自動オペレーション

コマンドの実行、及びジョブ管理サービスのジョブネットの自動実行が可能です。

項目仕様
契約単位1
最小契約数0
最大契約1
利用可能なオプションクラウド連携オプション
契約条件

IIJ統合運用管理サービス 基本契約、及びIIJ統合運用管理サービス 監視サービス 標準監視のご契約が必要です

提供機能


以下の自動実行が可能です

  • 検知したアラート契機の実行
    • 弊社監視サービスで検知したアラート
    • インシデントAPI経由で検知したアラート
    • メール取り込みオプション経由で検知したアラート
  • チケット管理からの随時実行
  • 運用コントロールパネルからの定期実行
コマンド実行
  • 指定機器にssh接続してコマンド実行
  • Windowsにリモート接続してコマンド実行
ジョブ実行
  • ジョブ管理サービスで指定したジョブネットを実行
実行結果通知
  • 実行結果を指定した宛先にメール通知、自動電話通知、及びSNS通知
実行結果連携
  • チケット管理機能と連携して実行結果を自動追記
コマンド実行動作検証済みOS※1
  • Windows Server 2012/2016/2019/2022
  • Red Hat Enterprise Linux 7/8
  • CentOS 7/8
  • Ubuntu 18.04/20.04

※1:Windows Server、Red Hat Enterprise Linux、CentOSは、リリース、バージョンアップ後、半年を目途に動作検証を実施し、動作検証済みのOSは、本ページに記載します。

補足事項
コマンドの自動実行(ssh接続)
  • 対象機器に対してssh(22番ポート)でログインします。
  • アカウントとパスワード、または鍵で接続できます。
  • 対象機器の文字コードはデフォルトでUTF8です。他の文字コードを使う場合は、コマンドの中で定義してください。
  • 事前に「サービス設定」で「運用ノード設定」及び「ログインアカウント設定」が必要です。
  • シスコシステムズ合同会社の機器で特権execモードを利用する場合は、アカウント名を「enable」としてください。
コマンドの自動実行(Windowsリモート接続)
  • 対象機器に対して下記方法で接続します。
    • アカウントとパスワードで接続:Windows Remote Management(5985番ポート)
    • 鍵で接続:PowerShell over SSH(22番ポート)
  • 対象機器の文字コードはCP932です。他の文字コードを使う場合は、コマンドの中で定義してください。
  • 事前に「サービス設定」で「運用ノード設定」及び「ログインアカウント設定」が必要です。

ジョブネットの自動実行
  • ジョブ管理サービスのご契約が必要です。
電話通知
  • 自動実行結果の成功、または失敗の情報のみ定型文で自動音声通知します。
制限事項
コマンドの自動実行
  • ログインする際のsshのポート番号は変更できません。
  • ログインする際のWindows Remote Managementのポート番号は変更できません。
  • コマンドの入力文字数制限は、60,000Byteです。ただし、コマンド種別に「Windows」を選択した場合、60,000Byte以下でもエラーになる場合があります。
  • コマンドは随時実行されるため、対象機器などの負荷状況によっては実行に失敗する場合があります。
  • コマンド種別に「UNIX」を選択した場合、ユーザー識別子に「0」が設定されているアカウントをログインアカウントまたはコマンド実行アカウントとして指定しないでください。指定した場合、コマンドが正常に実行されない場合があります。
  • 鍵認証の秘密鍵は、RSA形式及びOPENSSH形式が利用できます。
  • 「ログインアカウント設定」で設定した鍵の有効化は、最大で1時間かかります。
ジョブネットの自動実行
  • 実行できるジョブネットは起動条件区分がWebサービス起動のみです。
実行結果連携
  • チケット管理に連携されるデータは60KBです。
実行結果通知
  • メール通知の最大文字数は10万文字です。