マルチホームオプション

本サービスを複数ご契約いただき、本オプションをご契約いただくことで、複数の本サービスを連携して制御する冗長構成を提供します。

制限事項
  • Type-D及びType-Sでは利用できません。
  • 弊社からお客様ネットワーク方向の経路設定は128経路以下である必要があります。128経路を越える経路情報は登録できません。
お客様ルータとのBGP接続仕様

各タイプの基本仕様と同様です。詳しくは「サービス提供構成」から各タイプの仕様をご覧ください。

マルチホーム仕様
項目 説明
論理接続ペア(pvc)あたりのオプション契約数 論理接続ペア(pvc)に紐づけ可能な本オプション数は1つです
マルチホーム紐づけ可能な論理接続ペア(pvc)数の上限 マルチホームとして構成できる論理接続ペアは2つまでです。論理接続ペアを入れ替える目的で一時的な上限緩和が必要な場合は事前に担当営業へ相談してください
接続先PBB メインロケーションの論理接続ペア(pvc)とバックアップロケーションの論理接続ペア(pvc)共に同一PBBに接続する必要があります
ルーティング
  • メインロケーションの論理接続ペア(pvc)とバックアップロケーションの論理接続ペア(pvc)共にBGPで構成する必要があります
  • メインロケーションの論理接続ペア(pvc)とバックアップロケーションの論理接続ペア(pvc)それぞれに接続するお客様ネットワークは、本サービスに向けて同一Prefixを広報する必要があります
AS番号 メインロケーションの論理接続ペア(pvc)とバックアップロケーションの論理接続ペア(pvc)に接続するお客様ネットワークのAS番号は同一値で構成する必要があります
下りトラフィック制御
  • Type-A及びType-Bでは、本サービス収容ルータが適切なBGPのMED値を設定します。Type-Cでは、お客様ルータで適切なBGPのMED値の設定が必要です
  • メインロケーションの論理接続ペア(pvc)とバックアップロケーションの論理接続ペア(pvc)それぞれに接続するお客様ルータで同じMED値を設定する必要があります。異なる値を設定した場合はマルチホーム動作をサポートしません
上りトラフィック制御

本サービスは優先制御を行いません。お客様ルータでLocal Preferenceなどの設定が必要です