利用者の構成情報参照範囲を制限する

複数の担当者が複数の役割で構成情報を参照する際、担当者ごとに参照できる情報を制限します。

不要な情報へのアクセスを防止したり、担当システムの構成情報へのアクセスが容易になります。

本機能の利用には、「構成管理」のご契約が必要です。

本ページでは、担当者ごとに参照できるノード情報を、管理グループで制限する設定について記載しています。同様の設定で他の情報も参照を制限できます。

ノード情報参照範囲と管理グループ設定例

  1. 管理グループの登録
    「構成管理」の「管理グループ登録」で、ユーザとノードを所属させる管理グループを登録します。
    管理グループに、システムAとシステムBを登録します。ユーザとノードへの管理グループ割り当てができるようになります。
  2. ユーザの管理グループ割り当て 
    「構成管理」の「所属グループ登録」で、ユーザに対して、所属する管理グループを割り当てます。
    ユーザAの管理グループにシステムA、ユーザBの管理グループにシステムBを割り当てます。ユーザCの管理グループにシステムA、システムBを割り当てます。
    ユーザが管理グループに所属します。
  3. ノードの管理グループ割り当て
    「構成管理」の「一覧情報登録」で、ノードIDに対して、所属する管理グループを割り当てます。
    「ノード一覧」で、ノード1の管理グループにシステムA、ノード2の管理グループにシステムBを割り当てます。
    ノードが管理グループに所属します。ユーザが参照できるノード情報が、ユーザと同じ管理グループに所属するノード情報に制限されます。
    ※管理グループに所属していないノード情報は制限されません。


IIJ統合運用管理サービス
初めて設定ガイド

Version 4.0
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