トラブルシュート
本サービスへのよくあるご質問及びトラブル解決方法については、こちらをご覧ください。
目次
- 長時間かかるフローを実行すると再度同じフローが実行される
- ご契約後、ユーザを作成したいがフローサービス管理コンソールにアクセスできない
- フロー実行時に「FlowService.FlowService-Engine.worker.xx」のログが出力される
- フローデザイナーでファイルロックできない
- コントロールパネルにあるメモリのグラフと、フローサービス管理コンソールにあるメモリのグラフの違いは何か
- 大量のレコード連携及び大きいファイルの読み込みで、フローサービスが停止して処理が止まる
- フローサービス開発キットを利用したい
- EXEコンポーネントでスクリプトを実行したい
- Boxアダプターで429 Too Many Requests エラーが発生する
- Boxアダプターでファイルアップロードしたあと、Box内を検索してもファイルが表示されない
- Excelビルダーの起動に失敗する
- 「フロー管理コンソール」のメトリクス設定方法と各情報の保存期間を知りたい
- フローデザイナーで対象アダプターを使用できるようにする
- Asteria Warpバージョン2406までのメモリ使用量について
長時間かかるフローを実行すると再度同じフローが実行される
「長時間かかるフローを実行すると再度同じフローが実行される」をご覧ください。
ご契約後、ユーザを作成したいがフローサービス管理コンソールにアクセスできない
グローバルファイアウォール設定を確認してください。
インターネット経由で本サービスを利用する場合は、グローバルファイアウォールの設定が必要です。お客様のグローバルIPアドレスを確認の上、設定してください。
詳しくは『IIJクラウドデータプラットフォームサービス マニュアル』の「グローバルファイアウォールを設定する」をご覧ください。
フロー実行時に「FlowService.FlowService-Engine.worker.xx」のログが出力される
「監視タイムアウト値について」をご覧ください。
フローデザイナーでファイルロックできない
フローデザイナーからプロジェクトを開く際に、「ファイルをロックできなかったため読み取り専用で開きます」と表示され、編集できないことがあります。
この場合は、フローデザイナー上でロックファイルを削除します。詳しくは、アステリア株式会社のWebページ「不要なロックファイルを削除してみる」をご覧ください。
コントロールパネルにあるメモリのグラフと、フローサービス管理コンソールにあるメモリのグラフの違いは何か
「コントロールパネル及びフローサービス管理コンソールのメモリグラフの違い」をご覧ください。
大量のレコード連携及び大きいファイルの読み込みで、フローサービスが停止して処理が止まる
一度に大量のデータを連携すると、ご契約のサーバスペック(特に2Core 3GBの場合)によっては連携処理が停止することがあります。
以下の対策をご検討ください。
- 大容量ストリームを使用するように設定する(詳しくは、アステリア株式会社のWebページ「大容量ストリーム」をご覧ください)。
- 1回に連携するデータ件数を減らす。
- データを分割して読み込む。
- ファイルサイズが大きい場合は、小さいサイズで読み込む。
上記の対応が難しい場合は、より上位のサーバへのスペック変更を検討してください。
詳しくは、以下2つのアステリア株式会社のWebページをご覧ください。
フローサービス開発キットを利用したい
本サービスでは、コンポーネント開発時に必要な設定項目を提供していません。
このため、コンポーネント開発を含むフローサービス開発キットを利用できません。
EXEコンポーネントでスクリプトを実行したい
本サービスはLinux OSで動作しているため、EXEコンポーネントでスクリプトを実行する場合は、ファイルパス項目に以下のいずれかを指定してください。
sh /opt/iij/asteria/data/home/<AsteriaWarpでのアカウント名>/<スクリプト格納先ディレクトリまたはスクリプトファイル名> |
または
bash /opt/iij/asteria/data/home/<AsteriaWarpでのアカウント名>/<スクリプト格納先ディレクトリまたはスクリプトファイル名> |
シェルスクリプトまでのユーザディレクトリのパスは、フローサービス管理コンソールのアカウントの各ユーザのホームフォルダ設定で確認できます。
なお、提供しているサーバに対し、EXEコンポーネントで追加のアプリケーションをインストールすることはできません。
EXEコンポーネントについて詳しくは、アステリア株式会社のWebページ「EXE - 外部プログラムの起動」をご覧ください。
Boxアダプターで429 Too Many Requests エラーが発生する
Boxアダプターにおいて、APIコールがレート制限に達した場合は、429 Too Many Requests エラーが発生します。
必要な場合は、フローでリトライを実施してください。
なお、レート制限のエラーは汎用エラーのため、エラー処理には「汎用プロパティ」での設定が必要です。
BoxアダプターのAPIレート制限について詳しくは、ボックスジャパンのWebページ「レート制限」をご覧ください。
Boxアダプターでファイルアップロードしたあと、Box内を検索してもファイルが表示されない
Boxアダプターでファイルをアップロードしたあと、FileSearchコンポーネントを使用してBox内を検索すると、「ファイルが見つかりません」と表示されることがあります。
この現象は、ファイルアップロード後にBox側で検索インデックスの作成がされていないことによるものです。
このため、ファイルアップロード後に5分から10分程スリープ処理を設定し、その後にFileSearchコンポーネントで検索すると解消できます。
なお、FileSearchコンポーネントのAPIの仕様上、検索条件は基本的に前方一致となるため注意してください。
Excelビルダーの起動に失敗する
ExcelSimplePutコンポーネント及びExcelアダプターを使用する際は、Microsoft Excelの実行ファイル(.exe)の設定が必要です。
Excelファイルを指定すると、フローデザイナーの再起動や再インストールを行ってもExcelビルダーが起動されなくなるため注意してください。
詳しくは、アステリア株式会社のWebページ「Excelビルダーが起動できなくなりました」をご覧ください。
「フロー管理コンソール」のメトリクス設定方法と各情報の保存期間を知りたい
「フロー管理コンソールのメトリクス設定と各情報の保存期間について」をご覧ください。
フローデザイナーで対象アダプターを使用できるようにする
「フローデザイナーで対象アダプターを使用できるようにする」をご覧ください。
Asteria Warpバージョン2406までのメモリ使用量について
Asteria Warp バージョン2406までの場合で、フローサービスを再起動しない状態で使用したときは、メモリ使用率が高止まりする事象が発生します。これは、本サービスの動作に必要な内包しているソフトウェアの仕様、及びOS側へのメモリの返却がされない仕様のためです。
この対策として、コントロールパネルのメトリクス機能のメモリ使用率のグラフで、使用率が高い状態で推移している場合は、フローサービスを再起動してください。
上記の状態が継続し、メモリの使用量が多いフローを実行した場合は、動作しているフローが停止する恐れがあります。
Asteria Warp バージョン2406までの環境をご利用の場合は、定期的にメモリ使用率のグラフを確認し、メモリ使用率が高い状態が続く場合は、フローサービスを任意のタイミングで再起動してください。