クラウドデータハブのアプリケーションの設定を行う
クラウドデータハブのアプリケーションの設定について
クラウドデータハブ画面で、クラウドデータハブの各サービスの設定を行うことができます。
設定を行うには「アプリケーション設定」ページタブをクリックします。
クラウドデータハブ情報
管理画面を開く
- フローサービス管理コンソールを開くには、「管理画面を開く」をクリックします。
フローサービス管理コンソールが起動します。フローサービス管理コンソールで各機能の設定を行うことができます。
操作については、フローサービス管理コンソールを参照してください。
【注意】
管理画面を開く前に、ネットワーク画面のグローバルファイアウォールを設定するから、送信元アドレスを許可する必要があります。
バージョンアップ
バージョンアップを行うには「バージョンアップ」をクリックします。
バージョンアップするバージョンを選択し「バージョンアップ」をクリックします。
【注意】
ASTERIA Warpのバージョンアップ後は、同じバージョンのフローデザイナーを使用してください。また、契約中のアダプターがあればフローデザイナーで再度コンポーネント/マッパー関数の取得を行ってください。
バージョンアップの実行中はフローサービスが再起動します。
フローサービスの操作
フローサービスの稼働状態を操作します。フローサービスを起動する場合は「ON」をクリックします。
フローサービスを停止する場合は「OFF」をクリックします。
フローサービスを強制終了する場合は「強制OFF」をクリックします。
HTTPリスナーのFQDNとHTTPリスナー有効・無効の設定
HTTPリスナーのFQDNの確認とHTTPリスナーの有効・無効の設定をすることができます。
HTTPリスナーを有効にするには「有効」をクリックします。HTTPリスナーを無効にする場合は「無効」をクリックします。
【注意】
HTTPリスナーはエディションがスタンダードまたはエンタープライズで利用することができます。
FTPサービスの接続情報とサービス自動起動の設定
FTPサービスの接続情報の確認とFTPサービスの自動起動の設定をすることができます。
フローサービスが起動したとき、FTPサービスを起動するには「ON」をクリックします。FTPサービスを起動しない場合は「OFF」をクリックします。FTPサービスを起動する場合は、FTPサービスを自動起動「ON」にし、フローサービスを再起動してください。
【注意】
FTPサービスはエディションがスタンダードまたはエンタープライズで利用することができます。
FTPサービスの受信ポートとパッシブモードのポート番号の設定
FTPサービスの受信ポートとパッシブモードのポート番号を設定をすることができます。
「変更」をクリックします。
受信ポート、パッシブモードポートの開始、終了に任意のポート番号を入力します。
FTPサービスポート番号のデフォルトは49151です。FTPサービスポート番号の指定できる範囲は1024~49151です。
パッシブモードのデフォルトの開始ポート番号は49152、終了ポート番号は49153です。また、開始ポート番号の範囲は49152~65535で、終了ポート番号の範囲は開始ポート番号からプラス100までです。
設定するには「登録」をクリックします。
・パッシブモードのレンジポートはウェルノウンポート番号を指定することはできません。【注意】
FTPサービスはクラウドデータハブのサーバが接続されているプライベートネットワークの経路で利用できます。IIJクラウドデータプラットフォームサービスで提供するグローバルネットワークの経路は利用することができません。グローバルネットワークでファイル転送する場合はSFTPサービスを利用してください。
SFTPサービスFQDNとサービス自動起動の設定
SFTPサービスのFQDNの確認とSFTPサービスの自動起動の設定をすることができます。
フローサービスが起動したとき、SFTPサービスを起動するには「ON」をクリックします。SFTPサービスを起動しない場合は「OFF」をクリックします。SFTPサービスを起動する場合は、SFTPサービスを自動起動を「ON」にし、フローサービスを再起動してください。
SFTPサービスの受信ポート番号の設定
SFTPサービスの受信ポートを設定をすることができます。「変更」をクリックします。
デフォルトは1024です。1024~49151を設定できます。
設定を反映させる場合は「登録」をクリックします。
【注意】
・SFTPサービスはASTERIA Warp バージョン2212以降で利用することができます。バージョン2206をご利用のお客様でSFTPサービスを利用する場合はバージョン2212以降へバージョンアップしてください。
・SFTPサービスを使用するには公開鍵認証の設定が必要です。設定はフローサービス管理コンソール・アカウントのFTP設定をご覧ください。
フローサービス管理コンソールの管理者アカウントasuのパスワード変更
フローサービス管理コンソールの管理者アカウントasuのパスワードを変更をすることができます。
フローサービス管理コンソールの管理者アカウントasuのパスワードを変更するには「パスワード変更」をクリックします。
変更するパスワードを「変更後パスワード」のテキストフィールドに入力します。確認のために「変更後パスワード(確認)」に再度入力します。入力が完了したら「登録」をクリックします。
変更前のパスワードは上書きされます。
パスワードは下記の要件を満たす文字を入力してください。
・8文字以上64文字以下
・使用可能な文字は小文字【a-z】、 大文字【A-Z】、 数字【0-9】、 記号【_/*+-!#%&()@】
・小文字【a-z】 または大文字【A-Z】 で始まる
・数字【0-9】 と記号【_/*+-!#%&()@】 を最低1文字ずつ含める
フローデザイナーのFQDNの確認とポート番号の変更
フローデザイナーのアクセスするFQDNの確認とフローデザイナーのポート番号を変更することができます。
フローデザイナーのポート番号を変更するには「変更」をクリックします。
指定のポート番号を入力し「登録」をクリックします。
フローデザイナークライアントツールのダウンロード
フローデザイナーのアクセスするFQDNの確認とフローデザイナーソフトウェアのダウンロードをすることができます。
フローデザイナーソフトウェアをダウンロードするには「ダウンロード」をクリックします。
サービスオンラインのダウンロードページ画面が起動します。
IIJクラウドデータプラットフォームサービスを選択します。
- IIJクラウドデータプラットフォームサービス フローデザイナーインストールモジュールを選択しダウンロードします。
パッチ一覧
パッチ情報の適用
適用可能なパッチの情報が表示されます。
項目 説明 パッチ情報 公開されているパッチが表示されます。 適用年月日 パッチを適用した場合、適用を実行した日が表示されます。適用していない場合は空白です。
パッチを適用する場合は「適用」をクリックします。
・パッチを適用するにはフローサービスを停止する必要があります。停止されていない場合はフローサービスを停止しパッチを適用します。
バックアップ・リストア
バックアップ作成
クラウドデータハブを構成するASTERIA Warpのバックアップを取得する場合は「バックアップ作成」をクリックします。
・バックアップを取得すると以下の情報が表示されます。
項目 説明 取得日時 バックアップを取得した年月日を表示します。 バージョン バックアップを取得したASTERIA Warpのバージョンを表示します。 ・バックアップは1世代です。
・「バックアップ作成」の実行によりフローサービス構成全体のバックアップを取得します。取得されるバックアップは、クラウドデータハブが構成されるディレクトリ以下すべてのデータとデータディレクトリ以下すべてのデータを取得します。
・「バックアップ作成」を実行するには、フローサービスを停止する必要があります。停止していない場合は、「バックアップ作成」をクリックできません。フローサービスを停止してから「バックアップ作成」をクリックしてください。
・バックアップを取得後にパッチ一覧の「パッチ適用」を実行した場合、取得したバックアップのバージョンとビルドバージョンに不整合が発生します。そのため、取得したバックアップは無効になるためバックアップ一覧から表示されなくなります。「パッチ適用」後は、改めてバックアップを取得する必要があります。
リストア
「バックアップ作成」で取得したバックアップデータを復元する場合は「リストア」をクリックします。リストアする場合は、フローサービスを停止する必要があります。
・リストアが実行されるとバックアップを取得したASTERIA Warpのバージョンに復元されます。
・適用していたパッチも、バックアップ時点で提供されていない場合はバックアップ時点のバージョンに戻るため注意が必要です。
ライブラリアップロード
アップロード
- ASTERIA WarpにJavaライブラリやJDBCドライバーを追加する場合はファイル種類を選択します。
- ファイルの選択ボタンをクリックし、エクスプローラーからアップロードしたいファイルを開きます。アップロード可能なファイルの拡張子は.jarのみです。
- アップロードボタンを押した後アップロード処理が完了すると、ライブラリ一覧にファイルが表示されます。
- アップロードしたファイルをクラウドデータハブに反映させるにはフローサービスの再起動が必要です。
- JDBCドライバーはJava Runtime Environment 8(以下JRE8)をサポートする中で各RDBベンダーが提供し、動作を保証する最新のバージョンを使用してください。
- JRE8 がサポートされないJDBCドライバーを配置した場合、フローサービスの再起動に失敗する可能性があります。
- アップロード後にフローサービスの起動に失敗した場合は、下記のライブラリ削除機能にて該当ファイルを削除した後、フローサービスの再起動を行ってください。
ライブラリ削除
- ASTERIA Warpにアップロードしたファイルを削除する場合は、ライブラリ一覧から削除ボタンをクリックします。