3.Microsoft Azureの準備をする

Microsoft Office 365への接続は、Azure Portal上のOAuth認証で行います。この認証には、Microsoft Entra IDによるアプリケーションの登録が必要です。

ここでは、Microsoft Entra IDでアプリケーションを作成、設定する方法、及びAPIのアクセス許可の設定方法を説明します。

1.アプリケーションを作成するには、Microsoft Azureにログインします。

ホーム画面が表示されます。

2.画面左側の「Microsoft Entra ID」をクリックします。

「概要」画面が表示されます。

3.「管理」、「アプリの登録」の順にクリックし、「新規作成」をクリックします。

「アプリケーションの登録」画面が表示されます。

4.以下の項目を設定し、「登録」をクリックします。

項目 内容
名前

任意の名称を入力します

  • アプリケーションの登録画面で、ユーザがアプリケーションへの許可を求められる際に表示されます
  • 後で変更できます
サポートされているアカウントの種類 「任意の組織ディレクトリ内のアカウント」を選択します
リダイレクトURI 「Web」を選択し、「http://localhost:33333/」を入力します

登録したアプリケーションの画面が表示されます。

5.「アプリケーション(クライアント)ID」及び「ディレクトリ(テナント)ID」の値をそれぞれコピーし、テキストファイルなどに保存します。

保存したIDは、コネクション作成時に設定値として使用します。

6.アプリケーションの認証タイプを定義するために、「証明書とシークレット」、「新しいクライアントシークレット」の順にクリックします。

ここでは、クライアントシークレットを使用する方法を説明します。

「クライアントシークレットの追加」画面が表示されます。

7.以下の項目を設定し、「追加」をクリックします。

項目 内容
説明

クライアントシークレットの説明(例:Microsoft365 OAuth)を、任意で入力します


有効期限 任意の期間を選択します

生成したクライアントシークレットが追加されます。

8.「値」の値をコピーし、テキストファイルなどに保存します。

保存した値は、コネクション作成時に設定値として使用します。

9.APIのアクセス許可を設定するために、「APIのアクセス許可」、「アクセス許可の追加」の順にクリックします。

「APIアクセス許可の要求」画面が表示されます.

10.「Microsoft Graph」をクリックします。

以下の画面が表示されます。

11.「委任されたアクセス許可」をクリックします。

Microsoft Graphのアクセス許可の一覧が表示されます。以下は、アクセス許可の一例です。

  • Calendars.Read
  • Calendars.Read.Shared
  • Calendars.ReadBasic
  • Calendars.ReadWrite
  • Calendars.ReadWrite.shared
  • Contacts.ReadWrite
  • Directory.AccessAsUser.All
  • Group.ReadWrite.All
  • Mail.ReadWrite
  • Mail.Send
  • User.Read

12.画面に表示されるアクセス許可の一覧から、お客様の運用環境に合ったものを選択し、「アクセス許可の追加」をクリックします。

選択したAPIが表示されます。

以上で、Microsoft Azureの準備は完了です。