proxy経由での接続 (PIX-MT100/110 + Raspberry Pi)
proxy内のネットワークからセットアップを行う場合
proxy内のネットワーク(インターネットに直接繋がっていない環境)からセットアップを行う場合は、事前に以下の設定をしてみてください。
Raspberry Pi Imagerの使用について
proxy内からRaspberry Pi Imager を使用する場合
proxy内からRaspberry Pi Imager を使用する場合、"OS" ボタンを押しても、インストールできるOSが選択肢に表示されません。そのため、こちらのページ(日本のミラーサイト)から Raspberry Pi OS のイメージをあらかじめダウンロードした上で、"OS"で「カスタムイメージ」を選択してください。
Raspberry Pi OSの設定について
全般のproxy設定
以下の通り設定ファイルを作成してください。
sudo nano /etc/profile.d/proxy.sh
以下の内容を記述してファイルを保存してください。 "http://user:pass@proxy.example.jp:8080/" の部分は自身のproxyサーバーの設定に置き換えてください。
PROXY_URL="http://user:pass@proxy.example.jp:8080" HTTP_PROXY=$PROXY_URL HTTPS_PROXY=$PROXY_URL FTP_PROXY=$PROXY_URL http_proxy=$PROXY_URL https_proxy=$PROXY_URL ftp_proxy=$PROXY_URL export HTTP_PROXY HTTPS_PROXY FTP_PROXY http_proxy https_proxy ftp_proxy
aptのproxy設定
以下の通り設定ファイルを作成してください。
sudo nano /etc/apt/apt.conf
以下の内容を記述してファイルを保存してください。 "http://user:pass@proxy.example.jp:8080/" の部分は自身のproxyサーバーの設定に置き換えてください。
Acquire::http::proxy "http://user:pass@proxy.example.jp:8080"; Acquire::https::proxy "http://user:pass@proxy.example.jp:8080"; Acquire::ftp::proxy "http://user:pass@proxy.example.jp:8080";
wgetのproxy設定
以下の通り設定ファイルを作成してください。
sudo nano /etc/wgetrc
ファイルの最下行に以下の記述を追記して、ファイルを保存してください。 "http://user:pass@proxy.example.jp:8080/" の部分は自身のproxyサーバーの設定に置き換えてください。
http_proxy = http://user:pass@proxy.example.jp:8080 https_proxy = http://user:pass@proxy.example.jp:8080 ftp_proxy = http://user:pass@proxy.example.jp:8080
再起動
以上の設定が完了した後、OSを再起動してください。
sudo reboot
初期設定完了後について
Raspberry Pi の設定が完了し、LTE回線が接続できる状態になった後は、上記のすべての設定を削除してください。