コンフィグの管理

サービスアダプタのコンフィグを作成し、サービスアダプタに反映できます。

【注意】

サービスアダプタのコンフィグを作成するには、利用するサービスアダプタ各機種のコンフィグについての知識が必要です。なお、以下は本サービスのサポート対象外です。

  • コンフィグの作成及び変更の代行
  • 個別の設定内容の診断及び提案

コンフィグの作成及び編集の方法
【注意】コンフィグ作成の条件及び制限

  • サービスホストとの疎通性を確保するため、通信要件に即したコンフィグを作成する必要があります。
  • 機種により、一部の機能を使用できません。

サービスアダプタのコンフィグは、以下の2とおりの方法で作成及び編集できます。

コマンドラインコンフィグ

サービスアダプタごとのコンフィグを、テキストエリアに直接入力して作成します。

本サービスの外で作成したコンフィグを流用できます。

コマンドラインテンプレート

複数のサービスアダプタのコンフィグの共通箇所はテンプレートとして作成し、サービスアダプタごとに異なるパラメータ部はマクロ変数で定義できます。これらにより、典型的なコンフィグを使用する多数のエッジ拠点のコンフィグ作成を簡略化できます。

更に、テンプレートには条件分岐またはループ処理を記述でき、ほかのテンプレートを割り当てたサービスアダプタのマクロ変数を引数に取ることができるため、対向に多数のエッジ拠点を設定するセンター拠点のコンフィグ変更を半自動化できます。

コンフィグの種類

本サービスでは、サービスアダプタのコンフィグを以下の5種類の管理領域で扱います。

稼働コンフィグ

サービスアダプタのメインメモリ上のコンフィグです。サービスアダプタは内部ストレージにコンフィグを保存しないため、サービスアダプタの電源を切るとコンフィグが消失します。

サービスアダプタはシステム起動時にサービスホストから起動時コンフィグを自動的に取得して動作に反映します。反映に成功すると、メインメモリ上の稼働コンフィグとして各機能の動作を規定します。

このコンフィグは、サービスアダプタの接続状況が「接続中」である場合に限り、ステータス参照オペレーションで取得できます。

稼働コンフィグは、直接変更できません。

起動時コンフィグ

サービスホストが保管し、各サービスアダプタの動作を規定するコンフィグです。サービスアダプタごとに用意されます。

サービスアダプタが起動時にコンフィグをリクエストすると、そのモデル-シリアル番号に対応したコンフィグをサービスホストが提供します。

コマンドライン形式またはテンプレートを利用して作成し、「コンフィグの反映」の実行によって更新されます。

このコンフィグは、「サービスアダプタの操作」画面の「現在の設定」で参照できます。

動作コンフィグ

サービスホストが保管する、各サービスアダプタに反映したコンフィグのコピーです。

コンフィグの反映操作を行う際に、作成したコンフィグと現在動作中のコンフィグとの比較表示に使用されます。

サービスアダプタが起動時コンフィグの取得に成功したとき、及び反映操作によってサービスアダプタの稼働コンフィグを変更したときに更新されます。

作業コンフィグ

サービスホストが保管する、サービスアダプタごとに独立した設定を作成するためのコンフィグです。

「コントロールパネル」の「コマンドラインからコンフィグを作成」で作成及び編集できます。「保存」を実行すると、サービスホストの保管内容が更新されます。

更に「コンフィグの反映」を実行することで、起動時コンフィグ及び稼働コンフィグに反映されます。

テンプレートコンフィグ(コマンドラインテンプレート及びマクロ変数)

「コントロールパネル」の「テンプレートから作成」で作成するテンプレート及びマクロ変数のセットです。上限内で任意の個数を作成及び定義できます。

マクロ変数のうちローカル変数は、サービスアダプタごとに保管されます。「保存」を実行すると、サービスホストの保管内容が更新されます。

テンプレートに割り当てられたサービスアダプタは、「コンフィグの反映」を実行すると、テンプレートに変数を組み合わせて処理及び生成した内容が、起動時コンフィグ及び稼働コンフィグに反映されまます。

コンフィグの反映

「コントロールパネル」のコンフィグ編集操作で作成した作業コンフィグ、テンプレート、及びマクロ変数の値をサービスアダプタに反映するには、「コンフィグの反映」を実行する必要があります。

「コントロールパネル」では、コンフィグを反映するタイミングについて、次の3つの手段を提供します。

項目 反映するタイミング 反映する対象 タスクへの登録 備考
即時反映 即時 起動時コンフィグ及び稼働コンフィグ 登録されますが、即時実行されるため取り消せません 稼働コンフィグへの反映はサービスアダプタの稼働状況によって失敗する場合があります。失敗した場合は、稼働コンフィグへの反映の再試行は行われません。なお、その場合でも起動時コンフィグには反映されます
反映スケジュールを登録 指定された日時 起動時コンフィグ及び稼働コンフィグ 登録されます。日時の変更及び取り消しができます
次回起動時に反映※1 即時 起動時コンフィグ 登録されません サービスアダプタが次回起動したときのコンフィグ自動取得によって、サービスアダプタの稼働コンフィグに反映されます

※1:サービスアダプタの稼働状況によらず正常に完了できるため、サービスアダプタを配備する前にコンフィグを作成する場合、及びサービスアダプタの設定変更タイミングを設置場所の管理者に任せる場合に有用です。後者の場合は、サービスアダプタの電源OFF/ONによって、任意のタイミングで設定変更を実行できます。

コンフィグの反映失敗及びロールバック

作成したコンフィグがサービスアダプタの稼働コンフィグに反映されたときに、サービスホストとの疎通性が得られなかった場合は、サービスアダプタは自発的にコンフィグのロールバックまたは再取得を行います。

【参考】

コンフィグを保存すると自動的に書式が検証され、問題がある場合は指摘されますが、インターネット接続に用いるパスワードの誤りや経路設定の不足などは検出できません。

次回起動時に反映する場合

起動時に取得したコンフィグによってサービスホストとの疎通性が得られない場合は、取得したコンフィグを破棄してサービスホストからコンフィグの再取得を試みます。

「コントロールパネル」でコンフィグを修正して「次回起動時に反映」を行うと、サービスアダプタが再取得します。

即時反映または反映スケジュールを登録した場合

サービスアダプタの稼働中にコンフィグ変更が反映される際に、サービスアダプタは現在のコンフィグを内部的にバックアップコピーしてから変更を反映します。

変更の反映後にサービスホストとの疎通性が失われた場合は、変更したコンフィグを破棄し、バックアップしておいたコンフィグにロールバックします。ロールバックが完了し疎通が回復するまでに、5分以上を要することがあります。

「コントロールパネル」でコンフィグを修正し、反映し直す必要があります。

また、ロールバックした後も何らかの問題でサービスホストとの疎通が回復しない場合は、システム起動時と同様にサービスホストからのコンフィグ取得を試みます。この場合は、復旧に20分程度を要することがあります。

コンフィグのバックアップ及び外部保存

「コントロールパネル」には、各コンフィグをバックアップする機能がありません。バックアップする場合は、端末にコピーしてください。

IPv6アドレスの変更監視及び自動設定

IIJ SMFsxサービスからサービス移行機能によって移行したときに同機能を使用していた場合に限って、本サービスでも同様の機能を使用できます。

ただし、本機能が有効化されている場合は、「スケジュール反映」機能を使用できません。