申請情報の登録(GMOグローバルサインOV品目)
本サービスの新規申込が完了後、サービスの運用管理担当者にて、CSRの入力と申請情報の新規登録を行います。
- 本サービスの新規契約申込が完了していない場合は、先にサービスグループの運用管理担当者にて「新規(申請代行証明書品目)」のお申込みを行ってください。
本ページでは、申請代行証明書品目の以下GMOグローバルサイン社品目を対象に説明します。
- 企業認証SSL
- 企業認証SSL/ワイルドカードオプション付き
目次
- 事前準備
- CSRの入力・申請情報の登録
事前準備
CSRの入力と申請情報を登録すると、認証機関にサーバ証明書の発行申請が行われ、認証機関における審査が開始されます。
スムーズな審査対応のための事前準備として、以下チェックリストの内容をあらかじめご確認ください。
■事前準備用チェックリスト
確認事項 | 詳細 | |
---|---|---|
01 | 申請団体は第三者データベースに登録されているか?また、どのような情報が登録されているか? | CSRや申請団体情報を登録する際は、第三者データベース(帝国データバンクや東京商工リサーチ等)に登録されている情報を入力する必要があるため、事前に登録情報をご確認ください。 なお、申請団体が第三者データベースに登録されていない場合、別途書類等の提出が必要となり、証明書の発行までに時間を要する可能性があります。あらかじめご了承ください。 |
02 | 定款または第三者データベースに記載されている、申請団体の正式な英文名称は何か? | CSRに申請団体の英文名称を入力する必要があります。 申請団体の英文名称が、第三者データベースに記載されておらず、日本語の団体名の英訳と乖離している場合、認証局から定款の提出や英文名称の訂正を求められる場合がありますので、事前に正式名称をご確認ください。 |
03 | 申請責任者の正式な部署名、役職は何か? | 認証機関による発行審査において、電話による申請責任者の在籍確認が行われます。 登録した申請責任者の部署名や役職が正しくない場合、申請責任者の在籍確認に時間を要する可能性がありますので、事前に正しい情報をご確認ください。 |
04 | (お客様がCSRを作成する場合)CSRは作成できているか? | 「IIJがCSRを作成」を希望しない場合、お客様にてCSRを作成いただく必要があります。作成は、必要に応じてサーバーの管理者やクラウドサービス事業者に依頼してください。 本サービスのCSR/秘密鍵作成ツールを使って作成することも可能です。詳しくは「CSR/秘密鍵作成ツールを使いたい」をご覧ください。 |
05 | 認証機関から以下のメールアドレスに送信されるドメイン名使用権確認メールは受信可能か?
例)コモンネームが「www.example.jp」の場合、ベースドメイン名は「example.jp」 | 申請後、認証機関からドメインの使用権を確認するための審査がメールで行われます。 メールは左記のメールアドレス宛に送信されますので、事前にいずれかのメールアドレスにてメールが受信できることをご確認ください。 受信できない場合は、左記いずれかのメールアドレスで受信できるようにご対応ください。対応方法については、「Q. GMOグローバルサイン社品目のサーバ証明書の発行申請時に送信されるドメイン名使用権確認のためのメールの宛先はどこですか。」をご覧ください。 ただし、申請状況によってはドメイン名使用権確認メールの送信が省略される場合があります。 |
06 | 認証機関からの電話による申請責任者の在籍確認に対応できるか? | 認証機関から電話にて申請責任者の在籍確認が行われます。 電話は申請団体の第三者データベースに登録されている代表電話番号宛に架けられますので、確実に対応できるよう、代表電話に出られる方へのお知らせ等、事前に社内調整を行ってください。 詳しくは、GMOグローバルサイン社のWebサイトの「電話による申請確認の流れ」をご覧ください。 |
CSRの入力・申請情報の登録
チェックリストの確認が完了し、準備が整ったら、IIJサービスオンライン(https://help.iij.ad.jp/)にアクセスして、以下の手順にてCSRの入力と申請情報を登録してください。
メニューの表示方法
トップページ > 設定と管理 > サービスの設定と管理 > IIJサーバ証明書管理サービス > サービストップ > 申請情報の登録
1.各項目を設定し、「次へ」ボタンをクリックします。
※お申し込みの品目により入力項目が異なります。以下に、注意が必要な入力項目について説明します。
■CSR情報
CSRの情報を入力します。
第三者データベースに登録されている情報を入力してください。
CSRの情報が審査対象となり、発行されるサーバ証明書のSubjectに記述されます。
項目 | 説明 |
---|---|
CSR の作成方法 | CSRの作成方法を選択します
|
都道府県 | 「IIJがCSRを作成」を選択した場合に入力します
ただし、実際に証明書情報に使用できる文字は認証機関により異なります。 |
市区町村 | |
組織 | |
部門 | 部門情報の利用は廃止されました。本情報を登録しても、発行されるサーバ証明書には記載されません。 |
- お客様がCSRを作成する場合は、CSR/秘密鍵作成ツールを利用できます。利用方法について詳しくは、「CSR/秘密鍵作成ツールを使いたい」をご覧ください。
- お客様がCSRを作成する場合は、「CSR情報」は編集できません。
- 「IIJがCSRを作成」を選択した場合、CSRと共に秘密鍵も弊社が作成して保管します。弊社が作成した秘密鍵の取得方法について詳しくは、「サーバ証明書・秘密鍵のダウンロード(申請代行証明書品目)」をご覧ください。
- 弊社のサーバ証明書対応サービスと連携してサーバ証明書を利用する場合、CSRは弊社が作成しますので、CSRの作成方法は「IIJがCSRを作成」が選択されます。お客様がCSRを作成することはできません。サーバ証明書に対応した弊社サービスについて詳しくは、「サーバ証明書に対応した弊社サービスの利用」をご覧ください。
- 発行されるサーバ証明書のSubjectは、CSRの情報と異なる情報となる場合がございます。
■申請団体情報
申請団体の情報を入力します。
第三者データベースに登録されている情報を入力してください。
項目 | 説明 |
---|---|
組織名 | 入力不要です。CSRに登録した情報で申請します |
都道府県 | 入力不要です。CSRに登録した情報で申請します |
市区町村 | 入力不要です。CSRに登録した情報で申請します |
番地・地名 | 申請団体の住所の番地・地名を入力します |
ビル名 | 申請団体の住所にビル名がある場合は入力します。ビル名がない場合は省略可能です |
企業コード | 申請団体の第三者データベースの企業コードを入力し、認証機関を選択します 第三者データベースへの登録がない場合は入力不要です |
■申請責任者情報
申請責任者の情報を入力します。
この情報をもとに認証機関は、申請意思確認の電話、及びメール連絡を申請責任者へ実施いたします。
申請責任者は、申請組織に在籍し、認証機関からの申請意思確認等の電話に対応可能な方をご登録ください。
ドメイン使用権を確認するためのメールの宛先について詳しくは、「Q. GMOグローバルサイン社品目のサーバ証明書の発行申請時に送信されるドメイン名使用権確認のためのメールの宛先はどこですか。」をご覧ください。
項目 | 説明 |
---|---|
組織名 | 申請責任者が所属する団体の名称を入力します |
部署名 | 申請責任者が所属する部署名を入力します |
申請責任者名 | 申請責任者の氏名を入力します |
ローマ字 | 申請責任者の氏名をローマ字で入力します |
電話番号 | 申請責任者の直通の電話番号を入力します |
メールアドレス | 申請責任者の直通のメールアドレスを入力します |
承認メールアドレス | ドメイン名使用権を確認するためのメールの送付先として使用する「承認メールアドレス」を指定します 【注意】以下のメールアドレスを指定する場合は、入力フォームにメールアドレスを記入してください。
※本画面上では現在「Whoisに登録済みメールアドレス」を記入するよう表記されていますが、SOA・TXTのメールアドレスも記入可能です。画面表記については今後改修予定です。 【注意】WHOISに掲載されているドメイン登録担当者のメールアドレスは、2025年7月15日以降、利用が禁止になる予定であるため推奨できません。 |
2.内容を確認し、「約款・規約に同意し、上記のとおりサービスを申し込みます。」にチェックを入れ、「申込」ボタンをクリックします。
以上で、CSRの入力と申請情報の登録が完了しました。
1、2週間以内に認証機関からお客様へ発行審査に関する問い合わせが行われます。詳しくは、「ドメイン名使用承認、申請意思回答、及び必要書類提出(申請代行証明書品目)」をご覧ください。
【参考】
- 認証機関からの電話審査時に、申請したサブジェクト情報「コモンネーム(CN)、組織名(O)、市区町村(L)、都道府県(S)、国地域(C))」の確認を求められる場合があります。お手元に対象のサーバ証明書のサブジェクト情報を用意し、認証機関からの連絡をお待ちください。