リハイドレート機能
OSが起動しないなど、異常が発生したデバイスの復旧をサポートする機能です。
遠隔でイメージファイルからのデバイスの復元やバッチスクリプトの実行、ファイルのダウンロード及びアップロードなどのPlaybookを実行できます。
本機能の特徴として、デバイスのOS起動前にPlaybookを実行できることが挙げられます。これにより、OSが起動できない状態からの復旧やデータ操作などが可能です。
実行できるPlaybookなど詳しくは、『IIJフレックスレジリエンスサービス マニュアル』の「リハイドレート機能」をご覧ください。
【注意】
- macOS及びChromeOSのデバイスは、本機能のサポート対象外です。
- Microsoft Surfaceのデバイスはサポート対象外です。
- 「ARM」ベースのデバイスはサポート対象外です。
- デバイスの状態によってPlaybookが実行できない場合があります。
- イメージファイルの作成方法や、バッチスクリプト自体についてのお問い合せは受け付けておりません。
- Playbookをデバイスで実行するには、デバイスが有線でネットワーク接続されている必要があります。
デバイスがBitLocker以外の暗号化製品によって暗号化されている場合、Playbookは実行されません。
要件
本機能は、Standardグレードをご契約のお客様の、以下の要件を満たしたWindowsデバイスでのみ利用できます。
- Absolute Persistenceモジュールが有効。Absolute Persistenceモジュールについて詳しくは、「Absolute Persistenceモジュール」をご覧ください。
- Absolute Persistenceモジュールのバージョンが2.0以降
- 「x86」ベースのデバイス
- 「TPM2.0」が有効
- 「Boot Order Lock 」が無効
- 「Secure Boot」が無効(Secure Bootが有効な場合、Secure Boot設定の「Microsoft 3rd Party UEFI CA」が有効)