クライアント側でtnsnames.oraを作成する

Oracle Databaseインスタンスにログインするには、あらかじめtnsnames.oraを作成し、接続文字列を定義する必要があります。tnsnames.oraは、以下の手順で作成できます。

1.以下のファイルを、viなどのテキストエディタで開きます。

$ORACLE_HOME/network/admin/tnsnames.ora

viでtnsnames.oraを開く場合の操作

$ vi tnsnames.ora

2.開いたファイルを以下のように編集し、保存します。

<接続文字列>=
        (DESCRIPTION =
                (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = <IPアドレス>)(PORT = <リスニングポート番号>))
                        (CONNECT_DATA =
                                (SERVICE_NAME = <データベース名>)
                )
        )

tnsnames.oraの編集は終了です。

tnsnames.oraのパラメータ

上記の操作のパラメータは、以下の意味です。

パラメータ説明
<接続文字列>

接続先を識別する任意の文字列です

例:ORCL

<IPアドレス>

データベースへアクセスするためのIPアドレスで、本サービスの申し込み時に指定します。「サーバ情報」画面で確認できます

<リスニングポート番号>データベースインスタンスの作成時に指定した、Oracleリスナーが利用するポート番号です
<データベース名>本サービスの申し込み時に指定したデータベース名です