Microsoft Azure ExpressRoute 回線を作成する

Microsoft Azure ExpressRoute 回線の作成方法を説明します。

【注意】

  • 本手順ではクラウドポート/タイプMの導入において、ExpressRoute 回線の構築方法を説明しています。
    • 手順に記載以外のMicrosoft Azureリソースの設計及び構築は、Microsoftの公式ドキュメントを参照の上、お客様自身で実施してください。
  • Microsoft Azure Portalの操作方法について不明点がある場合は、Microsoftサポートへお問い合わせください。
  • IIJ GIO with Microsoft Azure/ExpressRouteを利用し、弊社でExpressRoute 回線を手配する場合は、本手順の対応は不要です。
  • Private Peering及びMicrosoft Peering両方を利用する場合、一つのExpressRoute回線で両方のPeeringを利用できます。

※本手順に登場するMicrosoft Azure Portalの画面例や用語は2025年3月時点のものです。

1.「コントロールパネル」に従い、「管理対象ネットワーク」画面を表示します。

2.導入対象のサービスコード(shb########)のリージョンを確認します(後の手順で使用します)。

3.ExpressRoute 回線を作成するアカウントにてMicrosoft Azure Portalにログインします。

4.検索ボックスに「ExpressRoute circuits」と入力し、「ExpressRoute circuits」をクリックします。

ExpressRoute 回線一覧画面が表示されます。

5.「作成」をクリックします。

ExpressRoute 回線作成画面が表示されます。

6.「次」を押しながら、それぞれのタブについて以下の内容を入力します。

「次」をクリックして表示される「監視」および「タグ」タブは、お客様任意で入力してください。

タブ項目内容
構成サブスクリプション任意のサブスクリプション
リソースグループ任意のリソースグループ
回復性「標準の回復性」
リージョン

手順2で確認したリージョン名に応じて入力

  • 「TYO」の場合
    • 「Japan East」
  • 「OSK」の場合
    • 「Japan West」
回線名任意の回線名
ポートの種類「プロバイダー」
ピアリングの場所

手順2で確認したリージョン名に応じて入力

  • 「TYO」の場合
    • 「Tokyo2」
  • 「OSK」の場合
    • 「Osaka」
プロバイダー「IIJ Smart HUB」
帯域幅任意の帯域幅
SKU任意のSKU
課金モデル任意の課金モデル
監視推奨されるアラート ルールを有効化任意で選択
タグ-任意で追加

7.入力した内容を確認の上、「作成」をクリックします。

ExpressRoute 回線が作成され、デプロイ画面が表示されます。

8.デプロイが完了したら、手順5に戻り、作成したExpressRoute 回線のリソース名をクリックします。

ExpressRoute 回線の詳細画面が表示されます。

9.サービスキーを確認します。

以上、Microsoft Azure ExpressRoute 回線の作成が完了しました。

クラウドポートの初期設定を行う」に戻り、作成したExpressRoute 回線のサービスキーを入力してください。