侵入防止プロファイルの設定をする(ファイアウォール:タイプ2)

概要

ファイアウォール:タイプ2の侵入防止で利用するプロファイルを設定できます。

侵入防止プロファイル編集画面



設定できる項目について
基本設定
項目 説明
プロファイル プロファイル名の設定ができます。
メモ プロファイルに関するメモを記載できます。


侵入防止ポリシー

悪意のある通信を制御するためのポリシーとして、以下の指定方法を設定できます。
侵入防止ポリシーが複数ある場合、上から順番に評価されます。

指定方法 説明
フィルタ指定 後述のフィルタ要素から該当するアプリケーションシグネチャを一括で指定します。
シグネチャ指定 個別のシグネチャを指定します。

ポリシーに該当した場合のアクションとして、以下の制御を指定できます。

制御名 動作
許可 通信を許可します。
モニタ 通信を許可した上で、検知ログを記録します。
※現在、本サービスではログは提供しておりません。
ブロック

通信をブロックします。

リセット 送信元に対してTCP RSTパケットを送出した上で、通信を破棄します。
デフォルト シグネチャにあらかじめ設定されたアクションに従い制御します。

フィルタ要素について

パラメータ名

説明

重大度

各シグネチャに紐づけられたリスクの値です。
値が高いほど重大度が高いと評価されています。

ターゲット

防御の対象に対して、下記オプションを指定できます。

オプション 説明
サーバ サーバーに対する攻撃を検知・防御します。
クライアント クライアントに対する攻撃を検知・防御します。
OS 対象のOSを指定します。
アプリケーション 対象のアプリケーションを指定します。


ボットネットサイトへの発信接続スキャン

ボットネットサイトへの通信に関して以下の制御を指定できます。

制御名 動作
無効 通信に対して、ボットネットサイトへの発信接続スキャンを実施しません。
ブロック 通信に対して、ボットネットサイトへの発信接続スキャンを実施します。
検査した結果、ボットネットサイトであれば通信をブロックします。
モニタ 通信に対して、ボットネットサイトへの発信接続スキャンを実施します。
検査した結果、ボットネットサイトであっても通信を許可し、ログに記録します。