アクセス制御の設定をする(ファイアウォール:タイプ2)

本機能について

本機能は、ISAのファイアウォール:タイプ2を経由した通信を一定のルールに基づいて、許可または拒否するための機能です。
管理者にて定義したポリシーに基づいてアクセスを制御することができます。また、プロファイルによって、より強固なセキュリティレベルでユーザを保護することができます。

ポリシーは、IPアドレスなどの条件によって設定できます。また、登録されたポリシーは、上から順に評価されます。

アクセス制御画面

アクセス制御に関する各種設定の確認および変更が可能です。


アクセス制御の確認
  1. 画面左のメニューバーから「ファイアウォール」をクリックします。
  2. 「アクセス制御」をクリックします。

    【注意】

    • 複数ご契約の場合は全サービスコードが表示されます。確認したいサービスコードを選択してください。

  3. アクセス制御を確認します。

    【参考】表示される項目について

    No説明
    「ポリシー」や「メモ」等の内容で登録したポリシーを検索できます。
    選択した送信元・宛先で登録してあるポリシーを絞り込むことができます。
    SSL検査で利用するクライアント証明書のダウンロードができます。
    ※SSL検査を実施する場合は必ずクライアントに証明書をインストールする必要があります。
    ポータルに表示する項目の設定ができます。
    現在のページ数を表示します。 数字を直接入力することで、そのページへ移動します。
    また、ページが2ページ以上存在する場合、前後のページに移動するボタンが表示されます。
    1ページに表示できるポリシーの最大数を選択できます。



アクセス制御の追加・編集・削除

【参考】表示される項目について

項目説明
ポリシーポリシー名の設定ができます。
メモポリシーに関するメモを記載できます。
ステータスポリシーの有効・無効が選択できます。
送信元:ネットワークポリシー判定の条件となる送信元ネットワークの登録ができます。
送信元:IPアドレスポリシー判定の条件となる送信元IPアドレスの登録ができます。
宛先:ネットワークポリシー判定の条件となる宛先ネットワークの登録ができます。
宛先:IPアドレスポリシー判定の条件となる宛先IPアドレスの登録ができます。
宛先:FQDNポリシー判定の条件となる宛先FQDNの登録ができます。
宛先:国/地域

ポリシー判定の条件となる国/地域を宛先に登録できます。

宛先:サービスポリシー判定の条件となるサービスの登録ができます。
プロファイル:SSL検査

プロファイル管理で設定した「SSLプロファイル」を選択できます。

※初期値に「ISA_No_Inspection」が選択されています。

プロファイル:侵入防止プロファイル管理で設定した「侵入防止プロファイル」を選択できます。
プロファイル:アンチマルウェアプロファイル管理で設定した「アンチマルウェアプロファイル」を選択できます。
プロファイル:アプリケーション制御プロファイル管理で設定した「アプリケーション制御プロファイル」を選択できます。
スケジュール:スケジュールポリシーを有効にする期間を設定できます。
制御:アクション通信の制御を「許可」「ブロック」から選択できます。



アクセス制御の追加

  1. 「追加」をクリックします。
  2. 必要情報を入力します。

    【参考】表示される項目について

    • 選択可能なオブジェクトは「オブジェクト」ページより作成できます。

  3. 「保存」をクリックします。
  4. 設定反映を実施します。


アクセス制御の編集
  1. 編集するポリシーの「・・・」をクリックします。 

  2. 「編集」をクリックします。

  3. 内容の編集後、「保存」をクリックします。

  4. 設定反映を実施します。


アクセス制御の削除
  1. 削除するポリシーの「・・・」をクリックします。

  2. 「削除」をクリックします。
  3. 「削除」をクリックします。
  4. 設定反映を実施します。


アクセス制御の削除
  1. 移動するポリシーの「≡」をドラッグして移動します。
  2. 設定反映を実施します。


【参考】設定反映について

  • 設定反映は「設定反映」ページより実施できます。