7.4.3. Node-RED

4.2. Node-RED」で示したNode-REDもビルトインサーバーに対応したアプリケーション開発に使用できます。

Node-REDへの接続方法は「4.2. Node-RED」を参照してください。

 

図7-23はNode-REDでアップリンクデータを受信するデモです。

入力タブからlorawanを、出力タブからdebugをフロー1タブにドラッグしてください。

次にこれら2つを接続し、右上の[デプロイ]ボタンをクリックします。その後[debug]タブに切り替えます。 

アップリンクを受信すると、図7-23に示すように[debug]タブにアップリンクデータが表示されます。


  図7-23 アップリンクデータの受信
 
 図7-24 ダウンリンクデータの例

 

図7-24はNode-REDでダウンリンクデータを送信するデモです。この例ではinjectプラグイン、lorawan出力プラグイン、functionプラグインが必要です。

送信されるダウンリンクデータはfunctionプラグインのmsg.payloadとして表示されます。データは16進数またはbase64で表され、システムがデータ型を自動検出します。

送信先のDevice EUIとPortはlorawan出力プラグインで入力できます。

[デプロイ]ボタンを押すと、injectプラグインの前にあるを押してダウンリンクデータの送信をトリガーできるようになります。