拡張監視モジュール
本サービスは、NPSから到達可能な監視対象にpingを発行し、到達性を監視する機能を提供します。
機能
NPSから各モジュールやWANユニットを介して到達可能な任意のIPv4アドレスへの到達性を監視します。
基本仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通知先 | 本サービスの障害情報通知先として登録された担当者のメールアドレスに対して通知する。監視ステータスは「IIJ Omnibusポータル」からも確認することができます |
| 監視閾値 | 5分以上の通信断を障害発生として扱う。監視対象として設定したIPv4アドレスに対し、60秒ごとに監視パケットを送出し、5回連続で応答が確認できなかった際に障害とします。障害として検知したあとに、同IPv4アドレスからの応答が確認できた場合、復旧とします |
| 監視方法 | ping |
| 監視元 | ご契約いただくNPSから監視します。監視元のIPv4アドレスは「IIJ Omnibusポータル」から確認できます |
| 監視停止 | 障害及び復旧検知の通知を「IIJ Omnibusポータル」から停止できます。停止及び停止の解除操作は登録した監視対象ごとに指定できます |
| 登録できる監視対象 | 最大100 IPv4アドレス。登録した監視対象ごとに任意のラベルを設定できます WANユニット サービスアダプタ:L3をご契約の場合、その契約数の2倍の数に加えて100 IPv4アドレスを監視対象として登録することができます |
以下に本モジュールで検知した障害の通知文面の例を示します。
To: (障害情報通知先) 監視対象 : 192.168.1.1 モジュール種別 : 拡張監視モジュール (監視対象ごとに指定するラベル名) モジュールサービスコード : idh######## 監視元NPS : idn######## 検知日時 : YYYY/MM/DD hh:mm 状態 : 応答なし -> 正常 検知日時 : YYYY/MM/DD hh:mm 状態 : 正常 -> 応答なし ※本メールは送信専用のメールアドレスから配信されています。 ご返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。 ------------------------------------------------------------ IIJ Omnibusポータル URL: https://portal.iij-omnibus.jp/ ------------------------------------------------------------ |
利用条件
監視対象として指定する機器と本モジュールの監視元は、相互に通信可能な状態にしてください。
- 監視対象機器から監視元IPv4アドレスへ到達できるように、IPルーティング設定をしてください。なお、グローバルIPアドレスを監視対象にする場合は、アドレス変換されたあとのグローバルIPアドレスに到達できるようにIPルーティング設定をしてください。
- 監視対象機器は、監視元を通信先/通信元とするパケットフィルタを設定しないようにしてください。
- 本サービスの運用管理のために利用するISP Shared Address(100.64.0.0/10)、リンクローカルアドレス(169.254.0.0/16)、マルチキャストアドレス(224.0.0.0/4)及び予約されたアドレス(0.0.0.0/8)を監視対象のIPアドレスに指定できません。
契約条件
NPSグループごとに、本モジュールは1つまで契約できます。