Directory Syncの動作フロー

本ソフトウェアは次のフローで、IIJ IDサービスにユーザ、グループを同期します。

  1. Windowsのタスクスケジューラ機能に基づき、Directory Syncが起動
  2. LDAP(S)接続にてActive Directoryの同期対象のオブジェクト(ユーザ、グループ)を取得
  3. IIJ IDサービスのSCIMサーバからユーザ、グループの情報を取得し、キャッシュ情報を生成(キャッシュが存在しない場合)
  4. 取得したActive Directoryの情報とキャッシュ情報により差分リクエストを生成
    ※normal_mode_dry_run.batを使用した場合は、手順4の処理で終了します。
  5. 差分リクエストをIIJ IDサービスのSCIMサーバに送信
  6. IIJ IDサービスでジョブ履歴が生成
  7. 差分リクエストの完了結果にもとづき、Directory Syncのキャッシュ情報を更新