objectGUID
          displayName:           name
secret.yml サンプル
ad:
  ldap:
    server:
      password:   ldap_password

iid:
  scim:
    token:        scim_token
    http:
      proxy:
        password: proxy_password